第30話 進化ラッシュ!
「助けてくれてありがとうございます!!ご主人様!!」
あれから30分くらい経ってもお説教が続いていた。流石にかわいそうになって来たので、僕は椿たちの説教からラムを救出していた。さっきまで『ございます』なんて付けていなかったのに・・・余程怖かったんだな。
「主様に免じて許してやるが・・・・わかっているだろうな?」
「ひっ!」
キメラモードを手に入れてから『変形』スキルで作り出した僕の服を掴んで下手すると乳児以下かもしれないほどコンパクトな(これも何故だかキメラモード時のみ、ただの小人さんモードかもしれない)僕に隠れるように小さくなる。
「駄目ですよ。椿お姉様、そのように脅しては・・・ほら、怒ってませんからマスターから離れてください。私がマスターを抱っこしたいので」
一瞬、サナがラムに救いの手を差し伸べたように見えなくもなかったが、単なる私欲のためだった。
「ご主人様ー、皆が僕のことをいじめるよー」
僕のことをギューっと抱きしめるラム。しかし、
「離れなさいって言いましたよね?」
「は、はいっ!!!」
サナの一声でその場で立ち上がり敬礼する。そして、僕の体はサナに攫われた。
「すうぅぅぅぅぅぅはぁぁぁぁぁぁぁ♡ああ、これがマスターの香り!!至福の時です!!!」
「うん、それはいいんだけど、相当レベルアップしたし、進化できるんじゃないの?」
僕がそう言うと先ほどまでだらしなく緩んだ顔をしていたサナがキリっという効果音が聞こえそうなほどの速さで真面目顔に戻る。個人的に言わせてもらえば、今更かっこ付けたところですでに手遅れだと思う。
「はい、それでは進化なさいますか?」
「うん」
僕が返事すると同時に選択画面が出現する。
○デビルスライム
・ヘイナススライム
・ヘルスライム
・クレイジースライム
・イビルスライム
毎度毎度のことながらどれにしよう?
「一番下にあるのが特殊進化先です」
「じゃあ、イビルスライム」
「まだまだありますので次に参ります」
○イビルスライム
・タイラントスライム
・アトロススライム
・アウトレイジスライム
「アウトレイジスライム、僕が選択したらどんどん次の出して」
「承知しました」
○アウトレイジスライム
・シュラスライム
・エンドスライム
口に出す時間が惜しいのでエンドスライムを脳内で選択。
○エンドスライム
・ゴッドスライム
・エニグマスライム
エニグマスライム。
「スライム系統終了しました」
○ホワイトウルフ
・ライトウルフ
・ナイトウルフ
・アイアンウルフ
ライトウルフ。
-30分後-
「終わったー!」
「お疲れさまでした。」
量が多すぎて途中から単純作業をさせられていた気分になった。進化はこまめにするに限る!うんうん!
ステータス確認しよう。
ステータスオープン!
名前:ハルト アラキ
種族:イレギュラー(亜神/龍神/精霊神/雷狼神/エニグマスライム/混沌獣神[幼体])
姿:キメラ[幼体]
年齢:0
性別:中性(男)
職業:侍Lv100/忍者Lv100/魔導士Lv100
Lv:1209537
HP:124183000000/126483000000
MP:30000000000/30000000000
STR:1134590000
VIT:753210000
INT:2019999000
MND:1500000000
DEX:691200000
AGI:957800000
ステ-タスポイント:99999999
スキルポイント:99999999
通常スキル:『鑑定』Lv10『プチブレス』Lv10『飛行』Lv3『分裂』Lv10『合体』Lv10『変形』Lv10『全精霊術【神級】』Lv1『刀術』Lv11『魔力操作』Lv10『嗅覚探知』Lv4『水属性魔法』Lv10『毒弾』Lv10『猛毒調合』Lv9『土属性魔法』Lv10『召喚術』Lv10『無詠唱』Lv10『全言語理解』Lv-『隠蔽』Lv10『威圧』Lv10『念話』Lv10『悪食』Lv10『剣術』Lv10『槍術』Lv10『弓術』Lv10『戦斧術』Lv10『風属性魔法』Lv10『看破』Lv10『火属性魔法』Lv10New『盾術』Lv10『毒生成:全』Lv10『並列詠唱』Lv10『忍術』Lv10『真実の魔眼』Lv5
