殺していーかな?
……最近忙しい
指摘された部分で前回の話を少しずつ改変していきます。その際に少々設定が変化してしまうかもしれませんがご了承下さい!
あれからリューネと朝まで話し込んでしまい、満足した後に、グッスリと寝てしまった
色々な事を話し合った為か当初の遠慮深さは薄れて、たわいもない会話する様になった。
ただ、『マコト様』と言った呼び方は何故か全くもって譲ってくれない。
それに、「この町を出る」と言った際には目に見える程落ち込んでしまい冗談で「一緒に来るか?」と聞いた時には尻尾を振ってる子犬を幻視したくらい凄かった……
実際には俺の情報や境遇をある程度知っているのでこのまま放置する訳にも行かない。
その上、能力消去というチート能力があるので、連れて行く事には特に深い考えがあるわけでも無かった。
寧ろ、連れて行かずにまた町で暴力など受けて居たら今度こそ、その勘違いグズ野郎を空の彼方へとぶっ飛ばしてしまいそうだ
いくつかの店を一人で回って必要な物資を補給する為に町を歩いて行く。
本当はリューネがいた方がわかりやすいのだが
少なくともこの町で彼女を連れ回すのは得策ではない。本人は「慣れてますから」と言っていたが、俺がイラッとするので大人しく待っててもらおう。
そうして始めた買い物も終わりを迎えていた
基本的にストレージバックがある為容量はある程度気にしなくていい、その為値段はまだしも重量は関係なく購入いく。
保存食と水を中心に自分用の衣類と野宿に必要そうな寝袋やテントを買い込み、更に一本だけ剣を購入しておいた。
理由としては、簡単で『剣士』として相手に見せる為に剣を一本装備すると決めたのだ
丸腰状態だと、相手に軽んじられる上に自分の戦闘スタイルが能力による遠距離か素手による超近距離か……いずれにしろ余計な情報を与えない事を目的としたカモフラージュだ
勿論剣術なんて習った事は無い、つまり使う事なんて出来ない。学校の授業は剣道ではなく柔道だった
levelが99になっても出来ない事は出来ないんだよな、と思いつつ予定物を買い揃えて宿に戻ろうとした矢先、「ファイア・ボール!!!」
突如、掛け声と共に左方から放たれた火球の一撃
ソレはーーー真っ直ぐに俺に向かって来た
チッと一度舌打ちしてから後方に飛んで回避すると目標を見失った火球は地面に着弾して辺りを軽く焦がして消えた。
あの程度であれば本来、極まった身体強化であればおそらく食らっても無傷だろうが……火はダメだ。
何故なら服が燃えるからだ。何処かの某アニメ見たいに強くなると、どれだけ攻撃を受けても服が無事なのはどう考えてもおかしい。リアルじゃそんなに都合よくはいかない
スッと火球が飛んで来た方向に目を向けると、明らかに怪しい格好をした奴が俺をジッと見つめていた。
黒いローブを羽織りフードを深くかぶって顔は見えなかったが明確な敵意を飛ばしてくる
「……俺に何か様か?そこの火球使い」
火球を躱した事もあり、皮肉を込めてそう呼んであげた。不意打ちしようとした相手に声をかけるなんて……何て優しんだ。
そんな訳の分からない自己満足に浸っている俺を尻目にピクッと反応するローブの相手……更に敵意を増した気がするが気のせいだよなぁ?
正直言って今の一撃で底は見えてる
周りに配慮せずに人目の多い所で狙い撃つ浅はかさ、火球といった優しい攻撃、能力を使う為の言葉を大きな声を出して対象に悟らせる愚かさ、そして奇襲といった手段を使う卑劣さ。
まだまだ言いたい事は沢山あるがコイツは格下だ、しかも相手にする必要性すらない雑魚だ。
………俺って最近雑魚しか相手にしてないんだけども、これ正当防衛として殺していーかな?
気に入って頂ければ、ブックマークやポイント評価をしていただけると今後の励みになります!
感想もお待ちしていますので、疑問点や要望ががありましたらお答えする予定です




