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加藤の右目へGO  作者: どすこい姉妹
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冥土服

慌ただしく準備に取り掛かっていると、あっと言う間に学祭前日になった。クラスの出し物『~冥土café~666』は名前からして危なっかしい。それもその筈、メイドの格好をするのは皆んな男子なのだ。誰が一体こんなことを考えたんだろうか。…俺だ。


数日前に遡る。

皆が帰りの準備を始める教室で俺は死んだ目で加藤を見ていた。もし、あの可愛い加藤ちゃんがメイド喫茶で働いていたらと、隣にいるメイド服の女子と重ね合わせて妄想していた。そうだ。加藤ちゃんがメイド服を着ればいいんだ!

俺は思わず大きい声で皆に呼びかけた。「メイド喫茶なんだけどよぉ!男がメイド服着てやったら面白そうじゃね?」


今となっては何故あんなことを言ったのか、後悔しかない。だが、クラスの皆が普通にその意見に賛同してきたのも驚きだ。

机に並べられた色とりどりの十着程度のメイド服。女子が何処からともなくメイド服を用意していたようだ。

着るのはクラスの中でも可愛い系の男子か、サイズの関係で細身の男子に絞られた。何故か俺もその中に入ってしまった。勿論俺の熱烈な要望で加藤もメイド服を着ることになっている。今日はサイズ合わせだかで、どのメイド服を着るか決めることになった。

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