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第四章 「実行」



芸術祭のお披露目会は、結局ナタリーだけのステージとなってしまった。

だが、彼女は満足そうに一人のステージを楽しんでいたと、風の噂で広まった。


ケイシーは、チャペルへやってきていた。

以前と同様に、一番前の椅子に座っている。

守護者という制度は一旦休止となり、シリウスと共に、処分が下されるのを待っている状況だった。


ケイシーは力のない表情で視線を落とした。

ナタリーとの婚約発表は延期になった。

だが、そんなことは彼にとってどうでもよかった。

ケイシーが今、気に掛けていることは……。

オルマンダの家にも、シリウスとの関係が露見してしまったことだ。

(……もう二度と……シリウスとは話せないだろうな……)

ケイシーは悲しそうに目を閉じた。

すると、ステンドグラスから光が差し込み、彼の姿を明るく照らし出した。

七色の光が顔に当たり、ケイシーは目を開けると、眩しそうに上方を見上げた。

創立者「ワンダーソン・メンデン祭司」を模ったステンドグラスが光り輝いている。

ケイシーは、ぼーっとそれを見つめた。

段々意識が遠のき始めたが、彼はそれから目を離すことができず、ただステンドグラスからの温かな光を浴び続けた。



「災いをもたらす者に、制裁と報いを……」



その言葉は、彼自身の言葉だったのか……。




保健室には、椅子に座って、ベッドに横たわるフランの顔を見つめるシリウスがいた。

「…………」

目覚めた彼女に、一体なんと声をかけたらいいのかーー。

シリウスは眉間にしわを寄せて目を閉じた。

フランに拒絶されたこと。

彼にとってこれほど辛いことがあるだろうか。

彼女を守り抜くつもりが、あろうことか彼女の繊細な心に一生の傷をつけてしまった。

シリウスの熱く燃えていた決意の炎は、一瞬にして消えた。

「……っ……っ」

フランの姿にまともに目を向けられないシリウスは、背中を丸めて肩を震わせた。

彼女を守れなかった虚しさと自身の情けなさに打ちひしがれていた。

その時、保健室の扉が開いた。

先生が戻ってきたのか。そう思ってシリウスが振り返った。

「……っ!?」

シリウスは目を見開いた。

扉に立っていたのは、ケイシーだった。

「……ケイシー……」

シリウスは彼を見ると、身体を戻して視線を前に向けた。

「…………」

扉を閉めたケイシーは、スタスタとシリウスの方へ歩いた。

横にきたケイシーの方にシリウスはチラッと目を向けると、すぐに視線を戻した。

「…………あれから、目を覚まさないんだ。医者の話では、以前からのストレスの蓄積で、心身共に限界に近かったそうだ…………あのリハーサルでのことが追い打ちをかけた……あれがなければ、少しずつでも良くなっていたはずなのに……」

