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【5000pv達成!!感謝!!】子爵家を追放されたら幸せが待っていた〜私は聖女じゃありませんし魔力もないです〜  作者: 水玉紅葉


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38話


連れられて帰ってくると。そこには心配そうにしている女エルフの隊長と腰に手を当ててどっからどう見ても怒ってます。と言わんばかりのオーラが見える女将さんが宿のところで待っていた。

「ミール。どこにいってたんだい?出発は明日だろう。」

「えっと。少し諸事情があって。」

「主、難しい言葉を知ってるんですね。」

よしナイス助け船。このまま話を逸らそう。「エヘヘ。そうでしょう。これでも沢山勉強して来たからね。」

よし。ここから話題を変えれば。イケる!!

「そんなに勉強したのに、私たち黙って出かけたらどうなるかまでは、わからなかったんだね。」

お、女将さんが強引に戻して来た。まぁそんな簡単には、いかないよね。う〜ん……そうじゃん。隠す事ないじゃんいいことしたんだし。

「黙っておくつもりは無かったんだよ。本当に私を護衛してくれた部隊の方々に聞けばわかるはず。もしわからなくてもリードを呼べばわかるよ!!」

「ヘェ〜そうかい。ミールが説明しようとしないなら、ミールを見つけた部隊のやつと、リードを呼んで来てくれないかい。」

女将さんがいつのまにか仕切っていたが誰も文句を言わない。少しして、まず私を見つけた部隊の一人が状況を説明する。このエルフの隊員が言うには

「私を見つけた時すでに主は小さい人間の女の子と多数のエルフ達でパンを食べておりました。」

ってほぼ最後のところやん。これじゃ火に油どころか水に油を入れてやばいことになってるんだけど。そう心でツッコミを入れていると、 リードと一緒にいた女の子、その女の子が手を繋いでいるさっきまで一緒にいた女のエルフがこちらに向かって歩いて来た。かなり走って欲しいが女の子のニコニコとした顔を見たら何も言えずにその場で待つことにした。女将さん達は何が何だかわからないようだったがその女の子がラードに向かって親しげに話しているのを見て慌ててこちらにこさせないようにしているみたいだった。

「それで女将さん急に呼びつけてどうした?」

「えっといろいろ聞きたいがまず、一番大切な事を聞かせてくれ。なぜミールは、おまらえらの所に行ったのか、そもそも何をしてたのか。」

「そんことか。ならこの女の子から話を聞いた方がいい。この子が今回の中心だからな。」

そう言って女の子の後ろに回ると両肩に手を置いて自分の前にだすと。女の子は私をチラッと見て、一度深呼吸をして話始めた。

パンを食べないエルフが心配で私に頼んで食べてもらおうとしたこと。そしたらたまたまこの2人のエルフさんがいたので手伝ってもらい食べてもらったこと、そこでみんなで遊ぼうとした時に軍隊の人達が来てお姉ちゃんを連れて行かれて悲しかったと、こう言う事をジェスチャーを交えつつみんなが笑顔になるような感じで話し終えた。

「そうかい。ミールは、また重要な事をしてくれてたんだね。教えてくれてありがとう。」

「うん。お姉さんも今度遊ぼうね。」

「おう。そん時はまた、友達をたくさん連れて来な。食うもんなら用意しておいてやる。」

「ありがとう。お姉ちゃんも用事が終わったら遊ぼう!!」

その無邪気な言葉に私は一瞬、ウッとなったが

「そうだね。ただお姉ちゃんは旅の途中なんだ。また、戻ってきたらお願いしたいな。」

女の子はキョトンとしたが、徐々に理解したみたいで、

「お出かけするんだ。わかった。戻った時の約束ね。」

とぴょんぴょんと跳ねながらそう言ってくれた。

「ほら危ないからこっちに来て。」

と付き添いの女エルフがそう言って手を差し出すと素直に

「はーい。それじゃお姉ちゃん達バイバイ!!」

と空いてる方の手を振ってくれながら帰って行った。

「ほらね。あの子が私の無実を証明してくれたじゃん。」

「無実かどうかは別として急にいなくなった件ついてはわかった。が、それでもやっぱりどこに行ってくるって事ぐらいは言うべきなんじゃないか?あんたのために色んな人達が警護をしようとしてるんだ。そんな人達に心配かけたらダメじゃないか?」

と女将さんは周りの人達の声を代弁してるように見えたので流石に言い訳しない方がいいだろうな。

「それはごめんなさい。確かに私のために色んな方々が警備をしてくれてるんだよね。女将さん気づかせてくれてありがとう。」

そう言って頭を下げると

「気づいてくれたならよかった。これからはゆっくり休むんだよ。リードとあんたはほぼ夜通し動いていたんだし。ミールは、明日早いんだろうから準備もあるんだろう。」

「はーい。本当は、限界なんですよ。だからそう言ってもらえると助かりますよ。」

急にすごく眠気がきてしまい。自分でも何を言っているのかわからない状態になって本当に限界だったんだ、このままだとまずいと思いつつ、目を閉じそうになりながらそれでもゆっくりと自分の部屋に向かっていき無事に私はベッドに横になることができた。


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