第二都市
PV数が上がっていました
第二都市に向かう途中、俺は歩きで行く事になっていた。
転移石の弱点は一度行ったことのない場所には行けないと言うもの。
確かに攻略もしていないのに何処にでも行けたら楽しみというものが無くなってしまうから。
それと同時に、転移石が本当に有用なのか怪しくなってきたぞ。
見た事のないモンスターなどが出てきて楽しいけれども。
例えば、猿の体をしたまま右腕だけ妙に厳つく強化された剛腕猿やら、小さな天使の羽を背中につけたゴリラなど、人に近いモンスターが多く出てきた。
第一都市と第二都市を繋ぐエリアはゴリラなどが生息する熱帯雨林のようなエリアとなっており、その道中での体長50メートルはあろうかと思われるムカデに羽が生えたような虫には驚かされた。
そんな地獄の熱帯雨林エリアを抜け第二都市が見え始めたのは移動し始めてから2時間後だった。
俺は第一都市にも負けない立派な城を見て、ダッシュをかましていた。
幸いにも門の前に人は並んでおらず直ぐに入る事が出来た。
その街並みは第一都市と差して変わらず、違いを取り上げるとするのならば城の高さが少し高く、掲げてある旗の模様が違う事ぐらいだった。
俺はそのままギルドへ行きクエストを受けようと思う。
ギルドは第一都市とは違い、とても大きかった。
俺が目をひん剥き、口を開けっ放しにしてしまうくらいには。
結論を言おう、都市の外から見えた建物の内、城の次に高い建物がギルドだった。
怨恨の剛化騎士の時よりも恐る恐る扉を開けそっと中を見てから入った。
中はとても清潔でなんか冒険者達というより騎士達の集まる場所と行った方が良さそうだった。
その中でも一番優男そうな人のところへ向かっていく。
一度、第二都市に向かう途中取れた素材を売ろうと思ったから。
「あ、あのー」
「はい。何でしょうか」
「素材を売ろうと思いまして」
「ではこちらの台に売る素材を置いてください」
そう言われて案内された場所はギルドの2階にある解体場みたいな場所だった。
取り敢えずあのゴリラと猿とムカデをぽんっと置いておいた。
すると優男は引き攣った笑みを浮かべながら、聞いてきた
「こ、これらは君が倒したのかい」
「そうですよ」
「剛腕猿の危険度はEと低めだが小羽大猿は危険度がCだよ…しかも極め付けが大飛百足は危険度Bなんだよ」
小羽大猿はあのゴリラのことで、大飛百足はあの50メートルのムカデのことだと思う。
「狩れたものは狩れたんです。とにかくお願いします」
「わかったよ。1分だけ待っててね」
「え?1分で終わるんですか」
「そうだよ。どうしたの?」
「いえ。何でもないです」
第一都市のギルドでは30分も待ったのに、これも第二都市ゆえか……。
今から1分で終わることもないし下にある掲示板でもみようかな。
そこにあった内容は
・買い出し 報酬:500ウィン、特定のNPCの好感度上昇
・遺跡の調査 報酬:遺跡内で取れたアイテム、特定のNPCの好感度上昇
・ガイン40体の討伐 報酬:5000ウィン、特定のNPCの好感度上昇
・アイテム『理の指輪』の作成 報酬:10000ウィン、特定エリア『理』への進出可能
などがあった。ガインについては、背中から10本の手が生えそれぞれ槍、盾、弓、ショートボウ、短剣、長剣、戦鎚、斧、刀、杖をもった犬で相当気持ち悪い。
ピコーン
『ガンプ様からメールが来ております』
あれ以来特に何もなかったガンプからメールが来ていた。
『NARUさんへ
今から遺跡探索をする事はできますか?
ガンプより』
こんな内容だった。特にすることもないしOKの返事を送る
『OKですよー』
『今そちらは何処にいますか?』
『第二都市ですよ』
『だ、第二都市?』
『第二都市』
『あの、第一都市までどれぐらいで着きますか?』
『1分で着くよー』
『い、1分?』
『それじゃ』
「NARUさーん。査定が終わりましたよー」
「はーい」
「これが査定額の200000ウィンです」
「お、おう」
査定も終わったし転移石で第一都市に飛ぼう。
魔力を通すと視界がぼやけた。
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