うつむくシリウスは小さくかすれた声で言った。

「…………」

ケイシーは黙っている。

シリウスは顔を少し上げた。

「……お前があんなに追い詰められていたなんて……知らなかった……気がついてやれなかった…………オレは…………っ」

ケイシーにとって、今の自分は一体なんなのかーー。

結局、愛するフランにも、大事な親友であるケイシーにも辛い思いをさせた。

自分の不甲斐なさに、シリウスは目を閉じてうつむいた。

彼にとっての唯一救いは、ケイシーがナタリーの思惑から逃れられたことだ。

……だが、それも時間の問題だ。

今は事態が収まったが、またいつあの悪女の魔の手が迫ってくるかわからない。

シリウスがケイシーと今後の対策を練ろうと、口を開いた時だった。



「……許された……災いをもたらす者に制裁を……」



「……え……?」

顔を上げたシリウスはケイシーに目をやった。

「っ!?」

シリウスはハッとした。

ケイシーは表情を変えず、前をまっすぐに見据えている。

その目は暗く濁っていた。

彼のものとは思えぬほどにーー。

「……ケ、ケイシー!? ……お前……っ」

シリウスは慌てて立ち上がった。

「災いは聖火の力で昇華される。悪魔の魂を浄化したければ、方法はひとつ…………」

ケイシーは顔色ひとつ変えなかった。

「…………っ」

シリウスは彼の異変に戸惑い、言葉を詰まらせた。

「聖火が上がるのは神の聖域だけだ…………」

ケイシーはそう言い残すと、身体を返して、スタスタと扉の方まで歩いた。

「…………」

扉から出ていく様子を、シリウスは冷や汗をかきながら見ていた。

「……聖火……」

何かを考え呟いたシリウスは、フランの方に視線を戻し、神妙な面持ちで眠る彼女の顔をじっと見つめた。



保健室を後にしたケイシーは、正気を失ったような様子で自室に足を向けた。

遠くの廊下で、そんな彼に気がついた者がいた。

「兄さん!」

エンジーはケイシーを呼び止めた。

だが、ケイシーはそのまま行ってしまった。

「…………兄さん……?」

ケイシーの様子がおかしいことに、エンジーはすぐに気がついた。

その時、校舎の鐘が鳴り響き、エンジーは教室に戻ろうと身体を返した。

「…………」

が、エンジーは足を止めた。

(……兄さんも授業のはずなのに……)

エンジーは不思議に思い、先ほどの彼の様子も気になって、妙な胸騒ぎを覚えた。




白月の守護者であるバーバラとクァント。

そして黒陽の守護者であるリドルとカミーユが、校長室に呼び出されていた。

「今後の守護者としての活動について、話をしようと思ってね。君たちを呼び出したのは、他でもないのだが……」

メンジャークリン校長は、椅子をクルッと回し、机に肘を付けて、前に並ぶ四人の方へ顔を向けた。

四人は皆、暗い表情で立っている。

「やはり、今の制度は中止ですか?」

カミーユが一歩前に出て聞いた。

「守護者の制度は見直さなければならないな……」

校長の言葉に、カミーユを含めた四人は、一様にうつむいた。

彼らの様子を見て、校長が言った。

「いや、私も驚いているのだよ。生徒に騙されていたなど……世間に公に出来る話ではない。こんなことは、学園始まって以来の恥だ」

校長は椅子から立ち上がり、四人に背を向け、後ろに手を組んだ。

「君たちも屈辱だっただろう……私も今の君たちの気持ちが良くわかる。ただ、どうかこのことは内密にしてもらいたい。後は、私が両家と相談して判断を下す」

校長の言葉に、四人は顔を上げた。

校長は首だけを動かして、顔をそちらに向けた。

「私は白月と黒陽の部門制度に誇りを持っている。制度を残すのは、創立者ワンダーソンの意思を尊重することでもある。内密にして欲しいのは、噂が大きくなって、制度の再建を難しくしないためだ……君たちの努力を無駄にしないためでもあるんだよ?」

