閑話 スターライトの幸運と、噛み合わない相場計算
それは、彼女たちが枚方で誠司に再会する数日前のことだった。
若手探索者パーティー『スターライト』の6名は、福井県の敦賀ダンジョンへと遠征に訪れていた。
「よし、解除成功!動画で予習した通りにいけたね!」
代表の輝石星奈が声を弾ませる。
彼女たちは五層までの低階層を中心に、動画サイトの「初心者向け罠解除講座」を参考にしながら、実地訓練に励んでいた。この日の彼女たちは、恐ろしいほどの強運に恵まれていた。
道を歩けば目の前にひょっこりと宝箱が出現し、低階層のボスを倒せば稀少な素材がドロップする。
「すごいよ、今日だけでかなりの稼ぎになったんじゃない?」
「うん。遠征費を差し引いてもお釣りがくるね!」
探索者としてこれ以上の成果はない。ホクホクとした気分で帰路に就くメンバーたちだったが、リーダーであるセナの胸中には、わずかな「もやもや」が澱のように残っていた。
今日解除できたのは、どれも分かりやすい感圧板や、ツールを差し込んで回せば開くような単純な鍵ばかりだ。もし、もっと複雑な――それこそ「解除失敗=即死」のような罠に直面したとき、自分たちは今のままで対応できるのだろうか。
「……次は、誰か専門の人に指導してもらおうか」
反省会を兼ねた夕食の席で、セナが提案した。メンバーも、幸運に甘えて実力が伴っていない現状には危機感を感じていたようで一様に頷いた。
だが、問題は「誰に」頼むかだ。
罠の解除もできるベテラン探索者を一日拘束して、技術指導と護衛を依頼する。その相場は、最低でも100万円から、という世界である。実績のあるプロなら数百万を提示されることも珍しくない。
そんな折、彼女たちは「彼」を見つけた。
九頭竜誠司。
自衛隊の精鋭すら足止めを食らうような未踏域に平然と居座り、一瞥しただけで高難易度の罠付き宝箱を解いてみせた男。
何より、星奈は命を救われたことで面識がある。
「あの人なら、依頼を受けてもらえるかも……」
星奈たちは、ドキドキしながら報酬額を相談した。
「一日9万円」。中高生の彼女たちにとっては、血の滲むような思いで出し合った、これ以上ないほどの「奮発」だった。特に星奈の幼馴染である佐々木一樹は、「星奈を救ってくれた人なら、俺の小遣いも全部出す!」と、費用の半分近くを男気で工面した。
そして、誠司はあっさりとそれを受理した。
これが不幸な、あるいは幸福な「ボタンの掛け違え」の始まりだった。
誠司は、自らの技術がどれほど異常で、どれほどの市場価値を持つのかを全く理解していなかった。人外魔境の九頭竜において、罠の解除など「息をするのと同じ」最低限の作法に過ぎない。
一方の彼女たちも、誠司への恩義や感情が優先し、本来なら知恵袋である藍沢理奈が真っ先に行うべき「業界相場のリサーチ」を怠ってしまっていた。
その結果、「時給1万円」という正気の沙汰とは思えない価格で、「日本最高峰の技術を持つ伝説級の講師」を雇い入れるという、前代未聞の契約が成立してしまったのである。
「誠司さん、受けてくれたね……!」
「良かったぁ、断られたらどうしようかと……」
帰りの電車の中。
自分たちがどれほど恐ろしい「買い叩き」をしたのかも知らず、少女たちは希望に胸を膨らませていた。
「ねえ、せっかくだから動画も撮っちゃわない?」
「あ、いいかも!研究用って言えば許可してくれるかな」
「誠司さんの動きを記録できれば、私たち、一気にレベルが上がる気がする!」
趣味の動画編集がプロ級である芽衣が、早くもドローン型カメラの購入を提案する。隣では弟の聡が「時給一万も出すんだから、しっかり元を取らないとね」と生意気に笑っていた。
