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Season 4 言えなかった言葉

この物語は、私が見た夢をもとに作った物語です。

「全season5」


少し落ち着いてから、私は先生たちに話した。


「……本当は、朝から嫌だった」

A先生が頷く。

「うん」

「一番前の席になるのが怖かった」

「どうして?」

「先生に見られるのも……みんなに見られるのも……全部怖くて」

私は少しずつ言葉を出した。


今までなら、絶対に言わなかったことだった。

「でも、先生に言ったら困らせると思って」

「困らないよ」

A先生がすぐに答えた。


「むしろ、言ってくれた方がいい」

「……でも、私ばっかり」

「そんなことないよ」

N先生も優しく言った。


「辛い時に助けを求めるのは、わがままじゃないから」

私は黙った。


先生たちの言葉を聞いていると、胸の奥が少しずつ緩んでいく。

「先生……」

「ん?」

「私、ちゃんと学校にいられるかな」

A先生は少し考えてから答えた。

「今まで通りじゃなくてもいいと思うよ」

「……?」

「教室にずっといられない日があってもいい。途中で休んでもいい。先生に話しに来てもいい」

私は先生の顔を見た。


「それでも、学校にいることはできるから」


その言葉に、私は少しだけ安心した。


完璧じゃなくてもいい。

ずっと教室にいられなくてもいい。

助けてもらってもいい。


私は今まで、それを知らなかった。


「……先生」

「うん?」

「今日、見つけてくれてありがとう」

A先生は少し笑った。

「見つけたというより、気になったから来ただけだよ」

「それでも……」

私は俯いた。

「来てくれてよかった」

その言葉を聞いた先生たちは、何も言わずに微笑んだ。


私は思った。


もし先生たちが来てくれなかったら。

もし誰にも気づかれなかったら。


考えるだけで怖かった。


だからこそ、今日のことを忘れたくなかった。


苦しい時に出せなかった「助けて」という言葉。


それを、先生たちは私の代わりに見つけてくれた。


私は初めて、自分のSOSが誰かに届いた気がした。


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