パッシブスキル:『直感』Lv10『五感超強化』Lv10『超感覚』Lv10『神毒耐性』Lv1『常時気配感知』Lv1『自動再生』Lv1『再生速度超上昇』Lv1『再生効果上昇』Lv1『HP自動回復』Lv1『回復速度上昇』Lv1『回復効果上昇』Lv1『魔力自動回復』Lv1
ユニークスキル:『冷静沈着』Lv10『神の手』Lv10『完全感知』Lv3『完全隠密』Lv3『混沌獣神の権能』Lv1
エクストラスキル:『明鏡止水』Lv10『楽園への誘い』Lv10『世界地図』Lv-『神刀』Lv1『神雷』Lv1『神眼』Lv1『異常状態の邪眼』Lv1『神威』Lv1『神力』Lv1
例外スキル:『ステータスポイント』Lv-『スキルポイント』Lv-『種族複数選択』Lv10『職業複数選択』Lv1『吸収』Lv10『ソウルテイム』Lv3『限界撤廃』Lv-『世界目録』Lv10『時空圧縮』Lv1『異常状態無効』Lv-『即死無効』Lv-『瞬時再生』Lv1『万物消化』Lv1
称号:『イレギュラー』『転生者』『種族を複数持ちし者』『変異体』『限界を知らぬもの』『希少種』『理不尽を打倒したもの』『達人』『超人』『神域到達者』『神に至りしもの』『神』
『混沌獣神の権能』:『異常状態耐性』スキルを無効化、異常状態系スキルの効力上昇、異常状態無効、森羅万象の理へ干渉権限、神級以下のありとあらゆる現象を操作する権能。
・・・ついに神になりました。目標だったとはいえ、もう少しゆっくりでよかったです。本当に。・・・それに関して文句を言わせてください!
「ねえ、何か人族から亜神に進化したんだけど!?おかしくない!?おかしいよね!?何なのこの『混沌獣神』って初めて聞いたんだけど!!?どちら様だよ!?キメラが神様になったらみんなこうなんの!!?」
「落ち着いてくださいマスター。人族はある程度になると亜神になりますから。・・・・『混沌獣神』は新種だと思われます。イレギュラーであることが考慮された結果でしょう。」
そんなは考慮は犬に食わせてしまえ!!・・・・落ち着け、クールダウンだ僕。ユニークスキルで対処できないほど混乱してどうするだ!落ち着け、落ち着け、強くなることは良いことだ、悪いことなんて何もない。平穏が好きだろうが強いのは良いことだ。
「ふぅー、よし!クールダウン完了!」
「クールダウンお疲れさまでした。今の主様が混乱した状態ですと最悪我々は主様を一旦この場に残して撤退しようかと念話で話し合っていましたから」
そんな危険だったかな僕?
「ご主人様今すっごく神々しいね!」
「えっ?」
「そうですね。まさに我らが神と言った所でしょうか」
「サナ!説明頂戴!!」
「はい、マスターは私のような亜神とは違い、本当の神になられましたからそのオーラが「どうにかする方法を教えて!!」承知しました。マスターのそのオーラの大部分は『神威』スキルが自動発動しているせいなので、それをオフにすれば、大分マシになります。後は、隠蔽するだけです」
「ありがと!」
・・・くっ!何で『隠蔽』だけ『完全』が付いてないんだ!まあいいや、これでどうにかなったはずだし、それだけで満足しよう。
「あっ!ご主人様がピカピカじゃなくなった!?」
「ああ!?も、勿体ない!!?」
相当ショックだったのか椿は前のめりに倒れ地面に手を付けた。その体勢だと着物の間の谷間がくっきり見えてしまう。
「勿体ないってどういうこと!?」
まあ、僕の場合はその谷間よりも先ほどの椿の発言のほうが気になる。そもそも、椿がショックを受ける理由のほうがわからない。
「マスター、そんなことより職業も上位職業に転職させられるのですがこちらでしてしまってもいいですか?」
「そ、そんなこと。」
馬鹿なそんなことで済むような問題ではないはず・・・・せめて僕にとっては。
「マスター?」
「え、ええと、サナの方で進めちゃっていいよ」
「承知しました」
取り敢えず、進化は僕の精神にダメージを与えるという大きな被害をもたらしつつ、終了した。・・・えっ?僕の精神へのダメージ何て被害として数えない?この人でなし!!
途中進化先を考えるのがめんどくさくなりました。雑ですみません。




