5話 ステータスと名前
ああ、キャラの口調が安定しない。一応、公私、喜びや呆れなどの感情で少し変えていますが、それがかえって良くないのかも
今回ようやくステータスに触れます
「確か私のいた街には冒険者組合があったはずよ」
冒険者ねえ、まあ妥当かなあ。でも流石にお嬢様が住んでる街はまずいんじゃないかねえ
「お嬢様、流石に元の街に留まるのはよろしくないかと。せめて隣の街に致しましょう。」
「あっ、そうね!お父様にばれるのは不味いものね。...近くに王都があったはずよ。そこまでどうやっていこうかしら」
「私に1つ考えがあります。私のスキルのマップと時空魔法を使えば解決できるかと」
「ふーん、マップに時空魔法、ね。...クロードばっかチートずるいわよ。まあいいわ、それで行きましょ。人に見られると不味いわよね。少し離れたところ、いえ、門での検問で身分を証明できないからスラムに転移してちょうだい」
「御意」
~王都~
「さて、冒険者組合に行くわよ!」
「その前に宿を取ってはいかかでしょう。部屋が全て埋まってしまいます」
「あ、そうね。家が無いんだったわね、すっかり忘れてたわ」
頭大丈夫だろうか
「今何か失礼なこと考えなかったかしら?」
「いえ滅相もございません」
「まあいいわ、宿は何処かしら」
「しばしお待ちを......しばらく進んで右に折れた突き当たりにある所ならお嬢様のお眼鏡に叶うかと」
「じゃあそこまで案内してちょうだい」
「精一杯エスコートさせていただきます、お嬢様」
~宿屋~
「ようこそ、ゆりかもめ亭へ!」
元気があってよろしい
「宿泊したいのだけれど、部屋は空いているかしら?」
「はい、空いていますよ。何部屋ですか?」
「2部屋お願いするわ」
って、いかんいかん。あぶない
「いえ、1部屋でお願いします」
「ちょっ!?クロード!?」
「お嬢様、情報の共有や今後の方針を決めるなど、やることがございますので、1部屋の方が都合がよろしいのです」
「...わかったわよ。ではそれでお願いできるかしら?」
「かしこまりました。ベッドはツインとダブルがございますがどちらになされますか?」
「ツインでお願いします」
選手交代、俺!
確かダブルが2人用ベッド1つでツインが1人用ベッド2つだったはずだ
「かしこまりました。何泊のご予定でしょうか」
「そうですね、1週間でお願いします」
これも俺が答える。このお嬢様のことだ、日本の感覚で1日って答えるか逆にずっと住む気で1年って答えるに決まってる。ホント危なっかしいったらありゃしない
流石に俺もそこまでテキトーじゃない。元々適当というよりは楽したいだけって感じだしな。それが周りからはテキトーな感じに見えるってだけだ、多分
「ツイン1部屋に1週間ですね、ありがとうございます。お部屋の鍵はこちらになります。お食事やお風呂の時間などは部屋に書いてありますのでそちらをご覧になってください。それではごゆっくり」
お嬢様の残り少ない金(紙幣が存在しないので財布というよりは布袋に入ってる)で料金を払う
今更だけど何か思ってたのと違う。もうちょっとこう、なんというか、ファンタジーっぽさというかテンプレっぽさというかが欲しい。
元気な猫耳看板とか「あっお母さん!」とか「主人が料理を作っていますわ」「お父さんの料理すっごくおいしいんだよ!」とか。
あ、高級宿じゃなくてそこら辺のちょっとボロい宿に行けと。さいですか
「何してんの、行くわよクロード」
おっといけね、置いてかれる
「かしこまりました」
~宿の部屋~
「では、まず自己紹介といきましょう」
「そこからなの?まあ確かにお互いの名前くらいしか知らないか。私はキャロライン・シンディ=アクロイド、いえ、もう貴族ではないのでしたわね。キャロル、そう名乗ることにしましょう。年は15、前世では相沢夏実でしたわ。」
「私はクロードと申します。年は24、日本では柳川達哉と名乗っておりました」
ステータスは口頭で言われても分かりにくいから、執事スキルで紙とペンを出してお互いにステータスを書き出した訳だが、その結果...
「チートよ!これはチートよ!断じて認められないわ!」
こうなった。何でだ
いやまあ、自分でも少しはチートだなと思ったけどさ、よくある主人公最強系のラノベの方がもっと酷いと思う
ちなみに2人のステータスはこうだ
name:クロード
rank:over
MP:over
STR:D
VIT:B
INT:over
MND:over
DEX:over
AGI:over
skill:
作法Lv.4
執事Lv.Max
プログラムLv.Max
マップLv.Max
言語理解Lv.Max
時空魔法Lv.Max
name:キャロル
rank:D
MP:A
STR:E
VIT:D
INT:C
MND:B
DEX:D
AGI:E
skill:
作法Lv.3
回復魔法Lv.2
ステータスは大体Cが平均で、下からE、D、C、B、A、S、SS、SSSだ。じゃあoverは何だってなるけど、測定不能って意味らしい
スキルはLv.1が初心者でLv.5でMaxとなる
改めて見ると、うーん、チートだな。後お嬢様が思ってたより強かった。鍛え方次第でどうとでもなるって感じだが現状攻撃手段がないのが問題か。なるほど、それで父親がけしかけてきた盗賊?にやられてたのか
「同じ神様から転生したのにこの差はなんなのよ!理不尽よ!!」
それは俺も思う
「...ねえ達哉」
落ち着いたらしい
「クロードとお呼びください」
だがしかし!そこは譲れぬ!!
「......ねえ達哉」
「クロードです」
「......何でそんなに嫌がるのよ。いい名前じゃない、達哉って」
「お褒めに預り恐縮ですが、ファンタジーの世界の執事が達哉ではダサいではございませんか」
「そんな理由!?.........コホンッ、クロードにお願いがあるのだけれど」
「何でございましょうか」
「私を鍛えてくださらない?」
「私の役目はお嬢様のサポートでございます。お嬢様が強くなられることをお望みなのでしたら、それを全力でサポートさせていただきます」
大事な話っぽいのでいつもよりしっかりした敬語で答える俺
「ありがとうクロード。...後もう1つお願いがあるのだけれど、.........2人だけの時は夏実って呼んでくれないかしら。......その、日本のことを忘れたくなくて......」
はぁ、まったく、うちのお嬢様は...
「御意に、夏実お嬢様」
そんな言い方したら断れないじゃないか
「その時は私のことも達哉とお呼びください」
ここでクロードの名前を通す方がよっぽどダサくなるじゃんか
ステータスはレベレングする度に細かい数値を書き込むのはキツいのでアルファベットにしています。ステータスにあるランクですが、レベルのようなものだと思ってください。
宿で細かい金額を書こうかどうか迷ったのですが書かないことにしました。需要・供給・技術力(魔法含む)などを考慮すると、日本とは物価が違い過ぎるため金額設定が非常にややこしくなるためです。後一々所持金計算するのダルい。
総合すると、行き当たりばったりの作品で細かい数値を設定すると後々支障が出てくる未来しか見えない、ということですのでご理解のほどよろしくお願いします。
スキル紹介
・言語理解
文字通り言語を理解するスキル。あくまで翻訳ではなく理解なので知識を頭に叩き込むタイプなので、より理解しようとすればするほど知識量が増え頭痛が起こることもある
冒険者ギルド→冒険者組合に変更しました