「…………」

彼らの不満げな気配を察しながらも、校長はフッと息を漏らして顔を戻し、淡々と続けた。

「けれど、再建はいつになることかわからない。君たちも、今期の活動はないと思ってくれたまえ」

「…………でもっ!」

バーバラが校長に物申そうとした。

だが、すぐに隣のクァントに肩を掴まれ止められた。

一生徒の我々が何を言ったところで無駄だと、クァントの目が語っていた。



四人は校長室を出た。

「予想どおりでしたね」

カミーユが言った。

「ま、今後は派閥のピリピリした感じが無くなると思えば、清々するけどな」

クァントが組んだ両手を頭の後ろに当てて言った。

隣のバーバラは、浮かない顔でうつむいている。

「ったく。ほんといい迷惑だよな。僕たち(もてあそ)ばれていたなんて。真面目にやってたのがバカバカしくなるよ」

リドルの言葉を聞いた瞬間、バーバラの肩がピクリと跳ね上がった。

「アンタ! 本当にそんなこと思ってんの!?」

リドルだけではなく、カミーユとクァントも驚いて彼女に目をやった。

「シリウスは本気でフランのことを想ってたんだよっ!? そんなアイツが、学園の制度を利用して、フランを(おとし)めるようなことするわけないじゃないさっ!!」

今にも掴みかかってきそうなバーバラに、リドルはたじたじになった。

「フランはナタリーが追い詰めたんだろ? シリウスとケイシーは、自分たちのお遊びのせいで、まさかそこまで事が大きくなるとは思ってなかったんじゃないのか?」

バーバラは尚更頭に血を上らせた。

「アンタ、オルマンダ家の配下のクレイユバン家の人間のくせに、ケイシーのことが信じられないわけ? テキトーに守護者やってたの!?」

「なっ!? そんなわけないだろっ!! 僕だってケイシーを信じたいんだっ! けどな……っ」

二人が言い争うのを、カミーユとクァントが止めようとした。

だが、バーバラは勢いを無くしてうつむいた。

「……仲がいいのが……そんなに悪いことなの……?」

三人はハッとした。

「確かに、白月と黒陽の争いはここの伝統だよ? ……けど、それに合わせて、クロスアルド家とオルマンダ家の人間が、本当に憎み合わなければいけないなんて決まり、ないんじゃないの……?」

肩を震わすバーバラの言葉に、三人は黙った。

バーバラは顔を上げた。

「アタシはシリウスに利用されたなんて思ってないよ……」

「ああ……アイツは、家のために仕方なく白月のエースを演じていただけだ。俺たちのリーダーにはかわりない……」

クァントもバーバラの気持ちに同意し、彼女と目を合わせて頷いた。

「こちらも、クイーンのことをエースに押し付けてばかりで、彼の本当の思いも知らずに、極限まで追い詰めてしまいました……私たちがエースを責めるのは、間違っていますね……」

