第九十九話
どうも今日久しぶりに寝坊した朝廷です。
眠い……
それと後一話で100話ですよ!
それでは第九十九話スタートです!
「レン君どうした?」
「ア、アレンさんこれ……」
レン君が何か見付けた場所はある一つの部屋だった。
壁の部分にあった石盤が仕舞われている棚が横にスライドしておりその棚の裏から地下に続く石で出来た階段を発見した。
「これ何でしょうね?」
「さぁ分からないけど新しい発見があると信じようか……それとレン君これはどうやって見付けたんだい?」
「えーっとここら辺の石盤を見ようと思って石盤に手をかけたらガコンという音がしてその石盤が奥の方に落ちてしまってその後にその棚がスライドして今の状態になったんです……」
「なるほど、それじゃあとりあえず他の部屋もそんな風じゃないか一応確認してみるか。」
「了解です。」
その後二人で手分けをして他の部屋も調べてみたが特に変化は無かった。
これはここが偶然入り口に繋がっていたと考えるよりも何らかのキーをレン君が持っていてそのレン君が仕掛けに触れて発動させたっていうのがあり得る話ではある。
だがここに来てから妙な感覚を覚えている俺とイウがいるからこっちの線も捨てきれないか……
そんな風に俺が頭をひねって考えているとレン君が
「アレンさん早く行きましょうよ。」
と言っているのが聞こえた。
俺は今の考えを手放し、「分かった。」と答え、
レン君の方に足を進めた。
階段の下には石を組み合わせて作られた廊下が広がっていた。
中は暗かったが俺達が足を踏み入れると横の壁に着いていたランプに順々に淡い光が灯っていく。
見てみると魔力の流れがあることからして魔道具の一種のようだ。
俺はその内の1つを丁寧に外し仕舞った。
バーナクさんにこの場所の証明と何かの研究の足しになればと思ったからだ。
暗く静かな廊下にコツンコツンという足音が響き渡る。
壁に写っている影は今すぐにでもたち消えそうにゆらゆらと揺らめいている。
そしてこの道進むにつれて落ち着かない感覚はより強くなっていっている。
レン君に聞くとレン君も感じているようだ。
会話は短くしか続かずまた静かな時間が続く。
しばらく歩くととても広いホールのようなところに着いた。
壁のところに扉があり、その扉にもなにやら文字のような物が書かれている。
二人して歩きを進めて広場の真ん中に着くと光に包まれその光が収まると横にいた筈のレン君が消えていた。
そして目の前には黒い影のような俺が立っていた。
【マスター気を付けてください。】
【あぁ】
「お前は何者なんだ!」
「俺はお前さオリジナル。光があれば影があるように、お前がいれば俺がいる。何時もは外に出れないだけさ。まぁ良いここに出れたんならお前を倒して裏返れば良いだけさ!」
そう言いながらイウに似た剣を持って攻撃をしてきた。
黒い影はもうしゃべる気が無いのか顔に歪んだ笑みを浮かべながら剣を振るう。
俺の影という言葉の通りに太刀筋が一緒だ。
剣が交差する。
剣王術/炎帝流 イグナイト
炎を纏った剣が影に向かって飛んでいく。
これは貰ったと思った次の瞬間
「剣王術/裏炎帝流 イグナイトオルタナティブ」
この言葉と同時に影の剣に黒い炎が纏いイグナイトと同じ軌道を描いて止めてきた。
嘘だろ……!炎帝流まで使えるなんて完全に想定外だ……
【マスター危ない!】
「何?ぐわっ!」
あの【イグナイトオルタナティブ】という技は完全に俺のイグナイトと一緒ではなくそれを俺は読み違え相手の攻撃に当たってしまった。
「くっそ!」
【マスター落ち着いてください!】
これが落ち着いていられるか!
悔しい!元は自分も知ってる技でダメージを与えられた!
「どうしたオリジナル?今の攻撃に当たるなんて【炎帝】何て嘘なんじゃないの?」
そう影が煽ってきて俺はそれに乗ってしまう。
俺はそのまま【龍剣】を発動し、【鬼灯】の準備に入った。
『【この剣我にとって最強の相棒とならん!さぁ今こそ光をもって敵を討とう!【イヴァーナク】!】』
剣王術/炎帝流 奥義鬼灯
しかし影は一枚上手だった。
俺が攻撃をするのと同時に龍剣の時に似た鎧を展開しその隙間に俺の拳についている剣をいれ、動けないようにした後に、技を放った。
「じゃあなオリジナル。剣王術/裏炎帝流 奥義 影炎」
その黒い炎を纏った剣で貫かれた……
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