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前線組  作者: 井谷詩度地位
遺跡探索
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遺跡探索11

トリッキースパイダー自体はそれほど強いというわけではない。

けれど、奴が使う魔法が特に強いというわけだ。


奴の使う罠魔法と隠蔽のコンビが俺らにとってウザく近づくことが困難になっている。

しかも、隠蔽の能力によってトリッキースパイダー自体も薄くなっていて結構見づらい。


そう、こういう時こそスキル『魔法看破』が光る時!


「エラハさん、魔法看破を使ってみてください!」

「あっ、なるほどスキルを使うのですね!」


早速使ってみると、罠を使っている場所が淡く光ってどこに罠があるのかよくわかるようになった。

しかもトリッキースパイダーがどこに隠れているのかも淡く光だして丸見えになった。


こりゃ、『神眼』と合わせたら相当すごい事になるんだろうな……。

今の俺ならどんな敵も逃さない…的な。


そんなことは置いといて魔法看破を用いたエラハさんは皆にどこに罠があるのか、どこに奴がいるのかをクランの皆に教えていた。


これなら俺が同行する必要はないだろう。

ならば俺は何しようかな……。

このクラン結構強くて俺がすることないんだよね。


……そうだ、観察してよ。


観察しているとガンプさんは中級魔法を蜘蛛に向かって連発しているし、アヒージョは蜘蛛のヘイトを買ってクランの皆に攻撃を渡さないようにしていた。

それってタンクの人がやるようなものでは……。


やっぱりこの敵自体は特に強くないのか一度攻撃を喰らったら最後特に抵抗もなしにやられてしまった。


〈団体でのダンジョンボス討伐が終わりました。〉


そのアナウンスが聞こえた瞬間中央に程よい装飾がされた宝箱が出てきた。

装飾自体は前に俺が見たやつと同じだけれど、大きさが全く違かった。

俺が前に見たやつが1だとすると今回は15くらいの大きさのが二つも出てきていた。


これはクランの大きさによって変わるんだろうな。

そんな事を思いつつ、宝箱の中身の分配が始まった。


その結果俺がもらえたのはこんな内容のイヤリングだった


空虚のイヤリング   レア度:★★★★☆


耐久力:1400     防御力:+50

攻撃力:+50     速度:+15


付与スキル

『スキル強化LV、1』


こんな内容だった。

これもインベントリの中にポイッですね。


ちなみにスキル強化は字に書いたごとくスキル自体の能力を上げるスキルですね。

こんなスキルは今まで見たことがない!とガンプさんとエラハさんが猛烈に言ってた。結構レアらしい。


〈報酬の受け取りが確認されました。地上に転移します〉


そんなアナウンスが聞こえた瞬間、視界は初めにいたダンジョンの前を移していた。


「今日はありがとうございました」

「ありがとうございました!」


そう会話を終わらせてから俺は別れた。




ホント最後らへんが適当になる……。

次回は掲示板にしようかな。

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