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前線組  作者: 井谷詩度地位
遺跡探索
39/59

遺跡探索10

ダンジョンボスを鑑定してみるとこんな結果が返ってきた。


トリッキースパイダー   LV、43

職業;詐欺師


HP;1000 MP;3000

物攻;1100 物防;900

魔攻;5300  魔防;900

速度;120 幸運;10


スキル

『罠魔法 LV、20』『隠蔽LV、7』


なんでモンスターが職業を持っているのかは謎だけど、とにかく皆からしたら結構強いのかもしれない。

だって、ここの部屋は吹き抜けになっているから奴は上に行くことができるし、上から一方的に攻撃を加えることも出来る。


どうしたものかね……。


……そういえば魔力障壁たるスキルを持っていた気がする。

これで上からの攻撃を防ぎ下に降りなければならない状況を作れば良いのではないか?


ならば行動は早い『魔力障壁LV、5』を天井に向かって展開する。


「ATフィー○ド、全開!!」


ハッ!、無意識にあのネタを……。

俺が心の中でシクシク悲しんでいるというのにトリッキースパイダーは攻撃を加えてきやがった。


まあ、俺が悲しんでまで作った障壁だそう簡単には……


バリーンッ!!


……………。


そんなに弱かったけこの障壁。

どうしよ。ホントどうしよ。

全く降りてきてくれないんだけど。


しょうがない。

俺の全魔力を持って攻撃を防いでやる。


その後、あのネタを使う事なく障壁を張った。

さっすがに今回の障壁は破れなかったそうで、奴は焦って降りてきた。


ちなみにこの間クランのみんなは唖然としたまま何もしていなかった。

蜘蛛を見て唖然としているものや、障壁を見て唖然としているもの。色々。


そんなことは置いといて、降りてきた蜘蛛は直接殴りにきた。

体長4メートルの攻撃を受けるつもりも受けさせるつもりもないので今回は蜘蛛に向かって障壁を張る。


結果、俺らとの距離が3メートルほど離れたところで見えない何かにぶつかったように跳ね返った。

クランのみんなは跳ね返ったことで意識が戻ったようだった。


「今意識が飛んでいた…。いや、そんなことは置いといて早く目の前の敵を倒しましょう!」


ガンプさんのその掛け声でみんながそれぞれの役割を果たそうと前へ走っていった。

けれどその途中で蜘蛛が『罠魔法LV、20』と『隠蔽LV、7』を使ったようでしょっちゅう罠にハマっている人を見た。


「こんな蜘蛛なんか、俺の一撃で仕留めてやるz…」

「お、おい。何罠にハマってんだよ。解除できるやついないんd……」


そんな会話をしていた人も床にできた沼のようなものに足を引っ掛け、沼にチャぽんをしていたり。

とにかく前の敵を倒そう。





ブクマありがとございます。

もっと、評価をもらえるよう、頑張ります

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