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【5000pv達成!!感謝!!】子爵家を追放されたら幸せが待っていた〜私は聖女じゃありませんし魔力もないです〜  作者: 水玉紅葉


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36話


さてとこれで、この町はこれで話し合いで解決できる方法を一つ手に入れられたが、大丈夫かな?まぁ大丈夫でしょう。さてと。一休みして次の町に行こうかな。

「ちょっ。ミール。どこに行くんだよ!!」

「うん?話し合いが終わったから、明日の準備をしようかなと。」

「何言ってん……あ、そうだミールって旅の途中だったんだ。そりゃ準備するよな。」

とリードが大きな声を出すと。いきなり周りの方々が私の周りを囲って来て、

「ミールちゃんって言うだね。どうだいこの町に留まらないかい。この町にいてくれたら私たちはすごく嬉しい。なんなら町の代表になっておくれよ!!」

「そうだ。それがいい。エルフと人の架け橋になったんだ。それぐらい当たり前だろう。」

「い、いや、どうしても王都に向かう用事があるので。」

どうしようこのままだと、この町に住みます。というまで見張られそうなんだけど。

「おい。そこまでにしな。どうやったって  その子は王都に向かうよ。だったら逆にみんなで盛大に見送ろうじゃないか!!」

そう言ってこの町の全員を説得してくれたのは女将さんだった。頼りになるな〜!!

「そうだよね。ミールちゃんを困らせたい

訳じゃなかったの。ごめんなさいね。       それでいつ出発するの?」

「出発は明日の朝一番にするつもりです。

それと皆さんが善意で言ってくれてるのはわかります。それはかなり嬉しかったんですが、 最初の目的を達成してから考えたいと思います。お誘いありがとうございます!!」

そういうと女エルフの部隊長と男の人の部隊長が近寄って来て

「主。それでは、ここの宿を厳重に監視しておきます。」

女エルフの部隊長が言うと

「もちろん、他のところも監視しておきます。ですがここが一番重要なので。」

男の人の部隊長もそう言って各部隊に指示を出しに戻りって行く。その姿を眺めながらこの町では、ちゃんとした料理をしなかったな〜。と思い耽っていると、

「ねぇ〜おねえちゃん。さっきまで食べてた  ジャムっていうものまだある?」

5才ぐらいの小さな女の子が私の袖を引っ張っりながらそう聞いていた。

「そうね。もう少しだけあるかな。どうしたの?」

「あのね。わたしがここに来た時に食べさせてもらったのがとてもおいしかったの。だけどね後からわたしたちのところに来たエルフさん たちが怖がってるみたいで受け取らずにガマンしてるみたいでね。なんとかならないかな〜と思ってたらおねちゃんを見つけたの。」

そう言う声にはかなり心配していることがわかる声音だったので、ここはリードにも手伝ってもらいましょうか。さてとリードはどこにいるかな〜。あ、いた!ってすごい数のエルフに囲まれてるんですけど。

「だから、あいつとはそんな関係じゃないっての。」

「でも気になるのは違わないんでしょう。」

「それは……」

ラードは、エルフ族のみんなになんか言われてるみたいだ。そうだ。ここにいるみんなにも 手伝ってもらおうっと。女の子にそっと耳打ちをする

「ここのみんなにそのエルフさんたちにも食べてもらえるように手伝ってもらおう!!」

「うん!!」

女の子が頷くのを確認し、中心部分にいる  ラードとそこにいるみんなに向かって

「ラード!!それとここにいるみんな!!   ちょっとだけ力を貸してほしいんですど。  いいですか。」

その声を聞いた瞬間に全員がこっちに来てあっという間に囲まれた。女の子は、恥ずかしがって私の後ろに隠れるようにしている。

ここはこれから先のこの町の為にここは女の子に話してもらおう。

「みんな急にごめんなさい。この子がみんなにお願いしたい事があるみたいなので話を聞いてもらってもいいですか?」

「もちろんだぜ。」

みんなに置いてけぼりを喰らっていたラードが追いついて来て返事をしてくれた。

「おねえちゃん。」

「大丈夫だよ。みんなあなたの味方だから。」

そういうと女の子は、袖を握っている震える手を私の手の方に持って来てギュッと繋ぐと

「あの〜!!!!わたしのとこにきたエルフさん全員がジャムがついたパンを食べなかったのをみてだいじょうぶかなって思ったら……」

女の子は、この先の事は言葉にならず泣きそうな顔を見せていた。それをみてこの場にいるエルフのみんなの顔付きが変わった。

「一つ聞いていいか。そいつらはどこにいるんだ。」

ラードと数人の男のエルフたちはいつでも飛び出していきそうな勢いでそう聞いてきた。

女の子が自分が来た方を指差すとニカっと笑って足が回るぐらいのスピードでその方向に走っていった。それをみて女の子は、少し安心したように笑顔を浮かべていた。すると女のエルフが、女の子の目線に合わせて喋りかける。

「同族のことを心配してくれてありがとう。 これからも仲良くしてくれる?」

「うん!!エルフおねえちゃん!!」

その姿を近くで見てた私は本当の意味でこの町のこれからは大丈夫だと確信し、その光景を目に焼き付けていた。


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