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31話 何を呑気に話してんだよ!!

少し修正すると思います。

すみません!

シン達はメーティスのダンジョン、浮空ダンジョンに潜っていた。

「ここが浮空のダンジョン…」

シン達はゲートを潜り、浮空のダンジョンの一階層へとたどり着いた。

「紅のダンジョンとは違いますね…」

浮空ダンジョンは石造りでできており、まるで人が作ったようだった。

「進む前に自分達のステータスを確認しておこう」

「そうですね、自分がどれだけ成長したかを確認しましょう」

そう言ってシン達は各々ステータスを確認する。

―――――――――――――――――――――――――

【ステータス】

【名前】シン・シュトラス

【種族】神人族・ハイエルフ

【称号】シュトラス国王子・神の後継者

【LV】61レベル

【EXP】1853

【HP】421

【MP】800

【ATK】180

【VIT】263

【DEF】95

【DEX】65

【AGI】278

【LUK】31


【スキル】

【テイム】Lv5【知恵の本】Lv3

【火魔法】Lv7【風魔法】Lv5

【鑑定魔法】Lv3 【水魔法】Lv4

【氷魔法】Lv5【剣術】Lv5 【瞬脚】Lv2

―――――――――――――――――――――――――

(61!?そうか!ナガリオのとき大量の魔物達を倒したからか)

シンは自分のステータスを見てニヤケていた。

「シン様、ニヤケてないで行きますよ」

「う、うん!」

「ウォン!」

シン達が進もうとしたときハクが吠えた。

「どうしたの?」

「ウォン」

ハクは背中を示す。

「乗れってこと?」

「ウォン」

「いいですね、ハクはすごい速さですからね」

「そうだね、頼んでもいいかい?」

「ウォン!」

シン達はハクの背中に乗った。

「それじゃ行こうか!」

「ウォン!」

シンの掛け声とともにハクはダンジョン内を駆け走った。

「はぇーよ!!」

「ちょっと!何なのこの子!!」

ガイとアーサーは落ちまいと必死にハクにしがみつきながら叫んだ。

「ハク、五年前よりも成長したね!」

「ウォン!」

ハクはシンに褒められ嬉しくなり、走る速度を上げた。

「おお!」

「ハクが早すぎてスライム達が襲ってきませんね」

「近づいたら死んじゃうしね」

「何を呑気に話してんだよ!!」

「シン!僕落ちちゃうよ!!」

シンとアルは平然と会話をしていると、ガイとアーサーは声を荒らげて言った。

「大丈夫だって」

「これが大丈夫に見えるか!!」

ガイは涙目になりながら叫んで言った。

「前!前見て!!」

アーサーは驚きの表情を浮かべて前方を指差した。

「ビックスライムだね」

ハクの進路にビックスライムの姿が現れた。

「おい!全然止まる気配がないぞ!」

「まさか!このまま突き進む気!?」

「ウォン!」

ハクはその通りだと言うように吠えた。

「うおおお!!」

「ぶつかる!!」

ブシャ!