最年少の小春も「9万円分、根掘り葉掘り聞いちゃいましょう!」とはしゃいでいる。
窓の外を流れる夜景を見つめながら、彼女たちは週末の枚方ダンジョンに思いを馳せる。
まさかその動画が、世界中の探索者たちを震撼させる「お宝教育ビデオ」としてライブ配信され、自分たちが歴史の目撃者になるとは、この時の彼女たちには想像もつかないことだった。
◇
そして、枚方ダンジョン当日。
星奈たちは約束の時間の5分前、9時ちょうどにロビーに着くよう「九頭竜さんは少し遅れてくるかも」という予想に反して、そこには既に缶コーヒーを啜りながら退屈そうに待つ誠司の姿があった。
「あ、誠司さん!おはようございます!」
「……おう、おはよう」
少し驚きつつも、星奈は元気に挨拶を飛ばす。
すぐにドローン撮影の許可を願い出ると、誠司は「荷物が増えるぞ」と呆れながらも承諾してくれた。……肝心の「ライブ配信である」という一点を、舞い上がった星奈が言い忘れてしまったことを除けば、滑り出しは最高だった。
撮影の許可も、驚くほどあっさり出た。
「ドローンで動画撮らせてもらってもいいですか?」
「あ?ああ、お前らの手間が増えるだけだし好きにしろよ」
承諾は得た。よし、と星奈は胸をなでおろす。
……しかし、星奈はこの時、それが単なる『記録用の録画』ではなく、全世界への『実況ライブ配信』であることを、緊張と興奮のあまり言い忘れていた。
◇
ダンジョン内での探索が始まると、星奈たちは驚愕の連続だった。
「いいか、あそこ。タイルの角が少し削れてるだろ。踏むなよ」
誠司の指摘は、自分たちが予習で何度も見た専門家の動画よりも、はるかに見つけやすく、そして正確だった。
戦闘に関しては、低層のモンスターは『スターライト』の連携であっさりと沈んでしまい、誠司からアドバイスをもらうまでもなかったが、真価は別のところで発揮された。
「誠司さん、この宝箱……」
自分たちの手に余るような複雑な仕掛けの宝箱も、誠司にかかれば「教材」に早変わりした。
「これは3層構造だ。まず2枚目のプレートを固定して……ほら、空いた」
それを誠司は、実演を交えながら、まるで子供の知恵の輪を解くかのような手際で次々と開けていく。中からは、低層とは思えないようなレアな魔法触媒や鉱石が次々と飛び出した。
「すごすぎる……これ、全部お宝だよ!」
「9万円の価値、余裕で超えてませんかこれ……?」
最年少の小春が素直な感想を漏らすが、誠司は「へへへ、さっきのレア、高く売れそうでゲスねぇ」と、相変わらず三下丸出しの笑みを浮かべている。
探索開始直後、早朝ということもあってライブの視聴者数は二桁に届くかどうかだった。おそらく、メンバーの保護者や同級生くらいだっただろう。
だが、事態は徐々に変わり始める。
・『ねえ、今の解除方法、見た……?』
・『っていうか、このパーティー宝箱見つけすぎじゃない?』
行く先々で「幸運」としか言いようのない頻度で宝箱に遭遇し、それを謎の「三下っぽいお兄さん」が神業的な手際で解説しながら開けていく。その異様な光景は、SNSや掲示板を通じてじわじわと広まっていった。
さらに階層が上がるにつれて罠の難易度も上昇。理奈はその所作から「この人の技術、リサーチしたプロより上じゃない?」と戦慄し、聡は口を閉ざしてカメラ角度の微調整に没頭し始める。
「……あれ?星奈ちゃん、同接が5千人を超えてる!」
「えっ、嘘!?なんで!?」
芽衣が操作する端末を見て星奈が驚きの声を上げるが、当の誠司はどこ吹く風。
