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ロストピースト  作者: 閃光 眩
9/21

何者?

カマニの住む村はとにかくカジノなど、賭け事に関する施設が群を抜いて多かった。カークロー家は賭け事にお金を使う事は禁止だったため、ロレスは初めて見る光景に感心していた。

それはルシアも同じようで、まるで子供のような純粋な目で色々を見ていた。

「ま、こんなところだぜ。ただ、賭け事すんなら金に余裕がある事と勝てる自信があることだぜ」

カマニは笑いながらそう言う。

「んじゃ、これからよろしく頼むぜ」

「あぁ、よろしくな」

「よろしくお願いします」

とりあえず1人目が仲間になったが、まだまだ何人も探さなければいけないため、名残惜しいが次の村へと向かうことにした。

「次の村はと…この先の森を超えたところだな」

「うへぇ〜あの森かよ!」

カマニは少し気がすすまないようだった。

「あの森は結構強い魔物がいるんだぜ〜って…よく考えたらロレスがいれば大丈夫か」

さっき仲間になったばっかりのため、カマニも慣れていない様子だった。

「まあ、3人いるから大丈夫だと思う。無理はしないしな」

「怪我をしたら私が治しますからね」

そんな感じで色々な話をしているうちに森の前までたどり着いた。

「よし、行こう」

「ちょっと待ったぁ〜!」

後ろから呼び止められ振り返ると、見たくないがよく知った顔が2つあった。

「はぁ〜い!また来ちゃった!」

「ご機嫌いかがですか?お仲間が増えたようで何よりです」

そう、アモルとアミーリが空から見下ろしていた」

「あれってまさか悪魔か!?」

「カマニ、知ってるのか」

「おう、親父から聞いててよ。お前の城壊したのが悪魔って聞いてるからよ…」

カマニは少し力のこもった言い方をした。いつもヘラヘラしてる感じがしていたが、こちらに同情しているようだった。

「今日は偵察といった感じですね。貴方達に危害は加えませんよ」

「別に向かって来てもいいけどねー」

悪魔2人は地面に降り立つとこちらに視線を向けてきた。負けずに3人を睨み返す…

と、そこに謎の人影が忍び寄ると、悪魔2人を切り裂こうとした。もちろん交わされるが、明らかに剣の太刀筋が普通の人離れしているほどであった。

「やっと見つけたぞ…悪魔」

人影はそう言うと、ロレス達の前に背を向ける形で立った。一体何者なのだろうか…


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