その瞬間、ハクはビックスライムの胴体を貫通した。

「ぶへっ!」

「ごほっ!ごほっ!」

ビックスライムの液体がシン達の顔や服に飛び散った。

「うえぇ!ビックスライムの液体が口に!!」

「もご!もご!」

アーサーはビックスライムの液体で鼻と口を塞がれ、もがき苦しんでいた。

そうして、シン達はハクに乗ってダンジョンを攻略していくのだった。

―――――――――――――――――――――――――

シン達がダンジョンに潜り始めた頃、リア達は屋敷のダイニングで食事をしていた。

「美味しいわね!?」

「うまいなの!」

リアとワラはヨミが作った唐揚げを食べて言った。

「お口に合い何よりです」

ヨミは美味しいと言われ、嬉しそうに言った。

「お腹がすきましたね……」

「やめなさい!口に出すと余計にお腹が空くでしょ!」

「唐揚げ食べたいですぅ〜〜」

壁際に控えている三人のメイドが小声で会話していた。そんなメイド達の声がリアに聞こえた。

「貴方達」

「はい!?」

「ど、どうされましたか!?」

「……」

リアに突然声をかけられ三人のメイドは怯えた。

「これから身近に接するのだから名前が知りたいのだけど?」

「わ、わ、私はラナです!」

「ラーシャと申します!!」

「ラテですぅ〜〜」

ラナとラーシャは緊張しながら答えたがラテは気楽に答えた。

「ありがとう、これからよろしくお願いするわね」

「「「はい!」」」

三人はリアに優しく答えてもらいホッとしていた。

「良かったらこちらをどうぞ」

ヨミはそう言って微笑みながら唐揚げが乗った皿を三人に渡した。

「あ、あ、ありがとうございます!」

「ヨミ様お気遣い感謝します!」

「ありがとうですぅ〜〜!」

ラナとラーシャは丁寧に感謝を表したがラテは両手を上げて喜んでいた。

ズガァァン!!!

そのとき、屋敷の外から轟音が響き渡った。

「門の方ね…」

「危険があるかもしれませんので私達が見てまいります」

「妾も行くなの」

「私も行くわ、ヨミはここで待っててちょうだい」

「わ、わ、分かりました」

そうして、リアはセリー、ワラとメイド三人組を連れて屋敷を出た。

「出てきたな!」

壊れた門から派手な装飾を着たふくよかな少年がリア達を見て言った。

「あのときのやつね」

「このビビンバ国王子の俺をあんな目に合わせてただで済むと思うなよ!」

「ビビンバ国の王子ねぇ……」

リアは不愉快そうに呟いた。

「お前らを痛めつけてやる!こいつみたいにな!」

ビビンバ国の王子は少女を前に出した。少女の体には所々腫れていた。

「その子は!?」

「そうだ!こいつが俺にぶつかってきたのだ!だから痛い目に合わせてやった!ゲヒヒヒヒ!」

ビビンバ国の王子は大笑いした。

リアは不快感を強めてビビンバ国の王子を睨んだ。

「わ…私は…大丈夫…です…」

少女は弱りながらもリアを見ながら言った。

「今助けてあげるわ!」

リアは涙を浮かべ少女に駆け寄ろうとしたがセリーは手で静止した。

「ここは私達が、貴方達行きますよ」

「お任せを」

「承知しました」

「ぶっ倒すですぅ〜」

セリーの掛け声とともにラナ、ラーシャ、ラテは収納魔法から武器を取り出し前に出た。

ラナは白い鞭を構え、ラーシャは黒い大鎌を構え、ラテは白と黒を基調とした巨大なハンマーを構えた。

「あいつらを痛めつけろ!」

「ウオオオオ!」

ビビンバ国の王子の命令に十人ほどの騎士たちがラナ達に向かって襲いかかった。

「礼儀がなっていませんね」

「そういう方々にはそれなりの対応をしなくては」

「ぶっ倒すですぅ」

そう言ってラナ、ラーシャ、ラテは各々武器を振るった。

パチン!

「ぎゃああ!」

「ぐはっ!」

ゴォォン!

「どわっ!」

ラナは鞭を振るい、ラーシャは大鎌の柄で敵の腹を殴りつけ、ラテは巨大なハンマーで地面に衝撃を与え騎士達をあっという間に倒した。

「なっ!貴様ら何をしている!」

ビビンバ国の王子は倒れている騎士達を怒鳴った。

「それではお引取りを」

セリーは冷たい視線を向けながら言った。

「まだだ!おい!」

ビビンバ国の王子の声とともにがたいのいい少年が現れた。

「あいつらを痛めつけろ!」

少年はそう言われ難色を示していた。

「おい!言うことを聞け!でないとやつらがどうなってもいいんだな?」

「くっ……」

がたいのいい少年は嫌々そうにしながらも大盾を構えた。

「衝撃軽減!」

少年はそう唱えてラナ達に向かって大盾を構えて突進した。

「来るわよ!」

「ラテ!」

「はいですぅ!」

ラテは巨大なハンマーを振り下ろした。

キィーーン!

巨大なハンマーと大盾がぶつかり、高い音が鳴り響いた。

「パリィ!」

少年は大盾でラテの攻撃を弾き飛ばした。

「武器による攻撃はあまり効果がありませんね」

セリーは杖を取り出し少年に向かって杖を向けた。

そのとき、壊れた門から何者かが現れた。

いつも読んでいただきありがとうございます!


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