最近あっしの要る意味が無くなってきてる気がする。by死神←何かごめん。by圭介←いいんじゃない別に。by零←ちょっと可哀想ですけど…。by小春←何かごめん。by圭介
辺りも暗くなる。帰り出すお客もいた。
圭介達は他のメンバーと合流した。
「いやー中々楽しかったね!」
綾子が笑顔で言う。
「確かに楽しかったよ」
天馬も笑顔で言う。
「ならそろそろ帰りましょうか」
零が腕時計を見る。
「なら最後はあれに乗ろう!!」
綾子が指を指したのは観覧車だった。
「良いね!」
「良いです!」
茜と小春がハモる。
「なら行こう!」
そして皆は観覧車に向かった。
観覧車は二人一組で乗った。
圭介とよしねペア
天馬と茜ペア
風間と小春ペア
阿倍野と響ペア
綾子と零ペア
それぞれの会話を聞いてみよう。
天馬と茜ペア
茜はソワソワしていた。会話は全て天馬がしていた。しかし耳に入ってこない。
風間と小春ペア
小春もまたソワソワしていたが、風間は特に会話もしていなかったので無言のまま過ぎていった。
圭介とよしねペア
それなりの会話をする。
綾子と零ペア
零は上にある観覧車を見ていた。上に乗っているのは圭介とよしねペアだ。
綾子はそんな零を見て言う。
「何で零ちゃん圭介と一緒に乗らなかったの?別にくじ引きとかじゃないのに」
「元々圭介は彼女達と行く予定だったのよ。私が邪魔したらいけないでしょ」
零は上を見つめて言った。
阿倍野と響ペア
不穏な空気が流れている。
「それでどうなんですか?」
阿倍野は響に話しかける。響は黙ったまま。
「これは阿倍野 光太として聞いてるのでは無いんですよガブリエル」
阿倍野は響に言った。響はそれに反応した。
そして響は阿倍野を見る。
「生意気だぞ、ラファエル。お前この私にそんな口が聞けるようになったんだな」
「生意気でも構いません。ですがしっかりと質問に答えて欲しいんです。何故あなたが私の力を借りて人間なのか悪魔なのか解らない男を助けたのですか?」
響は黙る。
「黙っていてもわかりませんよ」
阿倍野はため息をつきながら言う。
「成り行きだ」
「どんな成り行きですか…」
阿倍野は呆れた。
「もし今後悪魔に手を貸したらミカエルに報告させて頂きますわかりますよねこの意味?」
「私を堕天させる気か?」
「堕天は無理かもしれませんが、少なくとも四大天使からは、外れるでしょう」
「大天使何て外れたいね。」
「ならばさっさと任務を実行して熾天使に戻りましょう」
「あんなクソ神に就いてる位なら堕天した方がましだ!!」
響は怒って言う。
「クソっ…私は今でも熾天使だ…」
「力と権限は熾天使と同様ですが…階級は大天使です」
響は窓を見る。外はイルミネーションで輝いていた。そしてその上空に人影がいた。
その人影は響も見たことがある人物だった。
「あれは…」
人影は赤い閃光を放ち観覧車に当たった。そして爆発した。
誰も居ない観覧車がいきなり爆発した。
近くに乗っていた。天馬と茜は驚いた。
圭介は爆発した観覧車を見る。そして上空に嫌な気が感じられた。
「何であいつがここにいんだ…」
上空にいた人影。それは放課後の魔術師だった。
放課後の魔術師は観覧車を見て大笑いしていた。
「あっはははは!けーすけくーん!遊びましょー!」
そして放課後の魔術師沢山の魔方陣をだし凄まじい悪魔を召喚させた。
圭介は困惑する。何故ならよしねが要るからだ。よしねは圭介が悪魔を操れる事も、ましてや悪魔になれることも知らない。
それなのに悪魔を召喚してしまえば…しかし圭介にそんなことを考える時間は無かった。
「よしね離れてろ」
圭介は眼帯を外した。そして左目を開き、いきなり堕天使化する。
よしねは圭介に羽が生えたことに驚いた。
圭介はドアをこじ開けて外に出た。
凄まじい悪魔達の軍勢が圭介を襲う。
「邪魔だぁぁああ!!」
圭介は大鎌をだし悪魔達を切り刻む。それでも減らない悪魔。すると後ろから衝撃波のようなものが飛んできた。
衝撃波のようなものは威力はそんなに無い。しかし声が頭の中から聞こえてくる。
『今すぐ戦闘をやめなさい』
衝撃波の発信源は観覧車からだった。そこに乗っていたのは小春と風間だった。
小春がソロモンの指輪を使い悪魔を支配した。
『さぁ膝まづけ』
悪魔達はその場で膝まづいた。
「邪魔するねぇ」
放課後の魔術師はその場にいる悪魔達に魔方陣をかけた。そして魔方陣は爆発。悪魔達は粉々になった。
「お前仲間じゃないのかよ!?」
圭介が放課後の魔術師に向かって叫ぶ。
「仲間…あっはははは!笑わせてくれるね!あんなの使い魔でしょ。それとも圭介君はその取りついている悪魔を仲間だと思ってるの~?」
「戒めだ!!」
圭介は放課後の魔術師に斬りかかる。それを交わす放課後の魔術師。
そして魔方陣を出して唱える。
『ソロモン72柱の悪魔フルカスいでよ』
現れるフルカス。馬に乗った老人がフルカスである。
「アーンド覚醒!!」
フルカスは青い甲冑を着た騎士になった。
「なら俺もだ」
圭介は6枚の羽が生えた堕天使になった。
右手の大鎌は先程出したものよりやはりでかい。
圭介は斬りかかる。フルカスはそれを抑える。しかしフルカスの槍は真っ二つに切れた。そしてフルカスも。
「おー、こんなに強くなったんだね。計画通り」
放課後の魔術師は闇に消えた。
「待て!っクソぅ消えちまった…」
圭介は魔術師の消えたところをただ見つめるだけだった。
皆を下に降ろすために圭介は観覧車に戻った。
まずはよしねの乗るゴンドラに
「えーと、取り合えず話は後な」
圭介は笑って言う。よしねを抱き抱え外に出ようとした時、ドアが音をたてて治った。
「何だ!?」
外を見ると遊園地全体に巨体な魔方陣がかけられていた。壊されていたゴンドラが元に戻っている。圭介は悪魔化を解く。そして声がした。
「今回は特別サービスとして壊れた所と今あったことの記憶を消すよー」
遊園地は緑色の光に包まれた。
結果的に皆の記憶には残ってなかった。一部の人以外は。
悪研メンバーは全員覚えていた。
「取り合えず明日話し合いね」
零は真剣に悪研メンバーに伝えた。
「折角の休みがあいつのせいで台無しだよ」
綾子がガッカリして言う。
誰かの携帯電話が鳴った。響のだった。
「悪い明日集まれそうに無い」
「何かあったの?」
綾子が響に聞いた。
「まぁちょっとな」
「わかったわ、なら集まれる人だけ集まりましょう」
零がそう言った。
響のメールにはこう書かれていた。
明日10時いつもの場所に集合。
それはミカエルと名乗る人物からのメールだった。




