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この執事、万能につき

『オールアイ』第一席兼アルティナの専属執事、ルイス・ロミレスの朝は早い。



まず自身の身支度をし、主であるアルティナのを起そうとし確定で起きないから、放置。



そしてコーヒーを飲みながら自分のと主のカバンの整理を終わったらコーヒーカップを置いて主をまた起こす。



「おーい、起きてください。朝ですよ。はあ」



毎朝のように起きない。そして自力で主が起きるまで自身の朝食を片手に組織の書類に目を通す。



そして主人が寝ぼけて寝室からリビングまで歩いてきたらそのままパジャマを一瞬で脱がし制服に変え引きずって馬車の中に連れ込む。



主が起きる前に友人や知人に声を掛けられたら彼が腹話術を使ってその場を乗り切る。



そして学園に着く頃、彼の主は目を覚ます。



吸血鬼は寝なくても良いのだが寝た方が肌の艶や顔色がよくなる為、主は一日三十分は寝るようにしているらし。



それに顔色が悪いとカルロラ家のメンツを汚してしまうかもしれないからだ。



そして学園に着くと彼の主の取り巻き(友人)が主人の近く集まる。



彼女達の名前を右から『カルナ・キール』『サミュ・ロシアン』『エイカ・ラズリーム』という名前だった気がする。



カルナは学園長の娘(人間)、サミュは帝国の大貴族、エイカはエルフの国の貴族で留学生。



皆一応主の友人?である。



ちなみに彼は男子達の目の敵にされている。なぜなら彼の主は男子によくモテる。



そのためいつも主に付き添っている彼は学園の男子達からからすれば目の上のたんこぶである。



その為彼は友達がいないが正直いない方がいい。



放課後友達がいない方が動きやすいからである。



そして時間は放課後になる。



****************************************



放課後ルイスは走って『オールアイ』の本部に戻る。主は正直強いため護衛が数時間いなくても大丈夫だろう。



ルイスは本部に戻るとまず部隊の編成。書類の受け渡し、そしてスパイの正体の報告。



そして学園の寮に戻り主の夕飯の準備そしてスパイの正体の報告。



そして作戦の決行日の報告、そして彼は眠りについた。



****************************************



私はルイスの報告を聞いて目を大きく見開いた。私は全く見当が付いていなかった。



少なくとも私の前で彼女はボロは出していなかった。それなのに見つけ出すとはルイス、さすがの有能ぶりである。



私は驚きを隠し言う。



「ふっ、やはり、そうだったか、、、私の予想通りだ。」



「え、本当ですか?ボス。まあ真偽には今回は触れないでおきましょう。」



そして彼は話を続ける。



「では作戦の決行の日は三日後に」



「連絡には第九席のエマ・ガルシア、彼女を使います。」



「え、彼女が報告するの?彼女は報告するの得意ではないののだと思うのだけど?」



「それが王都に残っているの魔剣達は彼女と私だけでして、ボス。」



「なるほど、でもそれならサボディネイトたちでも良くない?」



サボディネイトとは十二の魔剣のしたにつく幹部たちである。



「残念ながら、サボディネイトたちは今王都におりません」



「ひどい人員不足ね、、、まずまず彼女ちゃんと報告できるかな?」



「そこはボスがなんとかしてください。」



「ええー」



「それにしても彼女が犯人だったなんてね。まあ知ってはいたけれど。」



ルイスが言う。



「私も少し驚きです。まさか学園の方にも奴らの手が伸びていたなんて、、、」



「彼女はなんで学園に潜入しているんだっけ?」



私が彼に質問する。



「あぁ、いってませんでしたね。彼女の目的は、、、」



「スミス皇太子の暗殺そして全ての罪をボスになすりつけボスのお父君を失脚させることです。」



「なるほど。」



私は小さくため息を吐いた。



****************************************



彼女はアトランティスのスパイである。



そしてスミス皇太子の元婚約者である。



そして学園長の娘である。



その名は『カルナ・キール』。アトランティスの九人のくにんのおう『ナイン・キング』のうちが一人



『:@$#?』(正体不明)の配下である。



彼女がアルティナに近づいたのはたただの偶然である。彼女も今回の任務の標的が彼女だとは思いもしなかった。



何も関係ない彼女を巻き込んでしかうのは申し訳ないが彼女も命がかかっている。



彼女のと父親の。



それに偽の証拠や証言も全てアトランティス側が揃えている。



何も心配ないはず。彼女は自分にそう言い聞かせる。



それに何あってもアトランティスが保有している魔道具の中で最強の魔道具である、神具を一つ借りている。



何も問題ないはず。それに何者かに襲撃されて全滅したカイロの時とは状況が違う。



アトランティスの正規兵がこの王都の至る所にいる。何かあっても彼らがすぐ駆けつける予定だ。



こうして彼女は自分自身に言い聞かせ安堵し眠りについた。王子の暗殺する日は三日後である。



こうして彼女は三日後の夜を迎える。



各々が思惑を持ち。

いつも読んで下さる読者の皆様ありがとうございます。少しでも「面白い」「続きが気になる」と思って下さったなら、ページ下の[ブックマーク]や[星の評価]で応援よろしくお願いします。まだ私は学生の身分ですが皆様のおかげで活動できています。*まだ学生ですので投稿が少し遅れるかもしれません。基本一日一話ですが、たまに二日に一話になります。ご了承ください。できればどんどん感想そして知り合いにシェアしていただくと嬉しいです。

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