表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
これが僕の異世界転生⁈ 改訂中!  作者: ヒロちゃむ
僕の異世界奮闘 争乱編
32/67

事後

 ブクマ数が50突破しましたー\( 'ω')/ありがとうございます!


 え?しょぼいって?作者にとっては偉業なんですよ_(:3 」∠)_

 戦闘があった日はテントへと戻り身体の汚れを落とすと意識を失う様に眠った。ユミルは僕を一日中介抱し続けていたらしい。


「おはようユミル。」


「はい、おはようございますシルフィ様。」


 ユミルは徹夜したとは思えない顔で笑顔で僕を迎えてくれる。昨日のことは僕は覚えていないが側から見た人達は鬼気迫る僕をただ畏怖の目で見ていた。


 ついでに斬られた少女は助かっていたし、僕が地面へと避難させていた娼婦のお姉さん達も無事に発見、保護されたらしい。よかった。


 昨日は何も食べずに寝てしまったがお腹は空いていなかった。それでも朝食は普通に食べれたし体調は悪くない。


「今日はどういたしますか?昨日の戦闘で出た死体は他の人達が処分、解体して報酬は後日配布されるとのことです。相手もすぐに軍隊を送ってこないようですし、このままお休みになりますか?」


「うぅん、一度街に行ってみたい。様子を見に行こう。」


「承りました。」


 朝食を食べて少し休んだ後、僕らは街へと赴いていた。街は破壊こそされていないが至る場所に戦いの形跡があり歩いている人の数も前より明らかに少ない。やはり昨日の今日で人が逃げ出してしまったいるようだ。商人の出店や娼婦達のテントの数が減っていた。


「やっぱり街の人は少なくなっちゃってるね。」


「昨日の襲撃でかなりの人が逃げてしまいましたからね。男の人は手当たり次第見つかれば殺されましたし、女性も何名も拐われ、激しく抵抗した者は殺されてしまいました。」


 ユミルは何処も見ていない目で昨日の状況を説明してくれた。僕は街に突入後すぐ少女が斬られたことにキレて我を忘れたためどうなったのか詳しく知らないのだ。


 だが、しばらく街を歩き回ると見知った者を発見した。昨日何とか助けた少女だ。この子は獣人の子供らしく犬らしき耳と尻尾があった。彼女も僕に気付くと駆け足で近づいて来る。


「す、すいません⁈き、昨日のお姉さんですよね⁈」


 斬られた直後、少し意識があったのか彼女も僕のことを覚えていたらしい。獣人は人よりも色んな感覚が強いため仮面を付けていても気配や匂いでわかるらしい。


「うん、昨日君を助けた者だよ。ごめんね?もう少し早く来れていたら怖い思いも痛い思いもさせずに済んだのに…。」


「い、いえ!そんなこと気にしないで下さい!だいたい、襲われたのに何も出来なかった私がダメなんです!むしろ助けてくれてありがとうございました!他のお姉さん達もいっぱい助けてくれたそうで!」


「いや、それでも僕が助けられたのは襲われた人の一部だけだしね…。」


「そんなことないです!私も含めて助けられた人達は皆感謝してますよ!確かに助けられなかった人も居ますけど…それだってやっぱりお姉さんのせいじゃないんです!誰も恨んでなんかいませんよ!」


「そうですシルフィ様。貴方は沢山の人を救ったんです。皆は助けられませんでしたが、それだって物語の英雄でもない限り出来ませんよ。いえ、英雄だってきっと出来ません。


 シルフィ様はこの街の人達の英雄なんです。貴方のおかげで別働隊に気付けて被害も少なく出来たんですから、誇っていいことなんですよ。」


「ですです!」


 少女は耳をピコピコ、尻尾をブンブン振って僕を励まし、感謝を伝えてくれる。ユミルも僕のことを英雄だと称えてくれる。


「そう言われると、少し救われるね。」


 照れ隠しついでに少女を撫でておく。歳こそ10代前半頃だが撫でられて嬉しそうに手に擦り付いて尻尾を振っている。そのまましばらく撫でていると。


「ハッ!撫でられてる場合じゃない!あ、いや、後もう少し…い、いやダメダメ!」


 なんか葛藤しだした。とりあえず撫でる範囲を頭からからそれ以外にも移すと蕩けた顔で喜ぶ。ここか〜ここがええねんか〜。


 とりあえず満足するまで撫でると少女がしてはいけないような恍惚とした顔つきで蕩けている。僕も少しは気が晴れたしこの子も気持ちよさそうだし、別に良いよね?悪いことした訳じゃないし。


「あうぅ〜、じゃなかった!お姉さん撫ですぎです!気持ちよかったですけど、今日はお姉さん達探してたんです!ちょっとお時間ありますか⁈」


 しばらくして復帰した蕩けた少女にお呼ばれする。元々この子達の様子を見に来たんだし問題ない。


「ん?今日は君達の様子見に来たんだし問題ないよ?」


「よかった!じゃあこっち来てください!」


 少女は僕が返事をすると手を引いて歩き出す。後ろから見てるとずっと尻尾が左右に揺れている。是非モフモフしてみたいがまた始めると余計に時間がかかりそうなため我慢する。