カミーユは、今までのケイシーの様子を思い返して反省していた。

「ぼ、僕だって、そんなこと思ってなかったさ……けど、ナタリーがあんな風に言うもんだから……」

リドルの言葉にバーバラは便乗した。

「そうだよ…………全部……全部あの女のせいなんだ! あの勘違い悪魔のせいで……フランが……っ」

バーバラは両手で顔を覆い、その場で声を上げて泣き出した。

隣にいたクァントが彼女の肩に手を置いて、気持ちを分かち合った。

カミーユは胸を痛めるように深く目を伏せた。

バーバラの涙する姿を目にしたリドルは、拳を強く握りしめた。

ナタリーの言葉を鵜呑みにして、親友を疑ってしまった自分自身を情けなく思い、許せなかったからだった。



「…………」

校長室では、校長が四人の話に聞き耳を立てていた。

扉の前で険しい表情で立っていたが、四人の気配がなくなると、「チッ」と舌打ちをして、机の方へと戻っていった。




自室に戻ったケイシーは、あの保健室での表情のまま、ソファに座っていた。

濁った目は正面の部屋の壁に向けられていたが、何を見ているわけでもないようだ。

すると、扉をノックする音が部屋に響いた。

その瞬間、ケイシーは呪縛が解けたようにハッと我に返った。

「……兄さん? 僕……」

扉の外からエンジーが呼びかけた。

「……エンジー?」

ケイシーはゆっくりとそちらに顔を向けた。

「開いてるぞ」

ケイシーの返事を聞き、エンジーは部屋の扉を開けた。

うかがうように中を覗き、ソファに座っているケイシーを見ると、少し安堵した様子で部屋に足を踏み入れた。

「大丈夫? 兄さん」

「……何がだ?」

心配して聞くエンジーに、ケイシーは疑問の顔を投げた。

「なんだか元気がないみたいだ。……それに、授業にも出てないだろ?」

「…………」

ケイシーは黙った。

エンジーは先日のことを知らず、今、兄が処分を下されるまで待機の命を受けていることも知らされていない。

校長は決定を下すまで、全校生徒には全てを黙っているつもりのようだ。

「少し気分が悪くてな…………」

「…………」

エンジーは、視線を落とす兄を黙って見つめた。

ひどく疲れ切った様子が全身から伝わり、その原因を探ろうと、エンジーが口を開いた。

「……兄さん……」

その時だった。

「ケイシー! 開けるぞ!」

ノックと同時に勢いよく部屋に入ってきたのは、シリウスだった。

「シリウスっ!」

エンジーは驚いた。

「エンジー! 来てたのか」

シリウスも驚いてエンジーに目をやったが、すぐにケイシーの方に戻し、彼のもとに駆け寄った。

「シリウス、どうしたんだ? 今は接触を禁じられてるんだ。誰かに見られたら……」

ケイシーは近くにきたシリウスを見上げて言った。

先ほどの濁った目は消え、いつもの表情に戻っていることに、シリウスは少し安心した。

シリウスは手前の椅子に腰掛けながら言った。

「どうしたじゃないだろ! 保健室でのお前の様子がおかしかったから、心配して来たんじゃないか!」

「…………ああ」

先ほどのことがうっすらと記憶に残っているケイシーは、視線をそらせて返事をした。

「…………」

二人を見ていたエンジーは、ソファから立ち上がり、キッチンへと移動した。

(……シリウスも授業に出ていない……それに、接触を禁じられているって……?)

