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俺はガチで中二病なんかじゃない!!  作者: のとに館長
結愛、安海、顋・修学旅行編
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特別編。ハロウィンは突然に!by圭介←この作品は3日以内に削除されます。by綾子←嘘言うな!by圭介

これは修学旅行の前の話。







月日は10月31日ハロウィン。trick or treat(トリック オア トリート) と言えばお菓子が貰える。

但し子どもだけである。大の大人がこんな事を言ってもお菓子は貰えない、それどころか警察に通報されるであろう。


そしてここ明彩学園彼女作ろう部ではこの風習に肖ろうとしていた。






放課後の2年2組に約30名のモテない男子が集まっていた。何故集まったのかと言うと


「彼女にならないとイタズラしちゃうぞ!っと言えば彼女が作れるかもしれない!」


そんな馬鹿な事を言う彼女作ろう部の副部長、大坂(おおさか) 四郎(しろう)


「何でこんな事しか思い浮かばないのかな…」


呆れる彼女作ろう部の部長、小野田(おのだ) 圭介(けいすけ)


「いや、四郎の言うことに間違いは無い。イタズラされるよりは彼女になった方がましだろ」


大坂に感心する小笠原(おがさわら) 拓斗(たくと)


「もぉコイツら馬鹿だよ、馬鹿ばっかだよ。そこまで馬鹿とは思って無かったけどやっぱり馬鹿だよ」


マジで呆れる圭介。


「つーかイタズラって何やんだよ?」


圭介は大坂達に聞いた。


「ふふふ…それは既成事実な事を」


「帰る」


「ちょっと小野田殿!冗談ですよ冗談でござるよ!」


圭介は教室を出た。















少し苛立つ圭介。大坂は別に悪気があって言った訳では無いのだろうが圭介の過去の逆鱗に触れた。

しかめっ面で悪魔研究部に向かう圭介。その時後ろから首を腕らしきもので絞められた。


「trick or treat アイスクリーム工房のハロウィン限定アイスを奢らないとイタズラしちゃうぞ!」


圭介の首を締め付けたのは同じ悪魔研究部の部員、安藤(あんどう) (ひびき)だった。


「奢りません。自分で買いなさい」


「イタズラされたいのか…よしよし」


そして響は圭介の首強く絞める。


「ギブギブギブギブギブギブギブギブギブ!!!」


「奢るか?」


圭介は頷いた。


「よーし!じゃあ早速行こう!」


「いや、ちょっと待て…先ずは部室に行くだろ…」


渋々響は圭介と共に部室に向かった。











悪魔研究部の部室から怪しい声が聞こえた。

圭介と響は耳をすませて聞いた。


「…at trick or treat trick or treat trick or treat trick o…」


「恐!恐いよ誰だよ!」


小声でツッコム圭介。響は部室のドアを開けた。すると中に居たのは黒い魔導師の格好をした人物が居た。


「…何してんだ部長」


一瞬悪魔研究部の天敵、放課後の魔術師だと思ったが実際は違った。悪魔研究部部長、三島(みしま) 綾子(あやこ)だった。


「trick or treat お菓子をくれないとイタズラしちゃうぞ!」


「ここにも馬鹿が居たぁ…」


やっぱり呆れる圭介であった。


「ほら圭介お菓子よこせー!イタズラするぞ!」


圭介の胸辺りを突っつく綾子。


「やれるものならやってみろ…」


呆けた顔で言う圭介。すると綾子はいきなり圭介に抱き付き耳をかじった。


「イダダダダダダダ!!!離せコラァ!!」


中々離れない綾子。圭介は観念し。


「わかった!お菓子やるから離せ馬鹿!」


すると綾子は離れた。そして綾子の顔は何かに怯えているかのような表情だった。


「随分と楽しい事してるのね。私も交ぜてもらおうかしら」


にっこりといや、冷徹に笑う一人の女子生徒、島田(しまだ) (れい)が立っていた。


「圭介 trick or kiss」


「キスしないとイタズラするのか?」


「当然」


そして零は圭介に関節技を決める。


「アダダダダダ!!!左腕は辞めて!折れる折れる折れる折れる折れる折れる!!!辞めて止めて辞めて止めて辞めて止めて辞めて止めて!」


「あーやーこー、次は貴方の番だからね」


綾子は即座に逃げた。しかし響に捕まえられた。


「離せ響!部長命令だ!」


「職権濫用は良くないな」


「響…離して下さいお願いします私が悪かったごめんなさい」


「面白そうだから離さない!」


「鬼!!!」


そして今度は綾子が零にしばかれた。

















圭介と綾子がしばかれた後に桜田(さくらだ) 小春(こはる)がやって来た。


圭介と綾子がしばかれた話を笑って聞いていた。


「部長、圭介先輩にチョッカイ出すからですよ」


笑って言う小春。


「だって折角のハロウィン何だよ。お菓子くれない奴にはイタズラする権利が有る!」


勝ち誇ったかの様に言う綾子。


「その歳でtrick or treatは止めろ。そう言うのは子どもがやるやつだろ!」


圭介が綾子に言う。


「アタシはお菓子が欲しいんだ!その為なら歳何て物は棄てる!」


格好つけて言う綾子。


「凄く残念な事を言ってる気がする…」


綾子の言葉に頭を抱える圭介。


「てか圭介お菓子は?」


綾子が聞いてきた。


「んなもん持ってねーよ!」


「何だと!貴様騙したのか!!」


圭介を睨む綾子。その姿に呆れる圭介と零。

そして響が余計な事を言った。


「そう言えば圭介がアイスを奢ってくれるそうだ」


「なら早く行こう!」


「ちょっと待てい!」


圭介は反論しようとしたが出来なかった。結果悪研メンバーは響行き付けのアイスクリーム屋に向かった。
















アイスクリーム工房。お値段やや高め、しかし味は超一流。今日はハロウィン限定メニュー、カボチャのアイスが販売されていた。ワッフルコーンの上にカボチャアイスが乗っかっていて更にジャックオーランタンをモチーフにしたクッキーと白い粉状の砂糖ぽいものが掛かっていた。


おひとつ300円。圭介の手持ち1300円。四人分しか買えなかった。

しかし圭介は結局零からあーんして貰って食べた。


「高いけど旨いなこれ」


アイスに感心する圭介。


「32アイスより美味しいですね」


小春は満足そうに食べる。


「いやーこれも響が圭介にtrick or treatしてくれたお蔭だねぇ」


綾子も満足そうに食べる。


「お前ら後で絶対に請求してやるからな」


不満が漏れる圭介。しかしその不満もアイスのお蔭で消える。


「たまにはこう言うのも良いわね」


悪研メンバーを見て言う零。








こんな幸せがいつまでも続けば良いとメンバー達全員が思った。










これは悪魔研究部の非日常である。


































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