再戦(西園寺茜)
再戦の約束をした。放課後、テニスコートの事
俺は西日が指すのを、避けるためサングラスとトレイドマークの帽子をかぶりコート横の壁打ちでウォーミングアップをしていた。コートに後から来た。茜がランニングを始める。一応プロリーグ世界ランク43位まで上がった俺だが、目指すは世界ランク上位を目指す俺としては、負ける訳には行かない、茜は、「やっぱりあの時のプレイヤーは、なおちゃんだったんだ。なんであの時黙ってたのかな?」俺は「お前の成長を見たかったんだ、しかし、何も変わっていなかった。」茜は「ガッカリした?」俺は「伸びしろが有るのだから咲川プロの言う通りにトレイニングしろよ。昔の俺のプレイにこだわるな!」茜は「僕に勝てたら言うことを聞くよ。」俺は「そうか。なら世界ランカーの実力ってやつを見せつけなきゃな。」茜は「なんで男子テニス部じゃないの?」俺は、「もう答えいってるとおもうんだがな?世界ランカーが学生の試合に出るのは、反則だろ?チートじゃん。なら、似た競技で、やったことがないバドミントン部選ぶの当たり前だろ?身バレしてるんだし。」茜は「これは試合じゃないよラリーの練習に付き合ってもらうだけだから良いよね?」俺は「それなら構わんが?ラリーなら持久力がものを言うぞ良いのか?」茜が「宜しくお願いします」と言ってラリー勝負が始まる直也は全くその場から動かずに茜を左右前後に振るそれについて行こうとする茜だが、食らいついていけない茜の心は、(なんで私だけ前後左右に振られて直也は振れないの?)と思い始めた。俺は「少し休憩するか?俺はまだ動けるぜ。」と煽る。たおられても申し訳がないので、休憩を入れた1時間は動いた。茜にとってはかなり限界に近い動きだった。と思う。俺はプロテインドリンクを茜に渡して、「アドバイスな。俺は相手の嫌がるラインを正確について行く練習を死ぬほどやっただからギリギリのラインを攻めることができるあ前はさ。必ず真ん中に返す癖が出るクロスラインのロブやショートクロスを覚えろ。後は体感と基礎体力作りをした方がいい全日本選手の大半がこれが出来ないほんの一部の選手だけだ。それを徹底的に練習してみ?かなりいいとこまで行けると思うぞ?後はプロテインを飲めザバスのソイが飲みやすいぞ。まだやるか?根性見せるにしても、まずは、基礎体力と体感だ。家でもできる動的ストレッチと合わせれば効果的だ。今日は終わろうぜ。」茜は悔しそうに俯きながら涙を流すタオルをかぶして泣き顔を見せないでやる俺であるが、俺は「茜よく見ていろ」とテニスボールの缶をコーナーに置き、そこに目掛けて打ち込む。全部命中させ俺は「こんなの出来てまたり前基本中の基本な世界なんだよ俺が今いる場所は、それだけじゃない戦略や、戦術が物を言う世界が世界ランカーの世界だ孤独な戦いに、身を置く者としての先輩からのアドバイスだコーチの話は聞いておけ咲川プロは、粘りの咲川と言われていた名選手だったそんな人の弟子なんだから、自信を持て!以上!」と言ってコートから出ていった俺は「咲川プロこれでいいですか?」咲川プロは「有難う東條プロ」俺は「茜が早くプロの世界に来て欲しいですね。あいつとコンビ組んで、ダブルスしたいですね。では、明日からバドミントン部の練習が始まりますので。俺、試合のゲームメイクは、バドミントンで応用が効きますよ。」咲川プロは、「茜もバドミントンからなにか学べば、きっといいプレイヤーになるのにね」俺は笑いながら「あいつには無理ですよバドはスタミナ、テクニック、タクティクスあの狭いコートの中に詰まっ待てるんですバドのコートの1.5~2倍も有るテニスコートで瞬間的な判断をくだせない茜にはバドは無理ですよ。またご用命がありましたら、ジャンコーチまで、俺は、学年2位のボクっ娘相手にしてる暇がないのでスケジュール合わせはうちのコーチによろです」と言って走り出した。市営のテニスコートまで全力で走るこれも持久力の為のトレイニングである。更にコートの外周を何周も走り込み缶を置いてサーブの練習さらに壁打ちで、時間を待つひたすらフィジカルを鍛えスタミナ、テクニック、パワーを身に付ける地道なトレイニングをしてから、ジャンコーチの実戦形式の打ち合い練習が始まる。咲川プロと茜はコート外から俺の練習を眺める咲川プロは茜に「茜、彼のようなストイックな練習出来る?」茜は「あのラリー勝負の後なのにこの練習量ですか?今の私では無理でしょうね?」咲川プロは茜に「基礎からもう一度やり直す気はある?それなら練習メニュー考えてあげる」茜は「お願いします。」咲川プロは「後、土曜日の練習なんだけど、バドミントンやりなさい彼はタクティクスを鍛えるのにバドミントンはいいんですよと言ってたわ。私もやっるからどうかしら?」茜は「テニスの糧になるならやります。」こうして、茜と咲川プロの、挑戦は、始まった。
更衣室の備え付けのシャワーで汗を流す俺は、「茜にちょっと言いすぎたかな?」とボソッとこぼした。しかし、事実このままならば、茜は先細りしてしまう。折角の伸びしろが無くなるのも勿体ない。そう思ったから口にしたのであって「正しく伝わるといいな?」と切に願うのであった。次の日、噂が持ち上がった。東條直也プロバドミントンに転身か?と言う題の記事だった。報道関係が校門前に集まり俺を囲んだスポ東の記者「東條プロバドミントン部に入部は本当ですか。」俺は「高校生の試合にプロが自分の得意種目で出るのは、いかがなものですかね?テニスではプロですが、バドミントン手はそこから学ぶものも多いですよ冬のバカンスなんかはスキーもやりますしどんな競技も全力で楽しむのが私のモットーですから。テニスはプロとして、学校の部活は部活としてやらせて頂きます。これが全てですあとのコメントはノーコメントです。」とキッパリと答えた。大抵のタブロイド紙なんて、尾ひれを付けて面白おかしく書き立てる。ただし、転身の意思わないと言うことだけ伝われば良いのだ。三河さんは、俺が席につくなり「お疲れ様です」と話しかけてきた。、俺は「連日同じ質問に同じ答えをしても疲れるだけなんだけどね」と言ってカーテンを締める。俺は「三河さん変な質問されなかった。あのバカ連中に?」桜は「う〜ん学校での東條さんのかとは聞かれたかな?真面目で実直な方ですねとは答えましたが?」俺は「ごめんね巻き込んじゃって」桜は「私は本当の事しか答えてませんが?」俺は「ああ言う三流タブロイド紙はさ、その言葉をねじ曲げて面白おかしく書き立てるのが仕事なんだよだから三河さんのコメントが嘘で塗り固められるケースも多いんだ。なるべくノーコメントでと言って構内に入る方が得策かな?」桜は「今後はなるべくそうします。」俺は「アイツらとは関わらない方がいいよ。」桜は「天野川さんは、妄想爆発されてましたけど?」俺は「はぁ?なんて?」桜は「学年で1番美しい私にきっと惚れますわおほほほほとかなんとか?」俺は頭を抱えて「俺の好みじゃないんだよあいつは寧ろあの手合いは大嫌いなんだわ!」桜は「では、幼馴染の西園寺さんですか?」俺は、「茜は、良きライバルかな?好きとか嫌いとかの次元じゃなくテニスジュニアの仲間だった元戦友だよ。」と語った。




