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前線組  作者: 井谷詩度地位
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15/59

レイド戦 中

種族スキル『我天独暴』を発動した俺は、今希望の剛化剣を持って、雑魚狩りをしていた。体力を4%削った途端、急に雑魚敵……ゴブリンとかが溢れ出してレイドボスに近づくに近づけなくなっていた。


『ほぎゃー、ホブゴブリンじゃー』

『落ち着けよ!相棒!』

『あんたまじ誰……。ってか、助けろや!』

『嫌だよ。やられたくないし。』

『ペナルティーないだろ助けろよ。いえ…助けてください。お願いしますからー。おい逃げんな』


レイドじゃ経験値も手に入らないから雑魚を狩ってたくないんだよね。

範囲化のスキルを使って前に行ってるけど、あまり進んでない。レイド自体も進んでるから。


……新たなスキルを取るか。

ステータスから、スキル所得画面をみる。何かいいスキルがないかを探しているとこんなスキルがあった。


『火魔法LV、1』このスキルは…てか魔法系のスキルは魔剣士や、魔術師しか取れない。ちなみに魔剣士は魔法特化じゃないから魔法の威力が5分の1になる。

特に考えず取ってみる。


誰しもが一度は憧れた、魔法だよ!

火魔法のレベル1でできる魔法はファイア・アロー、ファイア・レインしかできない。

この2つの魔法で瞬間的なダメージが高いのはファイア・アローとわかっているので、使ってみる。


魔法は唱えなくても発動が出来る。さっさと始めよう。

的に標準を合わせて、込めるMPの量を決める。多ければ多いほど威力が高くなるので半分の100000ほどで。


『ファイア・アロー』


はい。俺が打ってみた感想。

はっきり言ってヤバイ。我天独暴を使ってるの忘れてたし、100000も普通込めませんわ。

その結果、大地を抉りながら、そして雑魚を灰にし、取り巻きのドラゴンは黒焦げにしながら、魔法はレイドへ向かっていった。


……一気に30%も削ったよ。


『うぉ!なんか大地がバキボコ言いながら抉れたんだが!』

『一気に30パーも削ってるの誰だよWW』

『持続ダメ、エゲーWW』

『ある一帯に雑魚が居ませんよー。雑魚の皆さんー。彼方へーW』

『300000ダメ……な、なんだと…この俺が負けた……』

『はなから勝てねーよWW』


レイドの体力を見てると、継続的に火ダメージが入ってた。

そういえば持続ダメあったわ。


あとはできた道を通り、レイドの体力を一気に50%まで削る。


その時レイドに異変が起きた。

エンシェント・ドラゴンの体が燃え始めた。

プレイヤーの手では無い。つまりレイドが強化されたと言う事だった。


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