表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/13

4話 1つの選択

いつも通り今回も短いです


「そういえば先程、お父様はこの事を知っているって言ってたわよね?」



あー、そんな事も言ったっけか。思わず言っちまったけどどうしようか。...とりあえずいつも通りテキトーに行こう。なるようになるさ、ははは



「それが如何なされましたか」



「お父様がこの事を知っているのなら下手に移動するよりこの場にとどまっていた方がいいんじゃななくて?」



何でこのお嬢様は賢いようで抜けてるんだろうか。山ん中に身ひとつでとどまるとか自殺行為だからね?ここ異世界だよ?魔物とか出るんだよ?



「ハァ...」



「何でため息つくんですの!」



「本当にお嬢様は賢いのか馬鹿なのか判断しかねますね。いいですか?まず、山の中に身ひとつでとどまるなど自殺行為です。そしてお嬢様のお父上がこの状況を理解しているのなら、娘の命の危機を理解しているのであれば、もうとっくに助けが来ていても可笑しくない程時間が経過しています」



ここまで言えば分かってくれるだろう。きっと、多分、メイビー


「つまりあなたが嘘をついていたということですわね!?」



何がよくも騙してくれたわね!だ、このすっとこどっこい。態々そんな細かいことで騙すメリットなんかねーっつんだよ。あーあ、仕える主間違えたかもしれん。俺が楽出来ねえじゃん



「話を最後までお聞きください。先程の説明には1つ条件があります。それはお嬢様のお父上が娘であるお嬢様を愛している事です」



「ちょっと待ちなさい!お父様は私を溺愛してくれてたわよ!」



「確かに愛していらしたのかもしれませんが、それは妻であるお嬢様のお母上よりも、ですか?」



「それは...」



「お嬢様のお父上がお嬢様を愛していたのは、あくまでお母上がお嬢様を愛していたからにすぎません。お母上が亡くなられた後、密かに暗殺の計画をなされていたのでしょう」



「そんな...お父様が私を...」



"執事ならお嬢様のお家事情くらい知ってるよな?"マジ執事スキル有能過ぎっしょ。いや、なんか怪しいと思ったから使ったんだけどさ、お父さんいくらなんでも冷酷過ぎやしませんかね?


ホントあのクソ神何やってんだか。お嬢様に同情しちまうよ


でもこのお嬢様もお嬢様で父よりも出会って1時間未満の人の言うこと信じるとか大丈夫なのかね?そのうち騙されるよ?



「私がお嬢様に提案できる選択肢は2つあります。1つは家に戻り復讐をすること。よく復讐は何も産まないと言われますが、そんなことはありません。自分を納得させ新しい道を歩むには過去との決別が必要です。自分を苦しめた者に復讐をすることは1番手っ取り早く、確実なものであると言えるでしょう。しかし貴族を殺すという事は国に追われる事を意味します」



そうなんだよ。問題は人を殺したという事実が他人との関係を歪めてしまうこと、なんだよな。どれだけの事情があっても、人殺しのレッテルは重く貼り付くぞぅ



「もう1つは1度殺されたと思い、新しく人生をスタートすること。お嬢様は元日本人の転生者です。テンプレのような異世界転生ライフを楽しむのも1つかと」



ぶっちゃけこっちの方が俺が気楽。まったり行こうぜお嬢様?



「...クロード、あなたならどちらを選ばれます?」



「これはお嬢様が決めるべき事です。お嬢様がどちらを選ばれたとしても私はお嬢様に付いていくだけです」



まあ、どっちを選んでも今更ほっぽり出すわけにはいかないっしょ

俺には、復讐選ぶならおさらばだ、何て言えない


「私は......」



仕方ない、ちょっとだけお節介(笑)やくかね



「そうですね、私から1つだけアドバイスです。お嬢様の人生はお嬢様だけのものです。お嬢様の貴重な時間を態々裂いてまで復讐したいと願いますか?それともお嬢様が楽しむのに時間を費やしますか?せっかく異世界に転生したのですから、人生楽しまなきゃ損というものですよ」



よーし何かそれっぽい事言えた!!俺っち天才!これできっとお嬢様は復讐を選ばないだろう!復讐とかぶっちゃけ怠いんですたい



「私は.........決めましたわ、私は今までを捨てて新しい人生を楽しみます。貴族ではなくなってしまうけれど、それでも付いてきてくれますか、クロード?」



いたずらっぽく笑うお嬢様。不覚にも可愛いと思ってしまった。何か悔しい



「御意のままに」



けど流石にExactlyなんて答えたらキレそうだし、『今回は』俺の負けってことでいい感じで終わりますかね

最後に口調が和らいだのは主人公を従者だと心から認めた為です

夏実チョロいとか言わないでください

何だかんだいって、従者殺されてますしピンチの状態で唯一自分の元の世界のことを知っている人物に助けられたのですから仕方ないことなんです。とかなんとか言ってますが正直早く物語を進めたいというのが本心です、はい


スキル紹介

・時空魔法

転移、アイテムボックス、時間停止、巻き戻しなど、時空系チート全般が使えるようになるスキル。実は日本にも転移出来るが主人公は気付いていない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