残念な方と言われた双子の姉は黄金の王子から寵愛を受け大聖女になる

魔法が色濃く残る「ハレオンの国」で生まれた双子の姉妹。

姉のエヴァリスは、将来王女の座を約束された「白の魔法」を持つ双子の妹エルメルダに、魔法が使えないことで虐げられていた。

幼い頃から互いに心を寄せていたエヴァリスと王子セオリアだったが、継承式で「白の魔法」を開花させた妹エルメルダがセオリアの婚約者となり二人は引き裂かれる。魔力を持たない「色なし」のエヴァリスはその人生を妹の陰として生きていた。


セオリアと妹エルメルダの結婚式を目前に控えて運命の歯車は回り始める。

自身の気持ちを隠しながら、互いに思い合うエヴァリスとセオリア。
全てを妹に奪われた『色なし』の令嬢が、その美しさと優しさで後に国の歴史に残る大聖女になるまでのお話。


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１月27日～31日まで更新をお休みしております。