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ようこそ、ハルミのカオスな日常へ!  作者: あじせ
家庭内混乱マニュアル:初心者版!
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90/107

第90話 三回、全部台無しにしかけました

【緊急速報】「明日」が禁句になりました!?

― サプライズ誕生日会を守るはずが、一日で二回も秘密が漏れかける!! ―

 


土曜日。


 


買い物。


 


終了。


 


……した。


 


一応。


 


そして。


 


次。


 


軽食。


 


店は。


 


すぐ向こうの角。


 


外。


 


芝生。


 


小さな。


 


テーブル。


 


端には。


 


木。


 


ちょうどいい。


 


日陰。


 


そして。


 


土曜日。


 


昼前。


 


あの匂い。


 


暑い太陽。


 


揚げ物。


 


混ざる。


 


なんとなく。


 


休日。


 


そんな。


 


匂い。


 


ハルミ。


 


到着。


 


一番近い。


 


椅子。


 


直行。


 


座る。


 


そのまま。


 


動かない。


 


完全に。


 


停止。


 


「大丈夫。」


 


誰も。


 


聞いていない。


 


隣。


 


タケル。


 


座る。


 


姿勢。


 


妙に。


 


硬い。


 


足の裏。


 


絶対。


 


痛い。


 


でも。


 


言わない。


 


そういう。


 


座り方。


 


そこへ。


 


ソラ。


 


ぴょん。


 


ぴょん。


 


登場。


 


なぜか。


 


元気。


 


ものすごく。


 


元気。


 


「ここ!」


 


「最高じゃん!!」


 


タケル。


 


見る。


 


「なんで。」


 


「まだそんなに。」


 


「元気なんだよ。」


 


ソラ。


 


即答。


 


「俺。」


 


「カオスを。」


 


「栄養にしてるから。」


 


「……。」


 


タケル。


 


一秒。


 


納得。


 


「……なるほど。」


 


その時。


 


メイ。


 


ぴたっ。


 


途中で。


 


止まる。


 


そして。


 


「ケンタくーーーーん!!」


 


声。


 


大。


 


視線の先。


 


テーブル。


 


一つ。


 


そこに。


 


ケンタ。


 


母親。


 


ジュース。


 


そして。


 


知り合いに。


 


会う予定など。


 


一切。


 


なかった顔。


 


「……!」


 


でも。


 


次の瞬間。


 


ぱあっ。


 


笑顔。


 


「みんなも来てたの!?」


 


女子。


 


即。


 


移動。


 


アイコ。


 


ヒナ。


 


メイ。


 


ケンタ。


 


包囲。


 


完全に。


 


人気者。


 


「見て見て!」


 


「これ買ったの!」


 


「私こっち!」


 


「その色かわいい!」


 


「えっ!」


 


「それも買ったの!?」


 


ノート。


 


見せる。


 


色鉛筆。


 


比べる。


 


笑う。


 


三人。


 


同時。


 


話す。


 


ケンタ。


 


真ん中。


 


笑顔。


 


楽しそう。


 


ただし。


 


若干。


 


処理。


 


追いついていない。


 


その頃。


 


ハルミ。


 


なんとか。


 


立つ。


 


ケンタの母親へ。


 


「こんにちは!」


 


「大沢です!」


 


「タケルくんと。」


 


「メイちゃんの。」


 


「保護者をしていて――」


 


「あら!」


 


「五郎丸です!」


 


「かすみと申します。」


 


ぴしっ。


 


姿勢。


 


「初めまして!!」


 


ハルミ。


 


笑顔。


 


「今日は。」


 


「新学期の。」


 


「文房具を買いに――」


 


「あらぁ!」


 


かすみ。


 


即。


 


「それなら。」


 


「座った方がいいですよ。」


 


「この時期の買い物は。」


 


「本当に。」


 


頭が痛くなりますから。」


 


子どもたち。


 


ちらっ。


 


ハルミ。


 


ちらっ。


 


