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6話 面倒事のフラグ立ちました

前話の冒険者ギルドを冒険者組合に変更しました

意味は一緒なんですが、よくあるVRMMO物みたいにギルドホームを作りたいなと思った結果、冒険者ギルドでギルドを作るという意味わからないことになり、じゃあ冒険者ギルドを脱退して新たにギルドを作ろうかと思うとそれはそれで話の展開がややこしくなるので却下。

結局冒険者組合に改名することで妥協しました。

ホント行き当たりばったりですみません。

それでは、本編どうぞ

~冒険者組合~



「ふーん、ここが冒険者組合ね」ニヤリ



何を考えているのか手にとるようにわかる



「何をやっているのですかお嬢様。早く入りますよ」



「ちょっちょっと待ちなさいよクロード!私を変人みたいな目で見ないでよ!」



「みたいも何もお嬢様は変人そのものではございませんか。問題はありません、私はお嬢様が例え変人であったとしても変わりなく忠誠をささげますので」



「だから変人じゃないって言ってるでしょ!そもそもあなたが忠誠を捧げてるところなんて見たことないわよ!」



失敬な、ちょっと、ほんのちょーっとだけなら捧げてるぞ。元がとても低いが変わりなく捧げているさ



「騒いでないで、早く参りましょう。まったくお嬢様は...」



「私!?私が悪いの!?」



ああ、この流れ前にも見た気がするな。何度やっても楽しいわ


いい加減入りますかね





タンッ



あ、これテンプレの予感。お嬢様が1歩踏み入った瞬間、ギルドの時間が止まったもん。ほぼ全員がこっちを見てシーンってなってんの。お嬢様はあれでいて、ちゃんとしてる時はTHE・お嬢様オーラというものが出てるからなあ


ちっと服が汚れてはいるものの明らかに貴族らしき風格を漂わせた少女とそれに付き従う執事が、荒くれ者が集う場所に踏み入ったのだ。普通貴族が依頼を出す時は本人は行かず従者だけを送るのだから、彼らにとって俺らはどう見ても異質って訳なのだが...


当然お嬢様はガン無視でカウンターに向かう。慣れてるから敢えて無視してるのか、それとも気付いていないのか。しっかりしてる時と抜けてる時の差が激しすぎて判断がつかない



「ちょっといいかしら?」



「はっはい、何でしょう!」



うん、抜けてる時のパターンだなこれは。だってあの受付嬢絶対新人だぜ?お嬢様そうやって無意識にテンプレ踏むのやめよーぜぇ?



「冒険者登録がしたいのだけれど」



いや、ありゃ意図的に新人に声かけたな、目が輝いてやがる。思い返してみると宿でも「チートなんて邪道、許すまじ!」ってよりかは「何で自分だけチートじゃないの、チートずるい私も欲しい!」って感じだったな。


そっかーお嬢様はテンプレ大好きだったのかー。いやー、俺もテンプレ好きだぜ?見てるだけでいい平和で楽なテンプレならな!自分が騒ぎの中心なんて面倒なテンプレ捨てちまえ!



「と、登録ですね、かしこまりました!こちらの紙に必要事項を記入してください」



やっべー、こっちの文字わかっかなー。言語理解が文字にも適応されるかことを祈ろう。ここにきて代筆とかかっこわるい。つか執事が文字も書けないとか絶対お嬢様に馬鹿にされる


ぐはっ...あ、頭いてえ。どうやら適応されるみたいだな。けど何で翻訳タイプじゃなくて情報を頭に叩き込むタイプなんだよちくしょう


あれっ?言語理解スキルじゃくて執事スキル使えばいけたんじゃね?




くっそ(↓)がぁぁぁあああ(↑)!!!



ゴホンッ気を取り直して、書くか。

名前、クロード。年齢、24。性別、男。戦闘スタイル、...戦闘スタイルぅ?



「この戦闘スタイルという欄にはいったい何を書けばよろしくて?」



ナイスだ、お嬢様!執事が聞くのは恥ずかしすぎるだろJK(常識的に考えて)



「自分の戦い方を書いてください。剣を使う、弓を使うなどの具体的なものでも、前衛、後衛などのような抽象的なものでも構いません。パーティを組む時や組合から依頼をさせていただく時などの目安とするだけですので」



だけてアンタ。結構重要じゃね?


うーん、何で書こう、俺執事だぜ?チートの塊でも戦闘職じゃないんだぜ?


もういいやトリックスターって書いとこ



「書けたわ」



おっ、ちょうどお嬢様も書き終わったようだ。ナイスタイミング、俺!


お嬢様は何て書いたのかなあ?ふむふむ、名前、キャロル。年齢、15。性別、女。戦闘スタイル、ガンナー。...ガンナーだとぅ?


