第九十七話
最近書くこと無くて困ってる朝廷です。
それでは第九十七話スタートです!
【ログインしました。】
さてタイムリミットまで今日を含めて四日か……
まず今日の予定としてはバーナクさんが言っていた
遺跡型のダンジョンに向かってその後に他の白ランクの方に挨拶に行こう。
俺はそう決めて立ち上がり【帰還】を使ってカルポトの町に向かった。
カルポトの町では、昨日よりも多くのプレイヤー達がフィールドと町を行ったり来たりしている。
「何かあったのか?」ついあぁいきなりフィールドにボスが出現したんだ。今はそれを倒そうとしているんだけど凄まじい強さでね。皆死に戻りして対応したりHPポーションを補給したりしてるんだ。」
とても強いフィールドボスか……
と言うことはこれを倒さないと俺もダンジョンには行けないというわけか……
俺はそのプレイヤーからボスのいる場所を聞いて、そこに向かった。
ボスのところに着くとそこには大きな黒い獣のような影が見えた。
更に見間違いじゃなければ顔の部分に三つの頭が見えた……
俺が急いで走って近付くと図鑑で見たケルベロスとそれを倒そうとしているプレイヤー、指揮をしているレン君を見付けた。
「皆!ラスト一匹だ!気を抜かないでくれよ!ポーションがきれたものは町に帰って補充をそれと何処かのパーティーが死んだら連絡を!それと第五攻撃班は深追いし過ぎだから下がって。回復班とバフ班は効果がそろそろ切れるぞ!」
ラスト一匹と言うことはこれまでに何匹か倒していると言うことだろう。
それにしても的確な指示だな。最初にボスとしてあったときよりも格段に上手くなっている……
そんな風に傍観しているとタンクをしていた班の二班が吹き飛ばされてしまった。
タンクが一気に居なくなった為にヒーラーのところに攻撃が飛んでいく。
俺はその攻撃に合わせてカウンター技を放つ。
剣王術/炎帝流 地獄返し
【地獄返し】
相手に攻撃を撃たせた後にその隙をついて放つ完全カウンター技。
相手の攻撃を見きらないといけないのでかなりの眼が必要になってくる。
剣王術/炎帝流 火車
【火車】
炎を纏わせた剣を回し、相手からの攻撃を弾く防御技。そのまま攻撃していると相手は逆にダメージを受ける。
そんな風に頭の攻撃を弾いてダメージを与えると想定外だったのか。
大きくのけ反り体勢を崩している。
「今の内に立て直すんだレン君。」
そう伝えるとこちらに会釈をしながら周りのプレイヤーに指示を飛ばした。
その後数分もしない内に最後のケルベロスが討伐された。
「久しぶりですねアレンさん。」
「あぁ久しぶりだねレン君。」
その後俺達は二人ともフィールドの落ち着ける場所に座って話始めた。
「レン君はもう冥界種の事とかは聞いているのかい?」
「はい。聞いています。後数日でここに侵略してくるんですよね。」
「その通りだ。因みにさっきまで君達が戦っていたモンスターもケルベロスと言う冥界種の一種だ。」
そう伝えてもレン君の顔にはそこまでの驚きはなかった。まぁそうだろうな、どのゲームでもケルベロスってそういう風に描かれることが多いからな……
ちょっと脅かすか……
「それにしてもそんなに驚かないんだな?」
「まぁそうですね……」
「やっぱり君達は冥界種と繋がっているのか?」
俺はそう言いながら武器を構える。
するとレン君は焦った顔をして止めてくる。
「違います!前に聞いたことがあるって言うかその……!」
俺はそんな姿を見ているとなんだか笑いがこみ上げてきた。
「すまんすまん。異人達がそう言う知識を大量に持っているのは知っているからな。少し脅かしてやろうと思っただけなんだが……」
そうして笑っているとレン君はじとーとした顔でこちらを見てくる。
またそれを見てると笑えてくる。
それでレン君が更にじとーとした顔をするという無限ループに入ってしまい全然笑いが収まらなかった。
因みに俺はその後笑いが収まるまでに5分の時間を要した。
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