不安を抱いたエンジーは、お茶を用意しながら、二人の会話に聞き耳を立てた。

「さっき保健室で言ってたこと……聖火で悪の魂を浄化するって……お前、ナタリーを……っ」

シリウスが言い終えるより早く、ケイシーは被せるように声を低くした。

「あれは….…祭司の唱えに(なぞら)えただけだ……あいつの邪悪な心を消すには、それが効果的だろうと思っただけで……本当にそんなこと出来るわけがない……」

ケイシーは視線を落とした。

「…………」

シリウスは、ケイシーの顔をじっと見据えた。

「いや……オレは可能だと思う」

「……え?」

シリウスの言葉が聞き間違えだと思い、ケイシーは眉をしかめて彼に目を向けた。

「あいつにフランと同じ……いや、それ以上の恐怖を味わわせてやりたい。あの女の悪の心は、もうオレたちの言葉には耳を傾けないだろう」

シリウスの訴えに、ケイシーは視線を落とした。

シリウスは続けた。

「オレは……フランが哀れでならないんだ……あいつを守ると決めた矢先に、こんなことに……」

次第にシリウスは額を片手で覆い、うなだれた。

「シリウス……」

ケイシーは悲痛な思いで彼に目を向けた。

「……フランが……このまま目を覚まさなかったら…………オレは…………っ」

いつも強気で毅然としているシリウスが、こんなにも弱々しい姿を見せている。

ケイシーにとって、シリウスは昔から憧れの存在だった。

ーー彼が、また昔のように力強く笑ってくれるのなら……。

ケイシーは一度目を閉じ、またゆっくり開くと、シリウスをじっと見つめた。

「…………わかった。俺も協力する」

「ケイシーっ!?」

シリウスは驚いて彼に目をやった。

「君がナタリーを呼び出したところで、彼女はきっと警戒するだろう。それなら、俺が呼び出した方が、彼女が現れる可能性は高い」

ケイシーの言葉に、シリウスは眉をしかめた。

「……やっぱり、婚約の話はまだ生きてるのか?」

ケイシーは苦笑いを浮かべて頷いた。

シリウスは視線を落とした。

ケイシーはそんな彼の顔をうかがうように問いかけた。

「……けど、俺たちは接触禁止令が出ているんだ。それに、あんなことがあった今、騒ぎを起こすとどうなるか……それを理解してのことなんだろうな?」

ケイシーの忠告にシリウスは頷いた。

「わかってる…………それでも、お前との仲は両家にバレてしまったんだ。結局処罰を受けることになるなら、もう何をしたって同じことだ……」

シリウスはゆっくりと視線を上げ、ケイシーを見つめた。

二人は互いに深く頷き合い、その瞳に静かな、しかし決して消えない覚悟の炎を灯した。

「…………」

キッチンにいるエンジーは手を止め、痛切な表情でうつむいた。



ケイシーの部屋では、例の計画が練られた。


「問題は、聖菩樹の火を気にしながら、ナタリーをチャペルに閉じ込めなければならないことだ」

腕を組んだシリウスが言うと、ケイシーが頷いた。

「そうだな。聖菩樹が全焼すると、隣のチャペルに火が移る可能性がある…………チャペルには二つ扉があるから、俺たちはその両方に立って、出口を塞がないといけないしな……」

「あそこから、聖菩樹がちゃんと見えるか?」

「…………」

二人は「うーん」と考え込んだ。

「僕が見ていようか?」

キッチンから出てきたエンジーが、ティーセットを乗せたお盆を持って言った。

「エ、エンジーっ!? お前、何を言い出すんだ!?」

ケイシーは驚いて立ち上がった。

「火が大きくならないように、見ていればいいんだろ?」

エンジーはテーブルにお盆を置き、驚くケイシーとシリウスを交互に見ながら言った。

「そ、そうだけど……」

シリウスは戸惑いながらケイシーを見上げた。

「だ、駄目だっ!! お前はこのことに一切関わるな! 俺たちの計画も、絶対に人に話すなよ!?」

なんの関係もない弟を巻き込むわけにいかず、ケイシーは必死な形相で頑なに反対した。

「僕だって兄さんたちの力になりたいんだ!」

引き下がろうとしないエンジーの固い意志に、ケイシーは何も言えずに黙った。

ケイシーがどこまでも弟想いなこと、そして二人の兄弟の絆が変わらないことを知っているシリウスは、その様子に小さく微笑んだ。

「あのナタリーって人に辛い目に遭わされていたのに、何もないだなんて、僕にまで嘘をつくなんて……」

エンジーは寂しげな表情を一変させ、強い眼差しをケイシーに向けた。

「もう、あんな兄さんを見たくないんだっ! ここでナタリーを大人しくさせないと、兄さんはあの女の言いなりになって、結婚させられることになるんだぞ!?」

「……エ、エンジー……」

ケイシーはエンジーの勢いに押された。

「……僕……そんなヤツ、屋敷に招き入れて欲しくない……」

「…………」

黙って聞いていたシリウスは、彼の気持ちを察し、一度目を閉じると、再び開けてケイシーを見上げた。

「……火を見るだけだし、任せてもいいんじゃないか? 火が大きくなる前に、非常ベルを押してすぐにその場から去れば、目撃されることもないだろう」

シリウスはエンジーに目を向けた。

「シリウス……っ!」

エンジーは嬉しそうにシリウスを見つめた。

「…………っ」

どこか腑に落ちない様子のケイシーだったが、「はぁ」っとため息をつくと、しぶしぶ承諾した。

「わかった……けど、必ずすぐにその場から立ち去れよ! ベルを押したら、この学園は、すぐに消防隊が駆けつけることになっているんだ! 絶対に見られないようになっ!!」

ケイシーは念押しした。

「わかった!」

エンジーは大きく頷いた。

腕を組んで気に食わない様子のケイシーを見て、シリウスはクスッと笑った。







二ヶ月後の創立祭の前夜、チャペルに火の手が上がり、学園には黒煙が立ち込め、辺りはサイレンの音が鳴り響いた。



彼らの計画通りにいかなかったことは、一目瞭然の光景だったーー。





エピローグへ続きます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

次のエピローグで最終回です。

次回もどうぞよろしくお願いします!

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