第九十八話
どうも最近予定がびっしりの朝廷です。
私に休みを……
それでは第九十八話スタートです!
「ところでアレンさんはどうしてこっちに来ているんですか?」
俺の笑いがおさまってからレン君はこちらに聞いてきた。
俺はレン君にバーナクさんに教えてもらった遺跡型のダンジョンの話をし、これからそこに向かうということを伝えるとレン君は少し考えた後に話始めた。
「アレンさんそれに着いてって良いですか?」
「別に良いけど俺は観光メインで見に行くから余り見るところはないと思うよ?」
「それでも良いですよ。僕も最近モンスターを倒してばかりでそれにこの後も冥界種が来たら戦闘ばかりになりそうなんで気分転換に行こうかと。」
「なるほどそう言うことなら止めないよ。それじゃあこっちだから着いてきて。」
俺はそう言いながら教えてもらった場所に歩いていく。
しばらくは会話が無かったが歩いて少したつとレン君が口を開いた。
「そう言えばアレンさん白ランクの昇格おめでとうございます。」
「あぁありがとう。それにしても知っていたんだ。」
「えぇギルドでかなりの噂になっていたんで。」
そこで一つの疑問が上がった。
「レン君のギルドランクって今どこなんだい?」
「そうですね。この間赤ランクに上がったところです。」
そうなると次は紫か……かなり上に来ているんだな……
「そうかい赤ランクか……俺のところまでもう少しだな。」
「そうですね。僕も早く追い付けるように頑張ります。」
そう言うレン君の顔は決意に溢れていた。
「それと他のいつもの面々は今どうしているんだい?」
「他の面々って言うとプリムラ達の事ですか?あいつらは今冥界種を倒すためにレベリン……修行しているらしいですよ。」
今レベリングって言おうとしたな。
俺としては大丈夫だけど【アレン】としては疑問でしかないからな……
「修行か……俺も今弟子を一人持っているけど一朝一夕で出来るものでもないから大変だよな……うん本当に……」
あぁ大変だったなぁ……
「アレンさん?聞きたいこともありますけどだ、大丈夫ですか?」
「あぁ大丈夫だよ、ありがとう……」
「そ、そうですか?眼が死んでたんですけど……」 「いやぁちょっと思い出す物があってね……」
「それなら良いんですけど。それにそうですねあいつらもかなり苦労しているみたいですよ。プリムラとかはダンジョンから新しい武器の強化パーツが見つかったらしいですけど扱いが難しくて他の奴もスキルの取得が全然出来ないって嘆いてますね。」
なるほど皆強くなるために努力してんだなぁ。
それにしても中々に凶悪なプリムラさんの武器が更に強化されるのか……
「レン君は何か無いのかい?」
「僕も一応新しく手にいれた戦力はあるんですよ。まぁ楽しみにしといて下さいよ。」
そう話しているとバーナクさんが言うダンジョンに着いた。
入り口の部分は大きく崩れており隙間から入る形になるみたいだ。
遺跡……それも宮殿のような物の一部のような形で蔦も張っている。
リアルで歴史的な建造物を見たときの重圧感のような物をひしひしと感じた。
「それじゃあ入ろうか。」
「はい。」
このような短い会話を交わして中に入った。
そのような短い会話しか出来ないくらい俺達はこの遺跡に目を奪われていた。
中は思ったより広くいくつかの部屋に分かれている。
どの部屋にも棚のようなところに石盤が入っており良く分からない言語でかかれている。
奥に進むと壁画とバーナクさんのところで見せてもらった石碑がある。
それに中にはモンスターが全然いなかった。それとこのダンジョンの周りにも少ないように感じることからこのダンジョンに魔物避けがあると考えた。
そんな仕組みについて考えているが先程から妙にウズウズすると言うか落ち着かないと言うかそんな感覚がある。
イウに聞いてみたがイウも少し感じているらしい。
そんな感覚を覚えているとレン君の驚きながら呼ぶ声が聞こえた。
何かを発見したみたいだ。
俺はそっちの方に走って行った。
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