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第4話「エルシェイド」

冒険者ギルドを出てからはまず宿に向かった。一週間朝夕の食事付きで一人2500ℓほどで思ったより1ℓの価値が高そうで驚いた。


今は女の子の俺が一人で泊まるということでナリアにそれなりによさそうなしっかりした宿を勧められた時は、金欠になる不安があったが魔石の収入は想像よりも大きかったようだ。


そのあとは冒険者の仕事で使える雑貨を売っている店や装備を売っている鍛冶屋なども回ったが、まだ長い旅に出る予定もないから買いはしなかった。


ただ杖は機動力を活かす俺の戦闘スタイルに合わないがギルドの書類に短剣を扱えると書いたので今日中に創造魔法で創っておくことに決めた。


そうして街を回っていると時間も経ってきた


「そういえばナリアってお昼食べてないよね?」


俺がナリアを助けたのが10時頃、そこからお昼前には街についてそのまま回っていたのでもうそろそろお昼ご飯にちょうどいいどころか少し遅いくらいだ。


「あーいろいろあって忘れてた。そういえば食べてないね。エレシアちゃんお腹すいたの?食べに行く?」


「そうだね、ご飯食べたらもう一回ギルド行ってカード受け取ろうと思う。近くにいいお店ある?」


「まあ冒険者が最初に行くと言ったらあそこかな」


そういってナリアに案内されたのは旅人、冒険者向けの食堂のような場所だった。

ギルドから比較的近く、ふたっと立ち寄れそうな雰囲気があり若い人が多かった。


中に入りいくつかあるテーブル席に座って注文を済ます。といってもナリアと同じものにしただけなのだが


出てきたセットは黒パンに串焼きと野菜のスープだった。


串焼きはオークじゃなくて普通の鳥肉。 表面に甘い香辛料と塩がかかってて、炭火の香り。

野菜スープは根菜と豆が中心で優しい味。


現代日本と比べても味付けは少し雑な感じがするが、美味しかった。中でも黒パンはほんのり甘く元来米食な日本と比べると流石本場といえるくらいだ。

...ここがこの世界でパンの本場なのかは知らないが


会計を済ますと一人120ℓやはりℓは円よりも価値が高そうだ。


「それじゃあご飯も済んだし、そろそろギルドでカードも受け取れるかな」


「そういえばわすれてた、もういい時間だし出来てると思うよ」


そうしてギルドに戻ると先ほどより人が少なく、カウンターに楽に通れた。

さっき来たのがちょうどお昼時だったことと今はほとんど仕事をする人は外でしていることが原因だろう


「お姉さーん、ギルドカードってもう受け取れますか?」


「ああ、エレシアさんですね。ギルドカードの発行は完了しました。これで依頼を受けたり、ギルドの施設やサービスを使うことができるようになったのでご自由にお使いください」


受付のお姉さんからカードを受け取る。これで俺も正式に冒険者だ


もう依頼を受けられるので受けてきてもいいのだが時間も時間なので今日はもう帰って休み、明日以降に働こうと思う。


「ひとまず今日の目的は達成だね。ナリアは明日10時くらいにここでいい?」


「私はそれでもいいんだけど、ランクが上がって討伐依頼とか受けるときいい条件のものなんかはすぐにほかの人に取られちゃうから、早めに来るのに慣れてた方がいいかも」


「じゃあもう1時間早くにしよっか。まだ受けれないからそれと同じまではしなくてもいいでしょ」


明日も一緒に行動することに決め一度宿に帰る。貰っていた鍵でドアを開け部屋に入ると想像していたよりも少し広く少し驚いた。正直ベッドさえあればいいと思っていたのでビジネスホテルくらいの大きさだと思っていたが、観光地のホテルのツインの部屋くらいのサイズはある


異世界なので水道などはないと思っていたが魔道具がそれを解決しており、洗面台やシャワー、冷蔵庫まであった。


正午からは時間が経っているが夕方というにはまだ早い時間だったが今日はもう特に外に出る予定はないのでシャワーを浴びて寛ごうと思っていたが


「これが...おれ?」


シャワーを浴びたあとに鏡で自分の姿を初めて見た。


鏡に映るのは、どう見ても見知らぬ少女だった。

銀髪に碧眼、整いすぎた顔立ち。

客観的に見れば“可愛い”部類に入るんだろう。

でも、それを認めるのは少しだけ怖かった。

……だってこれは、元々の自分じゃない。


この世界に来て見た目が変わったのは知っていた。性別も年齢も全然今までとは違うものになって、それを理解していたつもりではあったが実際に見て実感が強まって、何も分かってなかったと気づいた。


正直なところ見た目は本当に好みだ。自分じゃなきゃ推してる。


この姿を正確に言葉で表現する語彙力はとても俺にはないが、感情ベースで簡単に言えば銀髪碧眼美少女(美幼女?)超可愛い!って感じだ。


なかでも優しそうなタレ目が...とか綺麗な髪はロングがやっぱり映えるよな...とか語り出せば止まる気がしない。


ここまでの見た目をしていれば貴族の令嬢だと勘違いされていたのも納得がいく。


あれこれ考えて鏡の前でフリーズしていても仕方ないので動きだす。


着替えは『創造魔法』で簡単に作ってみる。


正直女の子の服なんてあまり知らないのでウニクロの俺の体格に合う女性用の服という要求にしたが意外にもそれで通ってくれた。もしそれができなければ今頃服を持っていない変人か奇天烈な服を着る変人だ。


『創造魔法』を使ったことで街を回ったときに短剣を作ろうとしたことを思い出し早速創造に取り掛かる。


今度は適当なオーダーなどはせずに細かいところまで作りこむ。というのもゲームなどでは速度特化のシーフや盗賊などの系統の職業をどのゲームでも好んで使ってたので、装備品に関しては趣味が凝り固まってるのだ。


先に行くごとに色が濃くなる水色の刀身、刃とは対称になるように逆方向に曲がった柄、サイズは小さいのに存在感を放つ宝石のような装飾


好みのギミックもできるだけ盛り込んで創り終えたところでちょうどこの宿の夜ご飯の時間になったので一度ご飯を食べて休み、部屋に戻ってから短剣に合わせ水色と白を基調とした装備と短剣のホルダーも揃えたところで明日に備えて寝た。


まだ9時頃だったが、子供のこの体は睡眠を必要としているから眠いのだそういう時期だから仕方ない...仕方ないよね?


とはいえ不老でこのままとなると少し不便だ。いつかなんとかしないと


対策を考えるのもそこそこに明日の初仕事に期待しながら眠りについた

しばらく投稿は空くって言ったんですけどね...あれは嘘になりました。全然旅行中で書く気もなかったんですけど、書きたくなっちゃってね。


今回は次のとこと完全に分けたいので短めなんですけど、他の人のは普段からこのくらいの長さなことが多いし長く書くのやめようかな?


さて!今日はもう1本上げれたら上げる予定なのでそっちも楽しみにしておいてください!


「ここの部分が分かりにくい」や「ここはこう書いた方がいい」などのアドバイス感想等あれば参考にしたいので送ってくれると嬉しいです!

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