「シルフィ様、今はダメですよ?」


 ユミルにもジト目気味で釘を刺された。なんだよ、ちゃんと我慢するよ。目で追う位いいじゃないか。


 少女は僕の手を引きながらずっと僕の活躍の話をしていた。この子もすぐ意識が無くなったらしいが後ろ姿は英雄みたいだったとか、他の人から聞いた話をずっと僕に聞かせ続けた。わりと恥ずかしい…。


 そのまま案内されたのはこの辺でも高級娼館として人気のあった建物だった。え?なんで知ってるんだって?興味があったからに決まってるじゃないか。多種多様な種族の綺麗なお姉さんが居るんだから…。


「ここ!お姉さんに助けられたって人が集まっててね!皆でお礼しようって話してたんだ!行こ!」


 ユミルもこの建物がどういった物なのか知っているため少し引き攣った顔をしていた。僕が興味を持っているのを知ってもいるんだ。まぁ、ほとんど一緒に行動してるんだから当たり前だよね。


 建物の中に入ると数名の綺麗なお姉さん達が待機していた。衣服の程を成していないような服装なため少々目のやりどころに困る。それでも目は離さないんだけどね。特に突起の部分。ユミルとはまた違う趣きがあるね。眼福です。


「あら、貴方が昨日助けてくれた子かしら?」


 数名のお姉さんが近づいてくる。皆確かに見覚えのある人達だ。冒険者達や騎士が掘り返して助けだされたらしい。中には獣人の人も居るため軽く鼻や耳を動かして確かめている。


「えぇ、確かにこの子ね。血の匂いでわかり辛かったけど今は綺麗になってるしよく分かるわ。」


 獣人のお姉さんは僕に纏わりついてスリスリと身体を擦り付けて来る。獣人が気に入った人に行うマーキングだそうだ。さっき案内してくれた子も何気に僕にやっていた。


「ほらほら纏わり付つかない!今日はお礼するために呼んだんだから!自分のこと優先しない!」


 と他のお姉さん達に引き離された。フワフワで良い匂いしたからもう少し堪能していたかったんですけど…。仕方ない…。


「一応私がここのリーダーてことになってる者なのよ、よろしくね?小さな英雄さん。」


 最初に話しかけて来たお姉さんから自己紹介が始まった。なんでもこの高級娼館でもトップスリーに入る人気の人なんだとか。出るとか出て要らないところは引っ込んでる妙齢の人種だ。


「改めてありがとうございました。貴方が来てくれ無かったらどうなっていたことか…。他にも何人も救ってくれたみたいで…ここにはそんな人が集まっているわ、大部屋取ってあるからそこで話しましょ?」


 綺麗なお姉さん達に案内されてVIPルームのような部屋へと案内される。最初のロビーで待っていた人達もそれに案内してくれた子も一緒に付いて来る。ユミルも黙って付いてくるが視線が泳ぎ回っている。ユミルの方が僕よりも動揺してそうだ。いや、興味があるだけかもしれない。


「ここよ?さ、入って。」


 中は大部屋と言われたが前世のパンフレットで見たスイートルームのような高級な家具の揃って居る部屋だった。一応、ここは仮の街の筈なのに凄い力の入れようだ。


 言われた通り中には数十名の女性と少女、後少し幼女が待っていた。それも皆煌びやかな衣装に化粧をしておめかししている。娼婦じゃないはずの子供達も同じ様な服装をしている。


 ついでに男の子は居ないのかと思ったが目の毒だからと追い払われたらしい、まぁ、みんな美女や美少女だから無理もないね、際どい服装もしてるし。


 彼女らも僕に助けられた人達らしく、ロビーで待ってると邪魔になると持ち回りでここで待機していたらしい。みんなからもお礼を言われる。


「さて、それじゃあみんなお礼も言えたことだし始めさせてもらいましょうか。」


「え?これがお礼じゃないの?」


 皆からお礼を言われ、少女や幼女ちゃん達を撫でたり逆に撫でられたりと戯れてこれで終わりだと思っていたが他にも何かあるらしい。


「そんな訳ないでしょう?私達は命を助けられたのにただお礼だけ言って終わりな訳ないでしょ?本当はお金とか貴重な物でも渡そうとかと思ったけど貴方達ってわりと羽振りが良さそうだし、色々考えたのよ?」


 彼女らはただ男なり一部女なりに腰振って満足させればそれで終わり、な訳ではない。一部の人はお客様から色々聞いてその情報を売って居る者もいる。


 それ以外にも市民なりを装うお上の方を相手する時もあり観察眼や勘も良い。僕らの装備を見て並の物じゃないのを察したようだ。


「それじゃあ、こっち来て。ゆっくり楽しみましょう?」


 お姉さんや少女達に導かれ僕らは部屋の奥へと消えていった。


 

誤字報告、感想お待ちしてます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