画面の向こうで、数千人の視聴者が「この解説してるやつ、何者なんだよ……」と戦慄し始めていることなど、この時の彼女たちはまだ、単なる「ラッキー」だと思い込んでいた。
◇
枚方ダンジョン10階層。
そこに至るまでの道中は、驚くほど「教育的」であった。
数回発生した戦闘は、星奈たちの連携が乱れることもなく、淡々と処理されていく。誠司はその後ろで、相変わらず胡散臭い薄笑いを浮かべながら、「お姉さん、いないの?できれば年上で美人の知り合いとかさぁ」などと、到底プロの探索者とは思えない三下トークを繰り広げていた。
だが、その合間に挟まれる罠解除の解説は、もはや9万円という対価が冗談に思えるほど濃密なものだった。
指先のミリ単位の動き、魔力の流れの読み方、そして「死なないための」臆病なまでの慎重さ。理奈は密かに確信していた。この男から学んでいる知識一つ一つが、将来、自分たちの命を何度も救うことになるのだと。
そして、運命のボス部屋に到着した。
本来の主は『唐獅子』。パワータイプだが、星奈たちの実力なら少し手間取る程度で勝てる相手だ。万が一イレギュラーが起きても、つい先ほど、この階層を巡回している自衛隊と遭遇した、何かあればすぐに駆け付けてくれる。そして、何より「彼」がいる。
誠司自身も、そう判断していた。
不測の事態が起きても、自分が少し手出しをすれば済む話だと。そう軽く考え、彼女たちをボス戦へと送り出した。
だが、運が良いのか悪いのか。
魔力伝導石が起動した瞬間、部屋に現れたのは二体の唐獅子ではなく――稀にしか出現しない『ドッペルゲンガー』だった。
異変はすぐに起きた。
誠司をコピーしようとした「影」が、彼の中に眠る『セレナリア』の神性に触れた瞬間、処理能力をオーバーした魔力が暴走。ドス黒い霧が噴出し、凄まじい衝撃波が星奈たちを襲った。
「きゃあっ!?」
「星奈!みんな!!」
吹き飛ばされた彼女たちの視界は、噴出した黒い霧によって完全に遮断された。互いの姿も見えず、音すら届かない隔離空間。
一樹の叫びも、芽衣が操作するドローンのモーター音も、闇の中に消えていく。
――だが、その「断絶」は、わずか数秒で終わった。
視界を埋め尽くしていた漆黒を、内側から切り裂くような青白い銀光が爆ぜた。
それはセレナリアの「浄化」の力。
霧が払われ、星奈たちが呆然と顔を上げたとき、そこには背中から溢れ出す圧倒的な威光を纏った誠司が立っていた。
「……あ」
背中から衣服を透過して放たれる、すべてを跪かせるような圧倒的な銀色の光。そして、ゆっくりとこちらを振り返った誠司の瞳。
銀色に輝き、慈愛と神々しさを湛えたその双眸を見た瞬間、星奈の脳裏に、あの日――死の淵で自分を抱きしめた、「あの神々しい美貌」が鮮烈にフラッシュバックした。
(あの時の……)
極限状態で脳裏に焼き付いた、すべてを跪かせるような銀色の光。抱き上げられた時、鼻をくすぐった夜の澄んだ空気のような清廉な香り。
自衛隊の検査官は、彼女を助けた女性を「規格外の魔力保持者」と呼び、医学的に「非の打ち所がない若い女性」だと太鼓判を押していたという。
(お兄さんが男の子でも女の子でも。私は、あの時助けてくれた『光』を忘れない)
目の前に立つのは、紛れもなくいつもの猫背な「誠司さん」だ。けれど、その瞳の奥には、自分だけが知っている銀髪の女神が確かに息づいている。
ワイルドなお兄さんにリードされるのも素敵だけれど、あんなに綺麗な女性(お兄さん)に守られるのも、まるで物語の主人公になったみたいで悪くない。むしろ、その両方を独り占めできる今の立場は――。
討伐は、既に完了していた。
画角が乱れていた芽衣のドローンカメラも、その「瞬間」を捉えていた。ノイズの走る画面の片隅、ほんの一瞬だけ映り込んだ、銀光の中に佇む神々しい男の横顔を。