「……。」


 


「生き残りました?」


 


ハルミ。


 


「もちろん!!」


 


一拍。


 


「……ギリギリ。」


 


二人。


 


笑う。


 


その向こう。


 


ケンタ。


 


タケルを見る。


 


腕。


 


見る。


 


ギプス。


 


ぱちっ。


 


「タケルくん。」


 


「腕。」


 


「折ったの?」


 


タケル。


 


口。


 


開く。


 


その前。


 


ソラ。


 


「惜しい。」


 


「……。」


 


ケンタ。


 


「惜しい!?」


 


ソラ。


 


真顔。


 


「派手に。」


 


「転んだ。」


 


タケル。


 


「転んでな――」


 


ソラ。


 


ケンタを見る。


 


証言者。


 


完全に。


 


証言者。


 


「派手に。」


 


「転んだ。」


 


「……。」


 


タケル。


 


ソラを見る。


 


ソラ。


 


横を見る。


 


ケンタ。


 


口元。


 


押さえる。


 


我慢。


 


「……。」


 


失敗。


 


ぷっ。


 


     ◇ ◇ ◇


 


会計。


 


到着。


 


ハルミ。


 


伝票。


 


受け取る。


 


見る。


 


「……。」


 


息。


 


吸う。


 


カード。


 


出す。


 


無言。


 


機械。


 


差し込む。


 


(……今日。)


 


(これで。)


 


(何回目だっけ。)


 


(……。)


 


(もう。)


 


(数えるの。)


 


やめた。)


 


一拍。


 


(文字通り。)


 


かすみ。


 


その顔。


 


見ていた。


 


「学校用品って。」


 


「そういう力。」


 


「ありますよね。」


 


ハルミ。


 


「もう。」


 


「二度と。」


 


かすみ。


 


「毎年。」


 


「そう言いますよ。」


 


「……。」


 


ハルミ。


 


「今年が。」


 


「初めてです。」


 


「あら。」


 


かすみ。


 


ぱちっ。


 


「じゃあ。」


 


「これから。」


 


「何年も。」


 


言えますね。」


 


ハルミ。


 


「……。」


 


かすみを見る。


 


(……最高。)


 


全然。


 


最高ではない。


 


     ◇ ◇ ◇


 


帰る時間。


 


全員。


 


立つ。


 


「じゃあねー!」


 


「またねー!」


 


「学校でねー!」


 


手。


 


振る。


 


大げさ。


 


長い。


 


別れ。


 


ケンタ。


 


タケルに。


 


手。


 


振る。


 


女子にも。


 


振る。


 


そして。


 


「また明日ーー!!」


 


「……。」


 


静寂。


 


突然。


 


完全な。


 


静寂。


 


あの。


 


一言だけで。


 


サプライズパーティーを。


 


全部。


 


台無しに。


 


しかけた時の。


 


静寂。


 


メイ。


 


首。


 


こてん。


 


「明日?」


 


ケンタ。


 


「うん。」


 


「あした――」


 


「……。」


 


停止。


 


タケルを見る。


 


タケル。


 


静か。


 


まっすぐ。


 


見る。


 


何も。


 


言わない。


 


でも。


 


目。


 


全部。


 


言っている。


 


『黙れ。』


 


『今。』


 


『すぐ。』


 


ケンタ。


 


ごくっ。


 


「……。」


 


「あ。」


 


「間違えた。」


 


声。


 


少し。


 


変。


 


「月曜日!」


 


「月曜日に。」


 


「会おう!」


 


メイ。


 


もう。


 


気にしていない。


 


「うん!」


 


「じゃあね!」


 


「ケンタくん!!」


 


「ま、またね!!」


 


一行。


 


歩き出す。


 


ケンタ。


 


その場。


 


残る。


 


去っていく。


 


タケルを見る。


 


タケル。


 


ほんの少し。


 


振り返る。


 


目。


 


『ギリギリ。』


 


ケンタ。


 


