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【5000pv達成!!感謝!!】子爵家を追放されたら幸せが待っていた〜私は聖女じゃありませんし魔力もないです〜  作者: 水玉紅葉


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34話


そうこうしているうちにパンが配り終えたらしく女将さんとリードがヘトヘトになりながら戻ってきた。

「お疲れ様です。戦闘の激しさが収まってたのでもう少しで終わりそうですね。皆さん大丈夫でしたか?」

「ミール。べつに寝ててもよかったんだよ。

ここであんたが倒れる方がここに集まってる奴らと今まとまっている人とエルフの混合部隊が混乱しちまう。今のあんたはこの町で一番みんなが安心できる場所を作ってやってるんだ。

居るだけでいい存在になってるんだよ。まあ欲を言えばまた、演説してくれればこの戦いも時期に終わるだろう。」

女将さんが目をこすりながらそう言うと、

リードも

「そうだな。ただもう一度演説してもらえたら、この町だけじゃなく王国中に名前が広がりそうだけどな。」

ぎゃー!!そんな事言わないで!!女将さんの話を聞いて少しはいいかなぁって思ったけど、

リードの話で絶対やりたくなくなった!!

女将さんはリードを見て

「リード、せっかく私がミールをやる気にさせたのに。もう少しでもう一度演説が聞けたかもしれないのに。」

そう言って残念がっていたが、疲れ切っているリードは、

「ミールの演説より料理中のあの雰囲気の方が

みんなに知ってほしいけどな。ごめん。

もうダメだ。」

そう言って皆さんがいる方に向かって歩いて行った。女将さんも限界だったみたいで、

「ごめんだけど少し寝る。あんたは大丈夫?」

「まだ、なんとか大丈夫です。二人みたいにそんなに動いてないので。」

「無理はしないでおくれよ。あんたが倒れたら元も子もないからね。じゃあ先に休むね。」

そう言って宿に戻って行った。この頃になると避難してきた方々も怪我をしている方々も寝ているようで周りは物音ひとつしなかったがそんな中先程会った部隊の代表者二人がやってきて

男の人が

「我々の部隊も多くなり、夜の見張りを、交代でできるようになってきたのでもしよろしければ主もおやすみください。」

そう言い終わると女エルフが

「なんなら私が子守唄を聴かせて差し上げましょうか♪」

とノリノリで詰め寄ってきた。やめてほしい。恥ずかしいし。

「いえ、大丈夫です。一人で寝れますから〜。」

そう言って私は慌てて宿に戻って行き、借りてる部屋に戻り、すぐに横になって眠りについた。



朝になり、ドアのバタンって音で女エルフが きたか!!って思い飛び起きると同じエルフでもラードが入ってきて

「ミール。起きたか!!すぐに外に来てくれ。」

そう言ってまたバタンと扉を勢いよく閉めて出て行った。何をそんなに慌ててるんだろうと思いながらも嫌な予感がするので外に行きたくないんだけど、多分だがこの後女将さんが強制的に呼びにくるんだろうから、行かないんじゃなくて、ゆっくり行こう。テクテクと外に向かうと案の定女将さんが迎えにこようとしていたがその顔は、ニヤニヤしていたので嫌な予感ではなく、確信に変わってしまい肩を落としながら

「おはようございます。女将さん。外は面倒くさいことになってそうですね。」

「おはようミール。そうでもないさ。私らからしたらものすごく面白いことになってるけど。ぷふふふ」

ニヤニヤから吹き出し笑いなってるんですけど!!はぁ。と少しため息をつきながらドアをゆっくり開けると、縄をかけられたエルフと人が座っていた。全然状況が分からず、周りをキョロキョロと見回すと、人とエルフの連合部隊がその二人の周りを囲んでいるのがわかった。

「えっと、これってどう言う状況ですか?」

居ても立っても居られないくなったのでついに言葉に出した。いや出してしまった。

「主。おはようございます。状況のご説明を求められたので、わたしが説明させていただきます。」

と男の人がそう言うと縄に縛られている二人がビクッと反応していた。

「明け方、主がお眠りについてすぐに、我等が偵察部隊から報告があり、両陣営の首謀者2名が手薄の状態で眠りついたとのことでしたので、即刻捕らえに向かった次第でございます。

その結果はご覧のとおりですがこの者達は、如何いたしましょうか。」

はい?いやいや避難している方々や怪我人をここに案内してるんじゃなかったのかい!!

しかも、如何いたしましょうか?ってそんな事私が言えるわけないじゃん。昨日来たばっかりの人間なんだけど!!と考えていると女将さんが

「この子にそんな判断を押し付けてどうするんだい。この問題はこの町の事だ。それにこの子は何にも関係ないだろう違うかい?この子があんた達に頼んだのは避難している奴らや怪我人をここに案内する事じゃなかったかい?」

そう男の人に向かって言うと

「確かに、私らが請け負った指示はそうです。が戦いを終わらせるためにはこれが一番早いと思い私とこの者と話し合い捕らえてまいりたした。」

男の人は一歩も引かずそう答えた。

ただ女将さんの言うとおり私が判断したらダメな気がするけど……そうだ、こうなったらあのやり方で決めよう!!


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