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地底の未来  作者: Spumante Rock


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25/32

第25話 崩壊の前兆 ― 控室の思想 ―

いつも読んでいただきありがとうございます。


「そうか…梓の友達かと思ったら、

そんな怪しい奴だったのか…」


「私も彼の正体はわからないし、

何が狙いかもわからないんです、ただ…」


「ただ…何だよ、」


「彼が言った内容は、私が伝えたかった内容です」


「何だよ、じゃあ味方なんじゃないのかよ…」

香坂が安心したように、息を吐いた。


「まだ、油断は禁物です、私ももう一度接触できるのなら、

確認できる事を問いかけてみるつもりです」


迅は二人の会話を、

黙って聞いていた、


すると、

控室にノックする音。


「ハイ」

迅が足早に扉に向かった、

ドアを開けると1人の女性が立っていた。


見たことある顔だな…

「香坂さんいらっしゃいますか?

私、アナウンサーの坂下すずと言います」


「あ〜、いつもテレビで見てますよ、どうぞ。」


「香坂さん、お客さんですよ、」


「あぁ、見ればわかるよ、

久しぶりだな、坂下さん」


「招待名簿にあんたの名前を見て、

高山の狙いが1つ分かったんだ…」


「なんですか?それは…」

香坂はゆっくり話しだした。


「それは、国仲あやと同じようにアナウンサーを

使った娼婦接待を暴露させるんだよ」


坂下が

「そんな事したら、政界とテレビ局の関係者が許すわけ無いじゃないですか…」


香坂は坂下を見て、

「誰が許さないんだ?局の役員か?政治家や官僚か?

今回は逃げられないんだよ…」


坂下は少し微笑んで

「なるほど…だから私が呼ばれたって訳ですね?

だったら、人選した人はセンスありますね!」


香坂は少し呆れた顔をして、

「坂下…お前は利用されるんだよ。

喜んでる場合かよ…」


迅が口を挟む

「どうゆー事ですか?説明して下さい香坂さん」


香坂は梓の顔をチラッと見てから

話しだした。

「坂下はこの状況になる前に、政治家の接待を暴露して、

局を追放されたんだよ…

仕事が無くて、困ってるのを見かねて、

俺が使ってやってたんだよ…もう1年以上前だな?あれは?」

と、坂下に目線を投げた。


「そうですよ〜、香坂さんが助けてくれなかったら私、

ホントの娼婦になってたかも…」


「馬鹿な事言ってねーで、真剣に今の状況を整理しないと、

国民に殺されるぞ!!」


坂下は笑いながら、

「それはいいすぎ、警察がいるんだから…

流石にそこまで行かないでしょう〜」


香坂は真剣に、坂下を睨んだ…

「えっ!!そんなにヤバイ状況なんですか?」

梓が冷静に説明した。


「警察自体が公務員なので、税金で働く人達なんです、

国の決めた法律の元…その法律を作ったのは政治家で、

自分達の懐が潤うような仕組みだと国民は知らない…

政治家や一部の大企業、特権階級に有利な政治だと国民が知れば…

一斉に暴動すら起きる可能性が高い」


「国民は知らないんです。

警察は助けてくれると思ってる、今の坂下さんのように、でも現実は違う。」

香坂が坂下に問いかけた。


「自分が働いてる会社が、潰れるような事したら、

自分にも給料入ってこなくなる事くらい、お前だってわかるだろ?…」

坂下は微笑んだ、


「私は怖くないわ、誰かに雇われてる訳じゃないし、

いっそリセットしてほしいくらいに思ってるから、

日本の政治経済なんて、一部の特権階級が楽して生きやすい仕組みになってる事は、とっくに理解してる。」

迅は、今の社会に不満はなかった。


贅沢に生きたいわけでも無いし、毎日

介護の仕事にやりがいも感じていた。


「香坂さんは、どんな未来にしたいですか?」

迅が問いかけた時、

梓の脳裏に、蓮が現れた。


「何?どうゆーこと…これは未来の蓮なの?」

『そうだよ…僕は未来にいるが、

過去の梓に話しかけている…不思議な感覚だろう…この能力は過去を見ているわけじゃない。』


「どうして、話しができるの?」


『それは…未来を見に来た、梓を受信したんだ、この能力は特殊でね。』


蓮はそう言って、

『さあ梓、この前の質問の答えを聞かせてくれ…』

ここまで読んでいただきありがとうございました。


引き続き次回もお楽しみ、いただけると幸いです。

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