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8/11

この技、強力につき

私は地下通路でカルナ・キールと向かい合っている。まず私が感じたこと。彼女結構強い。



多分そこら辺の騎士団の小隊ぐらいなら軽く全滅させられるだろう。



しかも魔力量が多いだけではなくこの世界では珍し剣技が洗練されていた。



それだけにもったいない。彼女の人生を今ここで終わらせてしまうことが。



私は鎌を超高速で振るう。彼女の腰に傷がつく。しかしまだ致命傷ではない。



その時、彼女が何かを取り出した。それはミスリルできている。つまり魔道具だ。



私は彼女から距離を取る。そして彼女が魔道具に魔力を込める。



最初手のひらサイズだった魔道具が形を変化させ大きな杖になった。それはとても綺麗に装飾されていた。



そして彼女が喋る。



「この魔道具は神具と言って世界に10つしかない魔道具よ。その効果は絶大。なかには効果が強すぎて封印されたものまであるの。これはそのうちの一つ。この杖の効果は使用者の魔力そして魔法の威力を10倍にできる魔道具よ。」



「そして私の魔法は!!」



彼女が魔法を撃ってきた。それは雷撃らいげきだった。



「なるほど、雷か」



私が言うと



「正解!!」と彼女が答える。



この魔道具、確かに神具といわれるだけはある。



結構の威力である。これは直撃すれば傷を負いそうだ。まあ当たらないけど。



しかし狭い空間で撃ち続けられると、いつかは当たってしまう。早めに決着をつけなければ。



そんな訳で私は彼女に距離を詰め、そして彼女の杖を持っている方の腕を斬ろうとするが魔法できちんとと踏み込むことができなかった。腕に少しかすっただけ。



だめだ。もっと早く踏み込まなけらば。そんなことを考えていたら、彼女がニヤつきながらジリジリと近寄ってくる。



このまま私を本当に倒すつもりらしい。少し格の違いを見せてやるか。



私は体内の魔力を一瞬一気に解放し雷を消し去った。



「なっ!?」



彼女は驚く。彼女がまた魔法を発動とさせようとするが私は杖を切る。



「え、あなたなんで神具を切れるの?」



私は少し呆れて言う。



「違うわよ。これ神具じゃないもの。偽物」



薄々気づいていたがまさか本当に偽物とは。



偽物の神具を渡す。つまりアトランティスにとって彼女はただの捨て物だったと言う訳だ。



罪を赦すことはできないが少し同情してしまう。そしたら地面に倒れていた彼女が急に苦しみ始める。



絶対にこの、偽神具が壊れたからじゃない?なんかごめんね。そして彼女の体は醜く黒い大きな、化け物になってい

た。



「ウォー!!」




化け物が泣き叫ぶ。



化け物が手を大きく振る。そして化け物がデカすぎるためこの地下通路はもう地下に隠されてはいなかった。



彼女は化け物になったが私を殺すという目標は変わってないらしい。そして彼女をもう元に戻すことは不可能である。



私は化け物の右足を切り取る。そして少し様子を見た。化け物の右足が完治していた。



よし、必殺技の実験台として利用させて貰おう。



私はこれまで私が魔法で作れる血と血を混ぜたり違う物質を混ぜたりして私はついに性質を変えることにも成功した。



まず基本は私の生血いきちである。



私の血を私が魔法で作った血に一滴でも入れると大爆発が起きる。



そしてその爆発でダメージを受ける種族範囲を血の量や種類で変えることができる。



例えば人間の血に私の血を混ぜるとその爆発で人間だけダメージを受ける。そう言う感じだ。



そして今回使うのは人間の血だ



彼女は化け物になってしまったが、元は人間ため人間の血を使えば多分蒸発するだろう。



そして私はローボイスでいう。



「ブラッド・ボム!!」



************************************



あたり一体は爆発の影響で更地になったが一番近くにあったはずのバーダム学園の男子寮はなぜか無事だった。



警察が今回の事態について事件性があるとして事件としての調査を開始することになった。



目撃者の証言によれば破壊活動を行なっていた集団は全身赤色の服を着ていた。



だが集団は仮面をかぶっており、捜査は難航している。



そして集団のリーダーと思わしき人物が巷では『血濡れの、吸血姫きゅうけつひ』と言われ、恐れられている。



**********************************



こうして私たちは今回の皇太子護衛任務(任されてないけど)を見事遂行した。



しかし学園の塀を壊してしまった所は反省点である。学園は修理のため一週間休みになった。



その為私が一週間『オールアイ』の経営、指揮をしなければならない。



正直言って面倒臭い。まあしかししょうがあるまい。



とその前にルイスに呼ぶだされてるんだった。



「ボス前回の任務お疲れ様でした。そしてボスの耳に入れて貰いたい情報があります。敵の最高幹部の『ナイン・キング』の幹部の名前が一人判明しました。」



「何!!本当か。それで名前は!?」



「ダウン・マビア、マビア王国の国王です。」



「つまりあの王国もアトランティスの傀儡と言う訳なの?」



「はい、仰るとおりです。」



なんかとてつもなく大きな話になっちゃったな。それでも戦うしかない。



ルイス達の名誉を取り返すためにも!!

いつも読んで下さる読者の皆様ありがとうございます。少しでも「面白い」「続きが気になる」と思って下さったなら、ページ下の[ブックマーク]や[星の評価]で応援よろしくお願いします。まだ私は学生の身分ですが皆様のおかげで活動できています。*まだ学生ですので投稿が少し遅れるかもしれません。基本一日一話ですが、たまに二日に一話になります。ご了承ください。できればどんどん感想そして知り合いにシェアしていただくと嬉しいです。

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― 新着の感想 ―
テンホがよく、心理描写もあっさり、これが痛快さを増して良いです。クレバーなんでしょうね、主人公は。
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