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前線組  作者: 井谷詩度地位
正規版
27/59

オークキング戦

オークキングは引き締まった筋肉に口からはみ出た牙をチラつかせこちらへ睨みを効かせていた。

……どれくらい経っただろうか。こうして互いに睨み合い10分くらいが経ってから奴は焦れたように突っ込んできた。

しかし大体のオークのようにただ突っ込んで来るだけではなく魔法を撃たれないようにジグザグに動きながら突っ込んでくる。


俺はどしたかというと、なんかそれっぽい構えをしたままやってくるのを待っていた。

その間、ちょくちょく魔法の攻撃を入れたが、時たま当たった魔法もやっぱり消えてしまった。

奴が剣の間合いに入った瞬間、素早く剣を横なぎに払った。それっぽく。


そのまま切れるかと思ったら奴はジャンプをし、横薙ぎの切りを避けた。

まじかよ…。


奴を視界から外さないよう直ぐに目線を奴に合わせるが、既にそこには居なかった。

思ったよりも奴は速くすでに上空にいた。


ヤバイ。めっちゃ速い。ステータスでは勝っているのに速いと感じてしまう。

技術に差がある。

確かに武術に覚えのある人と無い人では結構違うとも言うし。


そんなことを考えている間にも奴は後ろを向いている時に手に持っていた斧を振るい、俺は攻撃を喰らってしまった。

とは言え障壁によってダメージは軽減された。が、いくら軽減されたとはいえ、まだレベル1のスキルだ。あまり軽減はされなかった。


結果、20000も食らってしまった。

だが俺もただやられているだけでもなく、攻撃した後の硬直を狙おうと思っていたため、多少のダメージでは動揺せずそれなりに重い一撃を入れる事が出来た。


こっちは攻撃力が50000もあるから奴の体力は全損をして、消え去った。


今までの敵と比べると結構辛かった。これからは俺よりも体力が高く、しかもオークキングのように技量も高いとなるとそれなりに苦戦を強いられる事になるだろう。

おっそろし。


『NARU様が大ボスを倒しました。よって第二フィールドが解放されました』


これが第二フィールドへの鍵だったのか…

なんの頼りもないとは結構鬼畜なゲームだよな。


〈大ボスから暴虐の斧がドロップしました〉


そういえば、装備と同様に武器も攻撃力以外の効果はインベントリの中に入れておいても得る事ができる。

ちなみに暴虐の斧の効果は


暴虐の斧   レア度:★★★☆☆×1


耐久力:10000     防御力:+0

攻撃力:+10000    速度:−100


付与スキル

なし


至ってシンプルゆえに強いと言ったところか。

けど特に効果が無いしこれは武器屋に売ろうかな。今思ったけど別に高く値段をつければ別に良いだけだし。


さっさと帰ろう

み、皆どうしたの?一気に評価が増えたよ?

めっちゃ嬉しかったけど。二度見したからね。

これからもこの作品をご覧ください!

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