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第39話 策に溺れた大賢者と色欲の悪魔王①

お久しぶりです。遂に第2章の終わりが近づいてきました!!

大賢者アリシアのスキルに『魔力操作』『魔法操作』を加えました。

 え、ええええぇぇぇぇぇぇぇぇ、大賢者さん何やってんの!?何で大賢者から悪魔王の奴隷にジョブチェンジしてるんだ本当に!!?もしかして、色欲の悪魔王と同棲状態になって、それで魅了れちゃったの!?ドジっ子なんですか?大賢者さん、まさかのドジっ子属性付きですか!!?

 それにしても大賢者さん戦闘系スキルしか持ってないな。大賢者さんは戦闘系スキルだけを伸ばせるほどいいとこの出なのかな?いや、エルダーエルフだから、エルフの中でも神聖視されてたとか?

 あっ、人間モードになってないと警戒ちゃう。あと、みんなのステータスを隠蔽しとかないと。


〈ねえ、アリシアさん解呪魔法が効かない魅了にかかってるんですけど・・・〉


《それはユニークスキル『色欲』のせいだと思われます。大罪系統のスキルは世界の強度によってその効力の強さは異なりますがどれも完全系統に近い力を持っています。》


〈つまり、完全系統未満、世界によっては以上って認識で良いのかな?〉


《はい、その認識で間違っておりません》


〈ふむ、精神系統の異常状態を無効化するスキルを持っている我々には関係のない話だな〉


《その通りです、椿お姉様》


〈うーん、難しい話は良く分かんなーい〉


 いつもの調子に戻るの早いな!?あ、椿たちに睨まれてびくついてる。如何やら本調子とまではいかないようだ。それにしても僕たち色欲と相性良すぎだね。何か負ける気がしない。


〈ほら、皆そろそろ相手が近づいてきたから警戒態勢を取って〉


〈〈《了解》〉〉


 改めて大賢者アリシア・エルダートを観察してみる。身長は椿と同じくらいか?胸はローブを着ているから良く分からない。それにしてもあの杖凄そうだな。その杖は白い木でできていて幹が絡み合ったように見え、その捻じれの中心を黄金の線が走っており、柄の部分には色の違う七つの宝珠が備え付けてあった。


「ようこそ最下層へ、試練を超えし英傑の方々。私がこの封印迷宮を創り上げたアリシア・エルダートです」


〈如何やら、仲間と思わせて後ろからズブリっと刺す算段のようだね〉


《そうですね。今のところ()()ついていません》


「どうも初めまして、僕は晴人・荒木と言います。で、後ろの三人が左から椿、ラム、サナです。大賢者さんで合っていますか?」


 僕が紹介すると同時に三人とも頭を下げる。向こうはこちらが攻撃するつもりがないことを確信したのか、少しだけは張りつめていた空気が緩む。


「はい、人々からはそのように呼ばれています」


「ご謙遜を、アリシア様は職業も大賢者ですので称号だけではないはずです」


「ねえ、アリシアさんってみry「お前は少し黙って置け!!」もがもがもが」


 ナイスカット椿!あ、危ない危ない。取り敢えず、いきなり敵対関係になりそうな一言を言おうとしたラムの口を塞いだ椿にサムズアップしておく。今のはいつも以上にアホな行動だった。


「・・・?」


「お、お気に為さらず」


「そうですか?それでは立ち話もなんなのでどうぞ中へ」


 アリシアさんはそう言って扉の片方を押して開ける。


〈来たね。奇襲があるかもしれないから、みんな気を付けて〉


〈〈《了解》〉〉


 取り敢えず、マップで地形と罠の確認を・・・って、何かここから先くり抜かれたみたいに白いままだ。


《どうやらこの扉の先は異界になっているようですね。『世界地図』でも中に入らない限り記録されません。》


〈ふむ、一寸先は闇、ということだな〉


〈危ないってことだよね?取り敢えず僕が先に行ってみようか?〉


〈いや、僕を先頭にして行こう。僕がステータスが一番高くてスキルの質も量もこの中で一番高いしね。異論は認めないよ〉


〈〈《はっ(はーい)!》〉〉


 再び睨まれるラム・・・・如何やら、本調子に戻って来たらしい。だけど、それだとまた地獄を見ることになるんだけど。

 さて、相手を待たせるわけにもいかないし、早く扉の中に入るとしよう。鬼が出るか蛇が出るか分からないからこそ気を引き締めてかからないとね。相手も神の領域にいるんだからね。

