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勇者の友達  作者: 中吉
6/8

6話

「すげー!」

「確かにこれはすごいよな。」

今目の前には夕食がある。

夕食は夕食でもただの夕食ではないなぜなら

「こんな豪華な食事は見た事もないな。」

「いやいや聖弥それよりも。明らかに地球にはないような食材に驚くべきだろ。」

そう夕食に出された物の中にはカニと亀を合わせて人の腕ぐらいにしたのやイグアナをさらに大きくした物などファンタジーな食材ばかりだ。

「これってどうやって食べるんだ?」

「それは甲羅を外せば食べれます。」

「へぇー。」

ちなみに食べ方が分からない時はアリッサが教えてくれる。

「そう言えばお前の家にある剣って結局何なん?」

「さぁー?」

「さぁーって。」

「それより俺も聞きたいんだけど?」

「なに?」

「ジークってなんだったの?」

「あぁ。あれそんなの今している大人気アニメ旅人ジークから名前を借りただけ。」

「何そのアニメ?」

「お前旅人ジークといたら今一番人気のアニメだろうが!」

「そ、そうか。」

俺が少し熱く言ったため聖弥は少し引いていた。

「悪い少し熱くなっていた。」

「いやいいよ。」

そんなこんなあって夕食も終わったところでアルジオン王は俺に

「そう言えばシグチよ。」

ちなみにアルジオン王はあの時いなかったのになぜか呼び方が変わっていた。

後で聞いた話アリッサが俺に気がつかないところでいていたようだ。

「なに?」

「うむ。おぬしには2週間後に魔王の所に居てきてもらう。」

「・・・はい?」

「魔王の所に行ってきてもらう。」

「いやいや。無理だろいきなり魔王とかまずはスライム倒してそっからどんどん強い魔獣を倒すべきだ ろう普通。つうか俺が魔王を倒したら聖弥いらんだろ。」

「安心しろ。たたかはなくともよい。おぬしには届け物をしてほしいのだ。」

「そんなのほかの騎士とかじゃ駄目なん?」

「他の者だと誰も行かんのでな。」

「じゃあ俺は届け物をするだけで魔王を倒すのは聖弥に任せればいいと?」

「いや。セイヤには別の魔王を相手にしてもらう。」

「魔王って複数居んの?」

「今この国には2体ほどいる。」

「この国にはってまるでほかの国にもいるみたいな言いかたじゃないか。」

「みたいではなく居るぞ。」

「マジで!」

「うむ。」

「うむじゃねえぇぇぇぇぇぇ!」

「どうしたいきなり。」

「どうしたもこうしたもあるかボケェ!魔王が複数居るとかなんだよクソゲーかこれは!」

「そう怒鳴るではない。おぬしらはこの国の魔王のことだけ考えればよい。」

「なんで?」

「よその国は別の勇者がいるから心配はいらん。」

「だったら安心だ。ってなわけあるか!どっちにしろ2体も魔王居んじゃねーか!!」

「まだ少ないもうだ。確かどこかの国は5体もいるらしいそれにくらべれば。」

「その国もう終わってんじゃね。」

「まあそゆうわけだから2週間後頼んだぞ。」

「あーもう最悪。もうヤダ。」

頭を抱え込みながら落胆しているとアルジオン王はいたわるように

「安心しろ死ぬことわ無い。まぁ腕は無くなるかも知れんが大丈夫だろ。」

「安心できるかぁーーーーー!!バカかバカだろバカなんだろ!!」

「えーい。生きて帰ってこれたら欲しいものは好きなだけくれてやるそれでいいだろ。」

「生きて帰れたらってどお言う事だ!腕どころか命も危ないんじゃないか!!」

「おぬしに好きな武具を持って行っていいから言って来い。」

「そんぐらいで行けるか。」

2人で言い合いをしていると聖弥が俺に

「まあまあお前ならなんとかなるから言って来いって。」

「他人事みたいに言うなよ。ハアーもういいや所で護衛の人は何人くらい連れて行けるんだ。」

「護衛に行ってくれる物がいるならそいつに行かせておる。」

「はぁ、盾・・じゃなくて護衛もなしかよ。せめてそいつらを生贄にして逃げようとしたのに。」

「おぬし本当に鬼畜だな。」

「盾なしでどうしろって言うんだよ。」

「もう盾と普通に言うのだな。」

「せめて1ヶ月後にしてくれ。」

「そのくらいならいいだろう。」

「あーほんとこれからどうしよう。」

この日俺は朝まで寝ることはできなかった。

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