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前線組  作者: 井谷詩度地位
正規版
28/59

クエスト帰り

MNWオンラインに技術の差があることを教えてくれたオークキング戦も終わり、今俺は歩いていた。

まさか転移石にクールタイムがあったとは…。

その内容は2時間の使用禁止で、結構緩めだったから今まで気づかなかった。


その道中、何度か小ボスに出会ってしまった。

思うに幸運値が関係していて、高けりゃ高いほど遭遇率が上がっている気がする。

そのせいか、上半身が人で下半身が蛇のメドゥーサとか、全身を炎で多いながら絡め手を使ってくるサラマンダーやら色々いましたわ。


その度にメドゥーサから落ちたものはメドゥーサのローブ、サラマンダーから落ちたものは、サラマンダーの逆鱗などが取れた。

ちなみにサラマンダーに関しては森の中ではなく、森の近くの荒野にいた。

どちらもとても良い素材だから鍛冶屋のドーン・ハイジャにでも鍛治の依頼をしてみよう。


そんなこんなで都市に帰ってきた俺は、ギルドに行きクエスト達成を報告をしていた。

キエラさんしかいない為、彼女の所へ行った。


「はいっ、オークを10体持ってきましたよ」

「え?あ、はい。とても速いんですね」

「たまたまですよ」

「……じゃあ、そう言う事にしておきますね」


なんか知らないけれど疑われている中、キエラさんは査定室っぽいところに消えっていった。

しばらくすると、キエラさんが慌てた様子でこちらにやって来た。


「あ、あの。こちらのオークなのですがどう考えてもオークキングだと思うのですが……。もしその場合は報酬が上乗せされますよ。」

「そうですよ。結構苦労したんですよ。身のこなしがめっちゃ上手いし。」

「そうなんですよ。もうそりゃ凄く。一応これが査定金額です。」


そんな事を言いながらキエラさんは遠い目をしていた。何があったんだよ。

査定金額は驚異の100000ウィンで、5度見したよ。

やり取りが終わり、査定金額をもらった俺が次に行くところは、鍛冶屋だった。


「ごめんくださーい」

「何のようだ」


な、何だと……ドーンが喋った…だと…

もう明日銃弾が降って来るかもしれないぞ……。


「……あ、はい、えっとこれらの素材で装備を作って欲しいのですが」

「具体的にどこだ」

「えっと、ズボンです」

「いつまで」

「いつでも大丈夫です」

「ならば、10日後に来い。」

「はい」


そう言って渡した素材は前に狩ったスピード・ウルフの毛皮と、メドゥーサのローブを(ほど)いて作った強固な魔綱糸で、これなら作れるだろうと思った物を取り敢えず渡しといた。


折角(せっかく)第二の都市への道を開いたんだ、行ってみよう。

評価して下さった方本当に感謝しております。

今後とも稚拙な文章ですがご覧になってくださると嬉しいです

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