 中に入るとそこは緑あふれる庭園だった。大理石で出来た歩道が敷かれていて、その先にはテラスがあり、そこのテーブルの横には長い薄桃色の髪を持ったメイドが立っている。

 あれかな?あの人だよね?どう考えてもあれが色欲の悪魔王リリアナさんだよね?・・・・悪魔にさんを付けるのは如何なんだろう?まあ、いいや、神眼さん、頼んだよ!


 名前:リリアナ・ルクスリア

 


 種族:魔神[淫魔]



 年齢:496708185



 性別:女



 職業:悪魔王Lv87



 状態:良好



 Lv:53




 HP:13,086,100,000/13,086,100,000



 MP:20,000,000,000/20,000,000,000



 STR:13,080,000



 VIT:11,000,053



 INT:25,090,000



 MND:30,370,000



 DEX:21,230,000



 AGI:16,190,000



 通常スキル:『火属性魔法』Lv10『風属性魔法』Lv10『土属性魔法』Lv10『水属性魔法』Lv10『闇属性魔法』Lv10『空間魔法』Lv10『深淵魔法』Lv3『催眠魔法』Lv15『契約魔法』Lv16『交渉術』Lv16『演技』Lv17『魅了魔法』Lv21『房中術』Lv23『眷属召喚』Lv19『魅了の魔眼』Lv10『体術』Lv9『演舞』Lv14『変身』Lv12『魔素操作』Lv13『号令』Lv9『指導』Lv10


 

 パッシブスキル:『全異常状態耐性』Lv12『五感超強化』Lv13『自然再生』Lv10『瘴気吸収』



 エクストラスキル:『魅惑の身体』Lv15『魅惑の声』Lv17『魅惑の香り』Lv19『配下召喚』Lv12『魔力の泉』Lv4『魅了の邪眼』Lv18『魔法操作』Lv11『不老不死』Lv-



 ユニークスキル:『色欲』Lv-『理性破壊』Lv11



 称号:『神の敵対者』『女の敵』『最高の娼婦』『ビッチ』『淫魔の王』『色欲の悪魔王』『策士』『淫乱』『封じられた者』『大賢者の主人』『最弱最悪の悪魔王』『冒涜者』『傾国の淫魔』『魔神』


 ビンゴ!む、最弱の癖に強い・・・!あっ、でも接近戦は弱そう。まあいいや、先手必勝!!ステータス的には完全に僕の方が格上だし、あんな称号が付いているなら、手加減をする必要なし!『プチブレス』!!!


「何っ!!?」


〈皆、アリシアさんが邪魔しないように捕まえちゃって!〉


〈〈《了解》〉〉


「『分裂』からのー、『擬態:極』で檻!」

「『汝の影より現れ、汝を拘束せよ!影の拘束シャドー・リストレイント』」

「『氷結地獄第一の円コキュートス・カイーナ


 アリシアさんが対応する前にラムの分身体が檻に変化し逃走を妨げ、彼女の陰から出てきた拘束器具が彼女の身体を縛り上げ、口を塞ぎ、駄目押しとばかりにその全身を氷の中に閉じ込められる。

 その間に僕のブレスはリリアナにまで届き、ジュッと音を立てて床を貫通しが、躱された。寸前のところで転移で逃げたようだ。

 ・・・躱されちゃった。まあ、そんなことよりもアリシアさん窒息死したりしないよね?まあ、あの氷はサナのお手製改造魔法で出来てるから、そんなことにはならないと思うけど。


「あらあら、流石にいきなり攻撃されるとお姉さんも傷つくわよ、ぼ・う・や♡」


 その声につられて上を見れば、露出の激しい妖艶な下着にしか見えない服を着た天に向かって伸びる捻じれた角を持つ美女が空に浮いている。まあ、そんなことよりも・・・


「「「殺す!!!」」」


 完全に火のついちゃったこっちの方を気にした方が良いのかもしれないけど・・・・・。

 








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