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前線組  作者: 井谷詩度地位
大会
58/59

バトルロワイヤル5

腕の骨折っとりました

『さぁ、やって参りました。第3回戦。

早速、西側〜、マルチバトルで2位を獲得した人を覚えているだろうか?へんな名前に見合わない実力を持ち合わせた人、頭でっかち!

お次は東側、こちらもユニークな名前を持ち合わせている!布団が吹っ飛んだ〜。

どちらとも前回の大会において高い順位を獲得している!果たしてどんな戦いになるのか!それでは、初め!』


そんな掛け声がなった瞬間2人は示し合わせたように走り出した。

頭でっかちさんは魔法を主に使っているから遠ざかるように走り、布団が吹っ飛んださんはそれを追いかけるように走っている。


鬼ごっこやな。


それでも、魔法職の頭でっかちさんが距離を離せる訳が無く、じわじわと距離を縮めていった。

その間、頭でっかちさんは中級魔法を連発しまくって近寄らせないようにしていたのだが、布団が吹っ飛んださんは魔法と魔法の間をするすると抜けていった。


焦った頭でっかちさんは、急に止まり、布団が吹っ飛んださんに向かって上級魔法を放った。


上級魔法を発動できるくらいには強くなってんだ……。


さっすがに布団が吹っ飛んださんもこれにはびっくりしたのか、少しばかり動揺が見られ、動きが一瞬止まった。

その間に頭でっかちさんは新しい魔法の準備をしていた。


話が少し変わってしまうんだが、俺の持っている『神眼』の能力に魔法陣の模写があって、見たことのない魔法陣があったらその都度模写をしている。

はずなんだけど、知らない魔法陣が形作られていく。

これも模写っておこうかな。


模写った魔法陣は模写したと同時にその魔法陣の効果が頭の中に出てくる。


さっき模写った魔法陣の効果は、こうだった。

『空間転移』


わお


俺以外にも空間転移をしようとする人がいたとは。

けれど、それ以外にも効果があった。

『立体空間』


だったそうで、空中に足場を作るっぽい。

つまり、上に逃げようとしているのかな?


思った通り転移をし、見えなくなったと同時に上から魔法の気配がした。

そんでもって上の方を見てみると、あら綺麗。流れ星ですよ。


うん。何してんの?

こっち観客いるんだけど?

ほら、布団が吹っ飛んださんも唖然として佇んで……いないだと!?


隕石切り落としてるんですけど。うわっ。何このトンデモ生物。

俺もできるけど。


これで決めるつもりだった訳ではないのか、他の魔法も飛んでくる。

雨みたいに降ってくる毒とか、地面から生えてくる巨大な薔薇とか。

結構な地獄絵図。


よく耐えられんなぁ〜。

布団が吹っ飛んださんは反撃が出来ないか隙を窺っている。

まだまだ続きそうですよ。えぇ

なるべく投稿できるよう頑張りますね

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