あー、わかった。俺のプログラムスキルで銃作らせようとしてやがんな?このスキル使って作れば反動もないしお嬢様でも扱えるけどさあ


修行つけてくれと言う割りに他力本願だしスキル覚える気ねえな?よし、修行はちょっと厳しめで行こう。ちょっとなだけありがたいと思え



「ではお預かりしますね。...あの、2人とも戦闘スタイルが謎なんですけど。何なんですか、ガンナーにトリックスターって」



「飛び道具を使うってことよ、何か問題でも?」



「策と罠を駆使する遊撃手、といったところですね」※作者の勝手な解釈です。間違ってたらごめんなさいm(_ _)m



「い、いえ意味が分かれば問題ありません、そのように登録しておきます。では冒険者カードを作成しますのでこのカードに血を1滴垂らしてください」



ホレホレ嫌な顔してどうしたお嬢様、望んだ通りのテンプレじゃないか(ゲス顔)


普通の主人公達はナイフで切るところだが俺は違う!執事スキルのおかげで針を入手できるのだ。絶対こっちの方が痛くない



「ほらお嬢様、嫌そうな顔をしていないで手を出してください。一瞬で終りますしヒール使えますよね?」



ぽたっ、ぽたっ、っと


すげえ、血がカードに吸い込まれてく



「はい、ありがとうございます、これで登録は完了です。お2人は登録したてですのでFランクになります」



ちょっとまて、ランクについて説明されてない。まったく、これだから新人は...。こっちと冒険者組合で認識に齟齬があったらどうしてくれるんだ



「ランクについての説明を受けていないのだけれど?」



どうやらお嬢様も気づいたらしい



「あっ、すみません説明忘れてました!えっとですね、冒険者ランクとはその人の実力にあった依頼を受けやすくする為に設けられたシステムのことです。ランクは下からF、E、D、C、B、A、S、SS、SSS、EXとなっています。EXは組合設立以来たった1人も成れていないので幻のランクと言われています。自分と同ランク以下の依頼しか受けることができません。組合の方で同ランクの依頼達成率、依頼主の満足度、素行などから判断した上でギルド指定の依頼をF~Dまでは1つ、C以上は3つクリアできればランクを上げることが可能になります」



ほーん、なるほどね。実力だけじゃなくて人格も見るのか



「こちらが冒険者カードになります。血を垂らしたので既にお2人専用になっています。魔力を流すと文字が浮かび上がります。他の人が魔力を流しても文字は浮かびません。ただし、組合は全てのカードを確認することができます」



あ、ホントだ、文字が浮かび上がってきた。...名前とランクしか書いてねえし



「依頼を受けた場合、カードの裏面に依頼内容と達成状況が記載されます」



流石ファンタジー。現代科学じゃどう足掻いても不可能だ。依頼内容を忘れる馬鹿がいるとは思えないし不正防止のためかな?



「パーティを登録するとパーティ名とメンバーの名前もカードに追加されます。メンバーが5名を越えた場合リーダーと副リーダーの名前以外は省略され人数のみ記載されますが、人数部分をタッチしていただくとメンバーの詳細を確認できます。また、ギルドを登録された場合も同様です。登録されますか?」



「お嬢様、どうなされますか」



「そうね、登録するメリットは何かしら?」



「パーティないしギルドを登録された場合、複数のメンバーで1つの依頼を受けることができ、受ける人全員のランクを平均して1つ足したランクまで受注が可能になります」



つまり俺ら2人で登録すればEまで受けれるということか。これはありがたい



「依頼の為に一時的に組む事が多いパーティに比べてギルドは結束力が強く、また人数も多いためギルドホームを購入なさる方も少なくないです。短期間ならパーティ、長期間または永続的ならばギルド、といった具合ですね。両方同時に加入可能なので大人数の場合ギルド内で別れてパーティを組まれることもあります」



ふむ、ギルド1択だな。...いや別にギルドホームなんて言葉に惹かれた訳じゃねーし!?長期間組む予定だからだし!?



「ギルドを登録しますわ」



お前もかお嬢様。目が輝いてらっしゃる。魔法があるから一概には言えんが、この文明レベルでお嬢様の求めてるであろう家があるとは思えないんだが...。

銃に引き続きギルドハウスまで俺に作れというのか...!やりますよ、やりゃーいいんでしょ!?ぶっちゃけ俺もそんなギルドハウス欲しい



「ギルド名は何にされますか?ちなみに後からでも変更は可能ですよ」



「ビューティ・ワークスで」



おいおい即決かよ。人のこと言えた義理じゃないが、もうちょっと考えてもよくね?



「かしこまりました。冒険者カードを更新しますのでお預かりしてもよろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。...更新完了しました、どうぞ。他に何かご用はありますか?」



「盗賊の首って売れるかしら?」



ん?盗賊?そんなのいったいどこで...あー、お嬢様を襲っていきなりゲームオーバー寸前にさせてくれやがったアイツか。すっかり忘れてたわ。首持ってきたって、あのドタバタの中そんな事してたのな。侮れん



「は、はい、可能ですよ。賞金首でなくても、街の、市民の安全に貢献された訳ですので組合の方から報奨金を出させていただいています。そうでもしないと誰も無名の盗賊を討伐してくれないんです」



...なんと言うか、世知辛い



「これですわ」ゴロン



あ、まずい



「ひぃぃいいい!?こっここで出さないでください!!!買い取り口は別にありますぅ!!そっそれにこの首ってAランクの賞金首のガルフじゃないですか!?」

クロード相手だと素がでる夏実でした。

ああどうしよう、書けば書くほどにティータイムが遠退いていく気がします。

ビューティワークス、私がモン◯ターハンターでよく使う称号です。ワ◯ピースのバ◯ックワークス的な感じで付けただけだったのですが、実際にビューティワークスという名前の会社が存在するんですね、びっくりしました。


スキル紹介

・作法スキル

作法を扱えるようになるスキル。今まで紹介してきたスキルとは違い転生特典ではなく一般スキル。王族や貴族、その使用人に必須。また一流の商人も持っている。地味にキャロルお嬢様(夏実)より主人公の方がスキルレベルが上。

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