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加藤の右目へGO  作者: どすこい姉妹
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加藤とクラスメイト

その後、二人は解散したが藤原は先程質問した答えを聞けずにモヤモヤしていた。

加藤には兄が居ると言っていたが、たまには会って居るのだろうか。

妹との花奈とは毎日顔を合わせ、洗濯物の下着を干している場所には「見るな、エロ河童!」と張り紙がしてあるのだから余計に目がそちらへ向かってしまう……。妹との仲はこんなものだが、加藤はどうだろう。加藤とは仲良くなったつもりだが、聞けば聞くほど不思議な存在だと、ボンヤリ考えていた。


加藤が入部した事に依って、部活のメンバーは勿論、クラスメイトと加藤の交友関係は盛んとなっていた。

その理由は、前々からチャランポランに見えるであろう俺が眼鏡でクマを隠し無口で暗い印象を与える加藤と仲良くしていることに就て、クラスメイトは気なって居たようだ。俺が一部のクラスメイトに加藤が軽音部に入った事を云い、伝で噂を聞いた人も驚きつつ加藤との距離を縮めて行ったようだった。

加藤も満更でも無い感じでクラスメイトに寝ている所を邪魔されていた。


この日、教室で山下と云うガキ大将と呼ばれる存在に、寝ている加藤の髪をポニーテールにされている最中に妹から一件の連絡が来た。

「この間、イ⚫︎ポお兄ちゃんと加藤君が歩いてたところを見た友達が、加藤君に告白したいって言ってるんだけど……どうしよう」


「何故!俺じゃ無いんだ!」と返そうかと悩んだが、これは……「その友達諸々と放課後ティータイムしようじゃないか」と、携帯に打ち込んだ。そう言えば最近、演奏の練習して無いな。と思いながら返信ボタンを押した。

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