第八十二話 自宅の庭を大改修します。
ストーンドニアの我が家。
帰って早々、
マアムさんから連絡が来て、
「土地の所有許可書と納税の免除書の手続きにギルドへ来い。」
手続きかぁ、大変そうって思ってたら全部代わりに済ませて頂いてた。
所有許可書ってのは想像通り、貴族以外が土地の所有を保証する。
だけど、納税免除の方は複雑でした。
簡単に例えると、
農業など土地を使っての生産は非課税、
だけどお店などの商売に使う場合は30〜60%課税対象になる。
商売するには、手続きが別に必要なのだとか、
商人ギルドへの入会とか商業許可書やら営業許可書など
手数料を支払えばギルドが代行してくれるそうです。
で、手続き諸々と借地時の賃料の残金を受け取って帰宅
庭を眺めながら土地の有効利用を考え中です。
眺めている庭園は、魔石を使って水が小川の様に流れ小池へ
それを鮮やかで趣がある草木が並ぶ、
枯山水から立派な庭園に変わっていた庭です。
「クロムさんや、クロスさん、クロンさんに、悪いなぁ〜」
私の中で二つ作りたい物が、
一つは、神様への供物場所 この世界で生活が続く感謝をしたい。
もう一つは、農業をしたい。
ネットで購入すれば楽、量の限界もないから心配ないけど
世間体がね・・・怪しいでしょ?
なのでビニールハウスの様に幾つか分けた農地を作りたい。
そうすると・・・庭園が大き過ぎるんだよね。
「ルート様の意のままに。」って零さんは言うけど
それ程壊すには勿体ない景色です。
「新たに仕事を与えて頂いた喜びに比べれば・・・」 3人が言ってくれた。
「ごめんね。」
「庭の一部を破壊して精霊の森で頂いた種を4つを半円に撒く。」
「精霊は4属性だから・・・頭で思い浮かべながら」
ごぉ〜、どぉ〜んと、
高さは10m位、幹周りが数百m?は有りそうな1本の木が生えた!
「1本? 種4つ撒いたはずだけど?」
「流石は、主人殿無茶をする。」「主人様でしか為せぬ事ですね。」
「嵌合精霊樹」 :四大精霊の嵌合体
異世界人が創造したキメラ樹。
「い、いや、想像してたのとは違うよね?」
「創造を超える事はありません。」 大賢者さ〜ん
一応、半円状になっている幹の手前に、
事前に用意した神様達の御神体を並べ置く 順番とか有るのかな?
大龍さんに大きい水晶を9個、
超貴重って事なので、零さんに暗黒水晶を1つ
事前に用意して貰ってました。
何時かは作りたいって言ってたので、二人が探して来てくれた。
それぞれに神様を思い錬金付与、最後に大きいダイヤが創造神様
四精霊神そして四技能神 光と闇の神様 そして創造神様
「こんな感じかな?」
「お、おぉ〜。凄いな」 「恐れ多いですな」 二人が怯えてる?
気にせずに作業を進める。
次は、供物台だけどっと考える、 結局大きい供物台を一つ作る事に
「天空の森の木を使って・・・座卓の様な感じで・・・」
完成した半月の形の供物台を、供えやすいように平らな方を手前に設置
供物台の手前に座布団を置いて完成。
「うん。 中々いいんじゃないの?」 ひとり満足してました。
次はビニールハウス作り、
付与で空間拡張するから大きくなくてもいいんだけど世間体がね
なのでテニスコート程の大きさにするつもり。
場所は家と精霊樹で隠れている奥のスペース
5個は欲しいと創造して設置する。
ビニールハウスって言うより温室の様な形
鉄のフレームにガラスを嵌めた感じ。 勿論付与付き
付与すればビニールハウスでもいいんだけど、
この世界にビニールが無いので温室風に変更。
中に入ってみると、想像以上に大きかった!
「あれ?100ヘクタールってこんなに広かった?」
「1ヘクタールが100m四方ですのでその百倍です。」
「ルートの思考を観察、それは1アールです。」
「1アールは10 m四方ですのでルートの想像値です。」
aとhaを間違えたみたいです。




