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加藤の右目へGO  作者: どすこい姉妹
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喫茶店

放課後、加藤を誘い妹達も来ると告げ喫茶店で集合する事にした。

「俺、あんまり女の子と話した事ないから少し緊張する……ような気がする」

詳しく事は何も伝えてないが、少しドキドキしている様子だった。

そんな様子の中、外から「ブェヘックション!チキショウ!あー…」豪快なオッサンみたいなクシャミが聞こえた。どうやら花奈達が来たらしい。

「あ!お兄ちゃん、来てたんだね!」明るい声とは裏腹に表情は瞳孔が開き鋭い眼で笑ってない笑顔が恐怖心を煽っていた。どうやら友達を大事にするが故に彼氏候補を奪われる可能性に怯えているのだろう…と憶測した。

「加藤さん、こんにちは!あ、紹介するね!友達の理沙ちゃん!………です」語尾に憎しみを感じられた。

「あっ…は、初めまして。理沙と申します!よ、宜しくお願いします!」

理沙ちゃんは大人しそうで可愛い顔をしていた。この子なら加藤も好きになるのでは…と考えたが、妙に加藤を奪われたくないような気がして自分の心に一瞬、疑いを掛けた。

「こちらこそ宜しくお願いします。加藤と申します」

「あはは、理沙ちゃんも加藤も面接じゃないんだから畏まり過ぎだよ!宜しくね~」

あははと笑う俺の顔は先程の花奈と同じ表情をしているだろう。

「あはは、お兄ちゃん面接したけど全部落ちたクセに何言ってんだか~!あ、マスター!アイスコーヒー4つお願い!」俺の立場とメンタルは崩壊寸前だった。

「あ、いや、マスター!コーヒー3つでオレンジジュース1つで!」

どうやら理沙ちゃんはコーヒーが飲めないようだ。

「……。」暫く沈黙が続く四人。

「……あの…!私……、ずっと花奈ちゃんのお兄さんと加藤さん見てて……「はい、コーヒー3つとオレンジジュースです」


四人で飲み物を啜りながら再び沈黙が続いた。

「あの…あの…!加藤さん!私、一目惚れしたんです……付き合ったり、出来ますかね?」いきなり過ぎる告白で一同唖然となった。隣に座る花奈は呼吸が荒く、目が血走っていた。

「……理沙ちゃん、有難うね。でも、ゴメン。俺には彼氏候補が居るんだよね」

……は?彼氏?……ここの空間はカオスであった。

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