「……誠司さん?」
星奈が震える声で呼ぶと、その瞳からスッと銀色の光が引いていく。
次の瞬間、彼はいつものように鼻をほじりながら、胡散臭い笑みを顔に貼り付けていた。
「いやぁ、残念だったなお前ら!今のボス、自爆しやがったぞ。せっかくの実践練習だったのになぁ、残念だ!はっはっはっは!」
あまりに露骨な三下ムーブ。だが、今の光景を目撃した彼女たちの胸に、彼が口にした「自爆」という言葉を信じる者は一人もいなかった。
「……誠司さん、本当は……」
「ん?なんだ星奈ちゃん、おこぼれの配分に色付けてくれるのか!?」
「……ふふっ。やっぱりなんでもないです」
星奈は、こぼれそうになった言葉を飲み込み、代わりに小さく微笑んだ。
カズ君たちが困惑し、理奈たちが戦慄する中で、自分だけはこの正体不明のワクワクを楽しんでいる。
9万円という対価で自分たちが買い取ってしまったのは、とてつもない「世界の裏側」だったのかもしれない。けれど、その両方を独り占めできる今の立場は。
(二人だけの、秘密……)
平穏な小銭稼ぎを望む彼の背中を、星奈はただ、秘密を共有する共犯者のような優越感で見つめていた。
◆
【配信開始~3層付近】視聴者数:12人
(主な層:メンバーの家族、学校の友人、たまたま開いた暇人)
[星奈パパ]
星奈、無理するなよー。危なくなったらすぐ自衛隊の人に頼むんだぞ。
[カズ君の母]
一樹くん、盾しっかり持って!背中丸まってますよ!
[クラスメイトA]
うわ、マジでダンジョンから配信してる。
スターライト、本気だったんだな。
[同じ学校のライバルB]:どーせ5層くらいでヒーヒー言って帰ってくるんでしょ。
……てか、後ろにいる猫背の男、誰?
[暇人C]
たまたま流れてきたけど、これ女子多めの中高生パーティー?
講師にしては随分……こう、三下っぽいお兄さんだなw
[星奈パパ]
あの講師の方、鼻ほじりながら歩いてないか……?
大丈夫かこれ。
[クラスメイトA]
お姉さんの知り合い紹介して」って聞こえたんだけどw
最低www
[暇人C]
でも今の罠の指摘、さらっと言ったけど地味に凄くないか?
全然見えなかったぞ。
[理奈の兄]
理奈が珍しく神妙な顔でメモ取ってるな。
この三下さん、ただ者じゃないのか……?
[クラスメイトA]
無理無理w
ほら、またなんか変な顔して魔石拾ってるしw
◆
【5層~8層付近】視聴者数:1,200人超
(主な層:SNSの拡散で「宝箱の遭遇率がおかしい」と聞きつけた層)
[まとめ見守り隊]
待て待て、これで5個目の宝箱だぞ?運ゲーすぎんか?
[新米探索者D]
掲示板から来ました。ここが「宝箱ボロボロ落とす豪運パーティー」の配信ですか?
[プロ専属E]
運もだけど、あの講師の解除スピードがおかしいだろ。
8層の多重ロックをノータイムで開けたぞ今。
[暇人C]
三下さん、喋ると最低なのに、箱の前に立つと指先が消えるんだがwww
[配信マニア]
この三下っぽい人、喋りは「お姉さんの知り合い紹介しろ」とかだけど、技術はガチ中のガチだ。
[新米スカウトF]
ちょ、今の指の動きスローで見たい!
芽衣ちゃん、もっと講師の指先をアップにして!
[匿名さん]
同接一気に増えたな。
SNSで「神業解説してる三下おじさんがいる」って動画が切り抜かれてる。
[探索者志望G]
待って、さっきから誠司さんが「あっちに何かありそうですねぇ」って言った方向に必ず宝箱あるんだけど……。
[クラスメイトA]
うわ、視聴者1000人超えてる!
星奈たち、いつの間にこんな有名に!?
