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第十二話「臓器」
ペルナーは、そのうち白い手足をくねくねと踊らせながら、石峰さんの方へ戻って行った。
「ねえ、またしましょう? 愛し会いましょう」
と、石峰さんは言う。
「ううっ、うーん。あぁーー」
と猫なで声を張り上げる彼女の姿は艶やかで、僕の漸進を凍らせるようだった。あまりの色気に僕の脈拍はほとんど最高ともいえる早さで脈打って、戻らなかった。
「愛し合いましょう」
という彼女の声すら、美しい。
僕はこの神聖な空間にいていいのだろうかと疑問に思い、壁際のほうまで、後退した。
ペルナーが、彼女のベットの上に横になると、石峰さんはより色っぽい顔つきになった。
これから、何かが始まるのである。
何が始まるのか分からないから、僕はさらに緊張する。