こくっ。


 


理解。


 


そして。


 


逃げるように。


 


帰った。


 


これ以上。


 


何か。


 


言う前に。


 


     ◇ ◇ ◇


 


次。


 


アイス。


 


店は。


 


土曜市。


 


カラフルな。


 


テント。


 


隣から。


 


チュロス。


 


甘い匂い。


 


列。


 


そこそこ。


 


目的。


 


大きなカップ。


 


アイス。


 


二玉。


 


そして。


 


その列の。


 


真ん中。


 


「……あ。」


 


ユウ。


 


レン。


 


いた。


 


二人。


 


巨大な。


 


カップ。


 


共有中。


 


明らかに。


 


二人には。


 


大きすぎる。


 


でも。


 


頼んだ。


 


それを。


 


ソラ。


 


即。


 


「お前らもいるの!?」


 


ユウ。


 


「もう。」


 


「全部買った?」


 


タケル。


 


「ほぼ。」


 


一拍。


 


「途中で。」


 


「頭おかしくなりそうだったけど。」


 


「買った。」


 


ソラ。


 


突然。


 


「えっ!?」


 


「俺。」


 


「誘われてないんだけど!?」


 


タケル。


 


「お前。」


 


「勉強。」


 


「嫌いだろ。」


 


ソラ。


 


「べ、勉強!?」


 


一拍。


 


「何のために!?」


 


「テスト。」


 


「……。」


 


ソラ。


 


顔。


 


あの顔。


 


完全に。


 


忘れていた顔。


 


学年末。


 


試験。


 


存在。


 


完全に。


 


記憶から。


 


消えていた。


 


「……。」


 


声。


 


変わる。


 


「テストって。」


 


「いつ?」


 


レン。


 


「三週間後。」


 


「……。」


 


ソラ。


 


遠くを見る。


 


何もない。


 


空間。


 


じーっ。


 


そして。


 


「はぁぁぁ……。」


 


「ユウくん……。」


 


「俺。」


 


「お前の学年に。」


 


「戻りたい……。」


 


「全部。」


 


「簡単そう……。」


 


ユウ。


 


首。


 


かしげる。


 


「でも。」


 


「ソラくん。」


 


「留年しかけたよね?」


 


「それは。」


 


「去年の俺。」


 


ソラ。


 


胸。


 


張る。


 


「今の俺は。」


 


「新しい男。」


 


レン。


 


「今年。」


 


「……。」


 


「あと。」


 


「今も。」


 


「同じガキに見える。」


 


「俺は!!」


 


「内面的に!!」


 


「成長した!!」


 


レン。


 


無表情。


 


「二センチ。」


 


「それは身長!!」


 


「二センチは。」


 


「大きいだろ!!」


 


「大きくない。」


 


「ちょっと待って!!」


 


ユウ。


 


突然。


 


大声。


 


全員。


 


見る。


 


ユウ。


 


タケルの。


 


腕。


 


指す。


 


「タケルくん!」


 


「腕。」


 


「折ったの!?」


 


「……。」


 


タケル。


 


口。


 


開く。


 


その前。


 


ソラ。


 


「折った!!」


 


「しかも!」


 


「めちゃくちゃ派手に!!」


 


「折ってない!!」


 


レン。


 


ギプスを見る。


 


「新しい。」


 


「アクセサリー。」


 


「いいね。」


 


タケル。


 


「ありがとう。」


 


受け入れた。


 


もう。


 


説明。


 


諦めた。


 


その頃。


 


ハルミ。


 


隣。


 


アイス。


 


ぱくっ。


 


「……。」


 


穏やか。


 


少しずつ。


 


回復中。


 


魂。


 


ハルミの。


 


隣に。


 


座る。


 


『アイスって。』


 


『特別だよね。』


 


ハルミ。


 


『うん……。』


 


魂と。


 


会話。


 


するくらい。


 


回復中。


 


タケル。


 


隣。


 


アイス。


 


