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原初の少女(プロローグ)

プロローグです!

新しいとこに入る前にちょくちょく挟んでいくつもりです


私は、忌み子。生きていては、関わってはいけない人間


……いや、違う。人間のフリをした何か


町の人も、私には近づかない。私が手を触れたものを触りたがらない。


だけど、出て行けとは言わない、言えない。


それは私の能力が危険だから。


変に刺激しないように、腫れ物を扱うように、小さな頃からこんな感じだった。



私を一人の女の子として扱ってくれるのは、私の祖母の親友だったおばあちゃんだけ


祖母が亡くなったあの日、父と母が失踪したあのから私の面倒を見てくれた



私を抱きしめて、大丈夫だよ、大丈夫だから

と言ってくれた。


今の私の一番大切な人


町のみんなからは「変人だ」と言われているが本人は気にしていない。



「何で私の為に此処までするの?」


そう、聞いた事がある。そしたら


「キッカケは、貴方の祖母に頼まれたから。

でも、それよりも貴女が今は可愛くて仕方ない

わ。私にこんなに可愛い孫が出来るとは思わなかったわ」



そう言われて、とっても泣いた。

本当に嬉しかったのだ、そう言われることが




でも………幸せは続かない。


おばあちゃんが病気になってしまった。

町の医者に診てもらったが原因がわからない


町の人は「呪いだ」と私を罵ってくる



おばあちゃんには色々な事をしてもらったのに

私は?私には何も返せないの?

何も出来ないの?


………嫌だよ、そんなの。



私は神様なんて信じてない、それでも祈らずにはいられなかった。


「お願い……します。おばあちゃんを……助けて…ください。」





その祈りは届かず、おばあちゃんは亡くなった


そして、私の扱いは次第に酷くなっていった



……何で?私は、何もしてないのに?

何が悪いこと…した?



神様なんていない、神様はおばあちゃんを助けてくれなかった。

私を助けてくれる人なんてもういない

それでも、涙と一緒に溢れた


「………誰か、助、けて。一人は……嫌だよぅ」



15歳の彼女には、この現実は重すぎた


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