だからお化け屋敷は嫌いなんだ!!by圭介←びびり~。by響←うるせぇよ!by圭介←びびり~。by綾子←人の事言えんのか!!by圭介
富士彩ハイランド。絶叫マシーンなどが有名、
特に人気なのは日本で一番怖いお化け屋敷である。出口に出るまで30分以上は掛かると言われている。
「着いたぁー!」
綾子がはしゃいで言う。
「ねぇねぇあれ乗ろう!」
綾子が指を指したのはスーパーサンダーと呼ばれるジェットコースターだった。
「でけぇ」
「面白そうね」
見上げる圭介と零。
「じゃあ乗ろうか」
天馬はにこやかにい言う。
絶叫ものだった。一番はしゃいでいた綾子はすでにグロッキーになっている。
「ここからは別行動でも良いんじゃない?」
零がそう言う。
「別行動…良いね!」
茜が親指を立てる。
「風間先輩一緒に周りませんか!?」
小春が風間に言う。
「いや俺達は3人で行くから」
風間は阿倍野と天馬を見る。
「なら僕たち3人と、えーと小春ちゃんだったっけ?一緒にまわれば良いんじゃないのか?」
天馬はそう言う。
「あのなら私も連れていって下さい!」
茜が顔を赤くして言う。
「それじゃぁ五人で、小野田君達はどうする?」
天馬は圭介を見る。
「あー3人で廻るかな…」
圭介は苦笑いして言う。横からの視線が痛い。
「私は部長が元気になったら合流する」
響は綾子を見て言った。
「ならそう言う事で」
圭介がため息をついて言った。
圭介と零とよしねは色々なアトラクションに乗り楽しんだ。のように見えるがそうでもない。
そこには嫉妬の嵐が吹き、圭介はその空気が辛かった。
「次どこ行くんだ…?」
圭介は二人を見る。二人はお互いを睨みあう。
「ならあそこに行こうか圭ちゃん!」
よしねが指を指した方向には日本で一番怖いお化け屋敷があった。
圭介は絶句した。
「良いわね行きましょ」
零は笑って言った。
圭介は心の中で思う。
誰カ助ケテ
幽霧学園と書かれたお化け屋敷。
設定は戦後とある学校にて人体実験が行われていた。そこの学園には魔術師がいて死人を生き返らせるという話
「病院じゃ無いだけましかな…」
早くもびびり始める圭介。
「圭ちゃんアタシ怖いよー」
よしねがふざけて言った。
「そうかなら行くのやめね!?」
圭介は声を震わせて言った。
「駄目よ行きましょ」
「そうだよ圭ちゃん!行かなきゃ駄目なの!」
圭介は覚悟を決めた。
ちなみによしねは圭介がお化け屋敷が苦手なことは知らない。
暗い学園内、廊下は血だらけ、人の気配も感じる。
よしねはある作戦を決行しようとする。それは
か弱い作戦!!
幽霊が怖いと言って圭介に抱きつきまくる。するといつものよしねとは違う。そこにギャップが生じる。男はギャップに弱いと茜が言っていた。
この作戦も茜が考えたもの。
よしねはしっかり圭介に捕まる。
そして幽霊が出てくる。
よしねは思う。今だ!
「きゃー怖いよー圭ちゃん」
「ぎゃぁぁぁあああ!!!!!!!」
圭介は走り去った。
「あれ?えっ?嘘あれ?」
よしねは茫然とする。
零は笑いをこらえた。
圭介はいつの間にか二人とはぐれた。一人のお化け屋敷ほど怖いものはない。
「やべぇどうしよ…死神出そうかな…」
かなり弱っていた。
すると後ろから肩を叩かれた。
「にょぁぁああ!!」
圭介は逃げようとしたが捕まった。
そこにいたのは少しキレてる響がいた。
「何びびってんだよっぷふふふ…」
響は笑い始める。
「うるせぇよ、って部長は?一緒じゃないのか?」
圭介は辺りを見回す。
「途中まで一緒に居たんだけど、大声あげてどっかに走ってった」
「何やってんだ…」
圭介が呆れた。
「お前が呆れる立場じゃ無いだろ」
響が圭介の頭をチョップする。
「てことは響今一人か…どうだ?一緒に行かねぇ?」
「断る」
「頼む」
圭介が手を合わせて頭を下げた。
「しょうがない…ならアイスクリーム工房のダブルチーズクリームおごれよ」
「えっと…それはアイスクリームなのか?」
圭介は首をかしげた。
何とか外に出れた。圭介は零と連絡した。そして10分後零とよしねが来た。
よしねは泣いていた。
「どうしたの!?」
圭介は零に聞いた。
「あまりにも怖くて泣いたのよ」
「大丈夫か~」
圭介はよしねの頭を撫でる。
「うっぐすっふぇん圭ちゃ~ん」
よしねは圭介に抱きつく。
「今回はしょうがないわね」
響は目をそらした。