[ベテランH]
お宝のドロップもおかしいが、あの講師、一回も「探索者の足音」を立ててないぞ。何者だこれ。
[理奈の兄]
理奈が完全に「尊敬の眼差し」に変わってる……あんなに男嫌いだったのに。
[三下ファン1号]
誠司さん、宝箱の中身見て「へへへ、金になりやすぜ」って顔してるの草。
もっとやれ。
◆
【9層~10層ボス部屋前】視聴者数:8,500人超
(主な層:中堅探索者、技術マニア、バズりを知って集まった野次馬)
[中堅探索者A]
9層の毒矢トラップ、あんな無造作に解除すんの!?
予備動作ゼロじゃねーか!
[技術マニアB]
ちょ、今のカメラ! 芽衣ちゃんグッジョブ!
指先の魔力糸の編み込みが見えた!
これ、既存の教科書に載ってない高等技術だぞ……。
[野次馬C]
同接8000突破www
祭りになってるぞwww
[スカウト志望E]
さっきから誠司さんが指差す「安全地帯」、モンスターが湧かないんだが。
ダンジョンの構造を透視してるとしか思えない。
[配信評論家]
三下キャラのメッキが剥がれ始めてるな。
この落ち着き払った足取り、絶対に死線を潜り抜けたベテランのそれだ。
[クラスメイトA]
ねぇ、星奈たちが持ってる魔石、合計したらいくらになるの? 計算するのが怖いんだけど。
[ベテラン探索者G]
次は10層ボスか。唐獅子二体……この講師がどう動くかで見極めさせてもらう。
もし本物なら、この配信は伝説になるぞ。
◆
【10層ボス戦:異変~神の残光】視聴者数:48,000人超
(主な層:日本中の探索者関係者、衝撃映像を求める一般人)
[実況民]
画面真っ暗!音もノイズだらけだ!
[中堅アタッカー]
ドッペルゲンガーの暴走か?
10層であんな規模の霧、物理法則無視してんだろ!
[パニック]
スターライトのみんなは!?誰か救助呼んだ!?
[野次馬]
……光った?
[分析班]
今、一瞬だけ霧が内側から吹き飛んだぞ。
[技術屋]
動画の明度上げてみたけど、何が起きたか分からん。
強力な閃光弾か、あるいは聖属性の使い捨てアイテムでも使ったのか?
[考査屋A]
閃光弾であの濃度の闇の霧を消せるわけないだろ。
強力な魔法か……?
でも、今の爆発的な反応、既存の「魔力」の波形と全然違う気がするんだが。
[実況民]
自爆なわけねーだろwwww
[ベテラン]
いや待て。ドッペルゲンガーは相手を模倣する。あの講師がもし「めちゃくちゃ強力だけど、模倣した瞬間に自壊するような特異な力」を持ってたとしたら、自爆に見えなくもないか……?
[考査屋B]
無理があるだろw
でも、誠司さんの装備を見てみろよ。安物の剣とボロボロの服だぞ。あんな高火力の魔法や道具を使えるようには見えない。
[匿名さん]
画質悪すぎて、振り返った時の誠司さんの顔が白飛びしてて見えねえ!
瞳が銀色に見えた気がしたけど、ただのレンズフレアか?
[オカルト好き]
あの残光、なんか見たことない色だったな。
既存のどの魔法体系にも属してない感じ。
新種の魔道具のテストでもしてたのか?
[某ギルド広報]
結局、霧の中で何が起きたかは本人たちしか分からないってことか。
でも「あの講師がいた瞬間にボスが消えた」のは事実だ。
[視聴者Z]
誠司さん、「おこぼれ色付けて」とか言ってお金の話しかしてねえwww
本当にただのラッキーな三下なのか、それとも……。
配信終了後のネットの反応
・【徹底考査】枚方ダンジョンの「空白の数秒間」――あれは果たして自爆だったのか?
・「新種の聖属性アイテム説」が浮上。スターライトが極秘で入手していた可能性。
・【悲報】伝説の三下講師・誠司氏、あまりの胡散臭さに逆に「実は何もしてない説」まで出始める。
・「あんな綺麗な光、見たことない」――一部で「枚方の奇跡」と話題に。




