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【連載版】子爵家を追放されたら幸せが待っていた〜私は聖女じゃありませんし魔力もないです〜  作者: 水玉紅葉


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11/24

11話

この面倒ごとからどうやって回避しようかな。

あ、簡単じゃん。難しく考えすぎた。

今日のうちに荷物の準備をして、リリーとリリーのお母さんに気づかれないように荷物を持って出発しよう。成功したらしたでこの村が、救われるのは嬉しいけど私的には騒ぎにしたくないし。失敗したらしたで、リリーに対して申し訳ないしな。あ、それと明日リリーが村を案内してくれるって言ってたけど多分料理を作って終わりになるから……そうだ!!手紙を置いて出発しよう!!

「ミー、ミール。」

「は、はい!!」

「どうした?やっぱりやめようか?」

「リリー、心配してくれてありがとう。いろいろ考えていたけど、まとまったから大丈夫。ごめんね。明日は、料理でていっぱいになるから遊びに行けなさそう。」

「ミール。えー。料理が終わったら遊ぼうよ!!」

「リリー、貴女がミールちゃんに頼んだのだから我慢しなさい。」

とリリーのお母さんがリリーの頭を撫でながら嗜める。すると、

「リリーちゃん。ミールちゃん。この村の為によろしく頼むよ。」

男の人は、私とリリーに頭を下げながらそう言ってきた。

「ぶー。わかった。それでミールは、出発の日を伸ばすの?」

「リリー。まだ決めてない。もしかしたら伸ばすかもしれない。」

ごめんリリーもうすでに決めてある。手紙を見たら許してくれるといいな。それにプレゼントになるかわからないけど、ちょっとした贈り物も用意してある。

「うーん。ミールは決めてそうだけど……」

やば、なんかもうバレかけてる。どんだけ人を見てるんだリリーは。内心ヒヤヒヤしていたが。

「リリー、明日の買い出しの時に案内すればいいじゃない。」

リリーのお母さんナイスです。ってもしかしてこっちは確信しててるのか!!

「うーん。それならそれでもいいけど……そしたらお母さん、ミールとお揃いの物何か買ってもいい?」

「それはもちろん。私も賛成するわ。」

「やったー!!明日楽しみだね!!」

とリリーがひっついて来てニコニコしながらそうってきたので私も

「うん。すごく楽しみ!!」

とワクワクした気持ちで返しながら、リリーのその背後でものすごい交渉が行われているのを耳にしてしまった。

(明日の二人の買い物の分は村のみんなに安くしてと言っておくね。)

(村長それは、ダメですよ。私が支払うので大丈夫です。)

(いやいや、この村がもしかしたら救われるかもしれないのだから村をあげてやらせてほしい。だが、大事にするのはミールちゃんは嫌がるよね。だから無料とまではいかないが、極力お金を使わないようにしてあげたい。)

(それではこの村が助かっても厳しいですよね。)

(それは、厳しいがもし本当に助かればまた、再建できる。失敗しても成功してもやらないよりはマシだからね。)

(わかりました。それでもミールちゃんに責任を押し付けるような事には、ならないように

お願いします。)

(もちろん、それはそのつもりだよ。後のことは、僕に任せてね。)

そう言う会話が聞こえてくるのだから私は、思わず視線を大人二人に向けると、村長と呼ばれた人と目が合ってしまった。目がどんどん大きくなっていき、

「では、私はこれで、リリーちゃん、ミールちゃん、明日よろしくね。」

と言って足早に去っていった。……もとい逃げた。それはそれはリリーにも何かありましたってわかるような逃げっぷりで、リリーのお母さんも何やってんだかって感じの表情をしている。

「お母さん、おじさんなんであんな急いでたの?」

「なんか急に用事があるのを思い出したみたいで、すぐに帰らなきゃ行けないみたいだよ。」

「そうなんだ。変なの。」

さすがリリーのお母さん、リリーの扱い方をわかっている。それにしてもリリーは、純粋すぎるよね。将来が少し心配になるが、地頭がいいから余計なお世話かもしれないけど。あ、そうだ私が交渉をきこえてないことにしないと。

「ねぇ、リリー。あのおじさんって、夜に急に来て急に帰っていったけど。誰だったの?」

「おじさんは、この村で一番偉い人だよ。」

「エー!!ソウナンダー!!ソンナヒトニタノミゴトサレタンダネ!!ワタシタチ!!」

「ミール。知ってたでしょ!!なんか変なしゃべりかたになってるよ。」

リリーめ、流石に気づいたな。ってリリーのお母さん!!後ろを向けば気づかないと思ってないよね!!肩がすごく震えているよ!!

「いやさっき知ったばかりなんだけどね。」

と言い終わる前にリリーのお母さんが立ち直り

「明日の事もあるから片付けても大丈夫かしら。」

「あ、まだ待って後少し食べる!!」

と言ったリリーを置いてリリーのお母さんを見るとウインクしていた。あー。なるほど秘密しておきますとも。それに気づき私はリリーにわからないように首をコクンと動かして頷いた。

それを見たリリーのお母さんは、

「後の片付けは、私達がやるからミールちゃんは、明日に備えてゆっくり休んでね。」

「はい!!ありがとうございます!!」

そう言って私は部屋に戻ろうとした時にリリーが

「ミール!!また明日!!おやすみ!!」

その言葉に少し泣きそうになりながら

「うん!!また明日ね!!おやすみ!!」

そう返して部屋に戻った。

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