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【5000pv達成!!感謝!!】子爵家を追放されたら幸せが待っていた〜私は聖女じゃありませんし魔力もないです〜  作者: 水玉紅葉


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37話


リードたちエルフが飛び出していったので、私と女の子それと残ったエルフは、テクテクと

歩いて目的地に向かって行く。その間に女の子は、エルフと私と両方の手をギュッと握って 笑いながら家族の事、友達と避難先でこんな事があったとかいろんな日常のことを喋ってくれてたので退屈する事なく目的地までついた。

そこでは、すでにパンを持ってにエルフたちに配ろうとするリードたちとそれを手伝おうとする人間たちに追われているエルフたちがいた。

「おい。お前ら何も食べてないのになんでそんなに元気なんだよ。」

「それはその持っているパンに毒が入っているからだろ。」

「だから全然入ってないって言ってるじゃん。思い込みだぞ。」

「人間たちがこぞってあんなに美味そうに食べてるから間違いなく毒だ!!」

えっと何このカオス。なんか予想と違う展開になってるんだけど。私が呆けているいると一緒に来た女のエルフが

「ねぇ〜。あんたたちいつまで遊んでるの。ちゃっちゃと食べなさいよ。もう!!」

「毒が入ってるからむ……」

「入ってる訳ないでしょう!!それにこれを作ったこの子に失礼すぎない!!謝って!!」

「なら証明してくれよ。」

えーとそんなに毒に見えるかな。なんかショックだけど私が食べると、人だからって言われるしリードは私が解毒剤を渡してるって言われちゃうからな。どうしよう。

「なら私が食べようか!!こんなに美味しいものを食べないなんて勿体無いのに!!」

「なら食べてみろよ!!人間が作ったものなんか絶対不味いし、毒が入っているに違いない。」

そう言って一緒に来た女のエルフがそれはもう豪快にいや、他のエルフに見せつけるように食べた。

「う〜ん!!美味しい!!やっぱりこれイチドなんでしょう!!本当に何回食べても飽きないわ!!」

それを見せられた今まで食べなかった、エルフたちはノドをゴクッと鳴らすと

「お前本当に大丈夫なのか!!」

「腹がいたくなる前に吐き出せよ!!」

「なに、言ってんのこんなに美味しいもの。あ、そうだあんたら食べないなら私達にちょうだい。どうせ捨てるんでしょう。食べたらまた、欲しくなっちゃった!!」

と本当にもう一枚取ったところで、

「待ってくれ。それは一口だけ食べてやってもいいぞ。」

「ヘェ〜まだ、そんな態度なんだ。ここで私が食べたら一枚減るけどいいのかな〜」

そう言うと今まで逃げてた側のエルフが

「今まで意地を張ってました。食べたい!!」

と言うと。

「最初からそういえばよかったのよ。」

と言ってその手にあるパンを惜しげも無く配るとリード達もこっちに来て配りはじめた。

そのパンを食べるといきなり涙ぐみ

「あ〜。めちゃくちゃ美味い。毒もないし、警戒しすぎたな。」 

「気持ちはわかるけど。こんな小さい子が勧めてきたんでしょう?」

「そうだな。この子には悪いことをした。こんなに美味しいものを勧めてくれたのにな。」

「エルフさん達が美味しく食べているならよかった!!」

そう言うと元々ここにいたエルフたちは口々に

「ごめんなさい。きみの純粋な気持ちを踏みにじってしまった。」

「こいつの言う通りだ。ただ心配してもらってただけなのに、変に疑ってしまった。こんなことにも気づかない自分が物凄く恥ずかしい。」

みたいなことを言って物凄く落ち込んでいるのだがそれを見た女の子は、

「全然気にしないで。これから仲良くしてくれると嬉しい。」

そう言ってニコニコと笑顔を見せる。それを 見たこの場にいるエルフ達は、幸せそうな顔をしていた。代表してリードが

「こっちこそよろしくな。」

そう言って手を出すと女の子は、私の方を一度だけ見できたので頷くと、リードの手をギュッと握って照れくさそうにしてた。まぁそうするとそれを見ていた人が集まってきて、

女の子に向かうって

「キャー!!かわいい!!」

だの

リードに向かって

「エルフの兄ちゃん。男気あるな!!どうだうちに来ないか?」

だの一際賑やかになった。

そんな感じで過ごしていたのだが、いきなり人とエルフの連合軍が私のところに来て

「ミール様いえ、主!!こんなところでなにをされているのですか。どこかに行く時には必ず言って頂かないと貴女に何かあったらこの町に居られなくなってしまいます。」

そんな事ないでしょう。この人達が事を大きくしすぎなんだけど!!

「えっとあの場所、宿を守るのが一番重要だと隊長達は言っていましたが……」

「主。わかっていて聞いてますよね。」

「はい。大人しくついていきます。」

はぁ。ささやかな反抗も虚しく私は宿に戻る羽目になった。

「じゃあ〜みんなまたね!!」

「おう!じゃぁ〜な!!」

そう言って別れたが、いやあんたら面白がってこっちに来なかったでしょう。一緒にいた女エルフの顔すごく笑ってたし。だけどこれでゆっくり休めるか。そう切り替えることした。

「ねぇ〜おねえちゃん連れて行かれたけど大丈夫かな?」

「大丈夫だよ。それよりも何して遊ぼうか!!」

おーい!!聞こえてるよ〜!!

作者からのお願いです。

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