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【連載版】子爵家を追放されたら幸せが待っていた〜私は聖女じゃありませんし魔力もないです〜  作者: 水玉紅葉


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16話

お兄さんが戻ってくるのを待つ間にリリーに聞きたいことがあったのでニヤニヤしながら聞きてみた。

「ねぇー。リリー」

「なーに?ってミールすごく笑ってるけど何かあった?」

「うん。さっき私が怖いって言ってたけど……」

「えっ。それはね……私の想像での話なんだけど、ミールの背中から紫の火みたいなのでがメラメラ燃えてる感じで、私たちを見る目が光ってるように見えたから。」

えっ……えっ?そんな感じに見えてたの。それは普通に怖いわ。

「そ、そうなんだ。食材の選別を真剣にしてたからなんだと思う。」

「真剣なのは伝わったけどあのミールは、誰がみてもこわいと思うけどただ横顔を見るととてもカッコよかったよ!!」

「えっ!!本当!!ありがとう!!」

リリーは、いい子だなー。そうこうしているとお兄さんが戻って来た。

「お待たせ。今日の店じまいまでして来た。

あー。リリーが言っていたミールちゃんの料理が楽しみだ。」

「絶対気にいるから、おじさんもお腹ぺこりんにしとかないとダメだよ。」

でたー。リリーの独特の表現。それを聞いたお兄さんも笑いながら

「わかった。お腹ぺこりんにしておく、……クックッ…ハハハ」

あ、耐えられなかったみたい。そんなお兄さんをみながらリリーは

「おじさん、どうしてそんなに笑っているの?」

「いや、クックッ。気にしないでくれ。」

私はその会話を聞きながらまだ、耐えていた。

フゥー。2、3回深呼吸をしてなんとか治まりそうになった時に

「ミール……変な顔になってるよ。大丈夫?」

リリーが顔を覗き込んでくるので余計に笑えて私は堪えきれなくなり

「ブッ!!ハハハハハハ!!リリーってやっぱり面白いよね。」

「ミール……急に笑わないで!!ビックリしちゃった。っておじさん荷物は、丁寧に扱ってね。怖いミールになったらそれどころじゃなくなるから。」

そういうと笑いながら荷物を持とうとしたお兄さんは、肩をビクッと揺らすと

「リリーの言う通りだ。しっかり、そして丁寧にリリーの家まで運ぶよ。」

「うん。よろしくね。もちろん私達も手伝うけど、おじさんは一番重い荷物を運んでね。」

「リリー、お兄さんに負担をかけすぎじゃない?」

「ミールちゃん、全然余裕だよ。これぐらいしかできないから、やらせてくれ。」

そういうと荷物を持って先に行こうとするが待って欲しい。リリーも同じ思いだったのか

「おじさん!!はやいよ!!私もミールもまだ準備できてない!!」

「リリーがいるから大丈夫だろ!!それよりも早く荷物を届けて、往復するから2人はゆっくり持ってこいよー!!」

「お兄さん!!ありがとうございます!!」

「ミールちゃん。どういたしまして。」

というわけで私とリリーは、荷物を一つづつ持ち、リリーの家に向かって歩き始めた。

「そういえば、ミールはどこから来たの?」

えーと……うん。まぁ〜言っても大丈夫だよね。リリーは約束したら言わなそうだし。

「リリー。あのね……私、ランドリー子爵家の元令嬢なの……」

そう言いながらリリーの様子を伺うと。

「ミール……。それ以上は言わなくても大丈夫だよ。大変って言う言葉がいいのかわからないけど、頑張ったね。」

リリーは、こう言うところはすごいと思う。

「まぁ〜。でもそうなったからリリーやリリーのお母さんたちにも会えたし、外の世界に行けたから結果的には良かったと思えるよ。まだ王都にはついてないけど。」

「なら、ランドリー子爵にありがとうって言わなきゃ。こんなに素敵な娘を解放してくれて」

リリーは、そう言って微笑むと

「あんまり遅いとお母さんとおじさんに怒られてしまうかも、少しだけ急ごう!!」

そう言って歩き始めた。道中におじさんにすれ違い、揶揄われたり、休憩を挟みながら私とリリーは宿に戻る。



「お母さんただいま〜!!」

「あら、おかえりなさい。もう案内はいいの?」

「うん!!おじさんの所で食べ物を買ったら多すぎちゃって運ぶの手伝ってもらったんだ〜!!」

「あぁ〜。だからアイツ珍しくこの宿に来たんだ。」

「リリーのお母さん。ただいまです。」

「ミールちゃん。お帰りなさい。こっちの準備はできているわよ。って言うのはおこがましいけどね。」

そう言ってウインクするとリリーのお母さんは、私から荷物を預かるように持ち、宿の中に入って行くとリリーはそれを追いかけるようにして入って行った。よし私も一度自分の部屋で

休んでから調理場に向かいますか!!っとその前にあの親子に声をかけておこう。

「リリー、リリーのお母さん、一回自分の部屋に戻って休憩してから調理場に向かいますね!!」

「わかった。じゃー後でね。」

「ミールちゃん、私達も休むから時間になったら声をかけに行くね。」

そう言って別れた後自分の部屋にこもり、料理のために体を休めながら頭の中では明日の計画を立てていく、リリーと顔を合わせると寂しくなりそうだから抜かりなくするために何度も何度も自分の中で確認をしていった。あ、もちろん手紙のことは忘れてないよ!!

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