ぱくっ。


 


無言。


 


二人。


 


並んで。


 


ソラと。


 


レンを見る。


 


まだ。


 


内面的成長について。


 


言い争っている。


 


というか。


 


ソラだけ。


 


言い争っている。


 


レン。


 


ほぼ。


 


相手にしていない。


 


その時。


 


ユウ。


 


メイを見る。


 


にこっ。


 


純粋。


 


何の。


 


悪意もない。


 


「ねえ。」


 


「メイちゃん。」


 


「明日。」


 


「楽しみ?」


 


「……。」


 


静寂。


 


また。


 


二回目。


 


あの。


 


静寂。


 


アイコ。


 


ユウを見る。


 


ゆっくり。


 


ものすごく。


 


ゆっくり。


 


「……。」


 


「ユウくん。」


 


「頭。」


 


ぶつけた?」


 


冗談。


 


のようで。


 


冗談ではない。


 


ユウ。


 


「は、はは……。」


 


意味。


 


分からない。


 


アイコ。


 


笑わない。


 


「だって。」


 


「忘れたの?」


 


一拍。


 


「私たち。」


 


「会うの。」


 


月曜日。」


 


目。


 


言っている。


 


『今すぐ。』


 


『黙って。』


 


ユウ。


 


「は……。」


 


「はは……。」


 


笑い。


 


消える。


 


「あ。」


 


「そうだった……。」


 


「俺。」


 


「バカだなぁ……。」


 


ソラ。


 


「ほんと。」


 


「バカだな!」


 


何も。


 


分かっていない。


 


タケル。


 


「ソラくん。」


 


「何!?」


 


「……。」


 


誰も。


 


答えない。


 


ハルミ。


 


最後の。


 


アイス。


 


ぱくっ。


 


食べ終わる。


 


全員を見る。


 


そして。


 


メイ。


 


真ん中。


 


何も。


 


気付いていない。


 


ヒナと。


 


ノートの。


 


色について。


 


楽しそうに。


 


話している。


 


完全に。


 


平和。


 


(……。)


 


(二回。)


 


(今日だけで。)


 


(二回。)


 


(危なかった。)


 


一拍。


 


(明日。)


 


(面白いことに。)


 


(なりそう。)


 


ハルミ。


 


立つ。


 


袋。


 


持つ。


 


「よぉぉぉし!!」


 


「みんな!!」


 


「帰るよーー!!」


 


メイ。


 


「ええええ!?」


 


「もう!?」


 


ハルミ。


 


即答。


 


「もう!!」


 


交渉。


 


不可。


 


メイ。


 


むぅ。


 


あの顔。


 


タケル。


 


すでに。


 


立っている。


 


ソラ。


 


まだ。


 


レンと。


 


内面的成長。


 


議論中。


 


ただし。


 


レン。


 


二分前から。


 


ほぼ。


 


返事していない。


 


「ソラくん!!」


 


「今行く!!」


 


そして。


 


一行。


 


帰宅。


 


大量の。


 


袋。


 


大量の。


 


アイス。


 


そして。


 


二回。


 


漏れかけた。


 


秘密。


 


その真ん中。


 


メイ。


 


るんるん。


 


何も。


 


知らない。


 


明日。


 


自分のために。


 


何が。


 


待っているのか。


 


まだ。


 


まったく。


 


知らなかった。





読んでいただき、本当にありがとうございます~!!♡♡


もしこの作品で少しでも笑顔になっていただけたら、★で応援していただけると、とっても嬉しいです!


皆さんからいただく評価は、

「もっともっと面白い作品を作りたい!」

と思える大切な励みになっています


(´▽`)


Pixivではキャラクターデザインやイラストも投稿しています!



最近、この作品の日常を描いた四コマ漫画をPixivに投稿しました!ぜひぜひ遊びに来てください~!!♡


Pixiv:

https://www.pixiv.net/en/users/121622272


また次回もよろしくお願いします~!!♡♡

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