↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

第2講 五行の相生と相克

第1講 練習問題の解答・解説

解答:陰陽は「作用の仕方」、五行は「得意分野」を表します。


五行は「何への働きかけが得意か」、陰陽は「どのように作用しやすいか」を示す、別々の軸です。


生徒A: 同じ行でも、陰と陽では得意な働き方が違うんでしたね。


レオン: そのとおりです。


生徒B: どちらが優れているか、という区別でもありませんね。


レオン: ええ。それぞれの性質を知るところから始めましょう。


五行は得意分野、陰陽は作用の仕方。二つを分けて押さえましょう。

生徒B: 先生、水行は火行に強いんですよね?

レオン: 水が火を消すように、相手を抑えやすい関係があります。

これを「相克」といいます。


生徒B: では、火行の魔術師には勝てますね。


レオン: コップ一杯の水で、燃え盛る家の火を消せますか?


生徒A: ……水が足りません。


レオン: そうですね。相性は助けになりますが、それだけで勝敗は決まりません。


① 相生――互いを生かす関係

相生とは、次の行を生み、助ける関係です。


木 → 火 → 土 → 金 → 水 → 木


たとえば、水が木を育てるように、五行には相手の働きを助ける関係があります。


生徒B: 相生の関係なら、協力しやすいんですか?


レオン: その関係を生かせますね。ただし、どう協力するかは、使う術や技術によります。


生徒A: 隣に立つだけでは駄目ですか。


レオン: まずは相談するところからですね。


② 相克――相手を抑える関係

相克とは、相手の働きを抑える関係です。


木 → 土 → 水 → 火 → 金 → 木


たとえば、土手が水をせき止めるように、土行は水行を抑えやすい関係にあります。


※矢印は、相手を助ける方向・抑える方向を表します。五行の関係として、順番を覚えましょう。


③ 相性は、勝敗そのものではない

魔術の結果は、魔力量・制御技術・戦術・装備などによって変わります。

相性を知ったうえで、使い方を考えましょう。


生徒B: 不利な相手にも、勝てるんですね。


レオン: ええ。相手の術を正面から受ける以外にも、方法はありますから。


生徒A: 避けたり、道具を使ったり?


レオン: そのとおりです。相性を知るのは、諦めるためではなく、工夫するためですよ。


   この講の要点

相生は生かす関係。相克は抑える関係。相性だけでは勝敗は決まらない。

練習問題

「土行の魔術師は、水行の魔術師に必ず勝つ」と言い切れないのは、なぜでしょうか?


解答・解説は、次回のまえがきで。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。