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辛辣な心
ぼんやりと実家でスネをかじりながら求人を眺める。
履歴書を書いては面接に行き、何故こうなった?と自分を責めながら無理矢理動き続けた。
あちこち行く面接で、ここは遠い。歩き疲れた。と上手くいってた時を思い出しては、涙が止まらず電車を降りた瞬間膝から落ちて転んだり、道で転んだり、本気の捻挫を何度も繰り返し腰へのダメージも深くまともに歩けなくなっていた。
気力がギリギリだったのだろう。
病院に通って電気やリハビリを受けていた。
来る日も来る日も、元気になる為に行く場所で私は気がつくといつも涙を流してた。
いつの間にか、仕事は決まり働き出したが気力は無く死んだように生きていた。
そんなある日、彼の友人から連絡が来た。
前に、もし死んだら誰か教えてくれる様に頼んでと話していたことを彼が密かに覚えていてくれたんだと解った。
彼の話にもよく出てきていた彼の友人は慌てていた。
私も死んだのかと思った矢先、採石の際の爆破作業で事故があり彼が大怪我をして入院したとの事だった。
爆破で弾けた岩が彼の頭に当たって記憶喪失が起きていると伝えられた。
出来れば会いに来てほしいとの事だった。
私は家で父の具合が悪いから看病をしたいと申し出て翌日には、彼の友人が迎えに来てる姫路駅まで到着していた。




