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アンラッキーヒーロー25

「お前さんよ、気付けよ。お前さんは天才なんだよ。世の中にはな、どんなに努力したって何の才能にも恵まれねえからどーしよーもない奴がいる。でも、お前さんは違うんだよ。目を逸らすことさえ困難なくらいわかりやすい、強烈な才能があるじゃねえか!

“三人”もの人命救っといて、何が無力だ?空飛べねえだ?世の中舐めてんじゃねえぞオタク小僧!事件に遭いやすいっとことはよ、それだけ人を助けたり守ったりできるチャンスが多いってことじゃねえか!お前さんはヒーローになれる素質があるんだよ!オレと同クラスか、もしかしたらそれ以上のな。

事件に遭ってる数は、お前さんのが上だ。なにせGCIのせいで、この街で起こる事件数は散々だからな。それがなければオレほどじゃないと考えるべきか、GCIの跳梁する街に生まれた点も含めて才能と見るべきかはわかんねえ。

いいか、お前さんを自殺する原因にしたそいつは、万人に一人の天賦の才なんだよ。なのに、お前さんはなんだよ。ゴミ拾い馬鹿にしてるくせして、明らかにゴミ拾い以下じゃねえか。寝たきりの病人レベルじゃねえか。

とにかく、だ。ビビって引きこもってる暇があったら、一歩でいいから外に出ろ!どこかで誰かが、お前さんの助けを待ってるかもしれねえんだよ!!」

まことに勝手ながら

『夏のホラー大賞』に作品提出のため、しばらく掲載を休みます。

8月後半ごろに再開予定しております。



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