過去との因縁。by圭介←私も過去に戻ってちゃんとしたキャラ作りたいな。by綾子←いちいち邪魔しないでもらえますか!by圭介
ある女の子が2つのぬいぐるみを見て迷っていた。
「ねぇ〇〇くん。どっちがいいかな?」
「俺に聞くなよ。つーか迷うなら2つ買おうか?」
「いいよ~、そこまでしなくても」
「誕生日のプレゼントとクリスマスの何だから2つ買えるぞ」
男は2つのぬいぐるみを持ってレジに行く。
「ありがとうね〇〇くん。2つも買ってもらって」
「まぁ誕生日だし」
照れる男
「ならこっちのウサギのぬいぐるみはユリナに渡そう!」
女はウサギのぬいぐるみを高く上げる。
「会計するから返せ!」
女はレジの店員にぬいぐるみを渡した。
外を歩く二人。とても寒い外だった。
「じゃあ、私こっちの道だから」
女は暗い路地の方へ進んだ。
「大丈夫か?送ってくぞ」
「大丈夫!近道だし」
女はグッドのポーズをした。
そして暗い道を行った。
ふと男は気が付いた。
「あいつ熊のぬいぐるみ置いてってるし!」
男は急いで女の後を追った。
男は女の家の方向へ進んでいく、しかし全く女と出会わない。
そして誰かの悲鳴が聞こえた。
男は悲鳴のあった方へ走った。するとさっきまで一緒にいた女が、不良に絡まれていた。
「やめろー!」
男は不良の一人に飛び蹴りをくらわせた。
しかし、全く効かない。不良達は男に襲いかかった。
男が気が付くと不良達は消えていた。そしてそこに残っていたのは、見るも無惨な女の姿がいた。彼女の持っているウサギのぬいぐるみはボロボロに引き裂かれ、女もウサギのぬいぐるみのようになっていた。
男は女を強く抱き締めた。そして
「うああああ!!!」
男の悲痛な叫び声が真っ暗な夜に響き渡った。
「うああああ!!!っあ、はぁ、はぁ…またかよ…」
悪夢にうなされていた男。男の左目の瞳は赤く不気味な色をしていた。
『旦那…大丈夫ですか?最近ちょっとうなされてまっせ』
「大丈夫だ…」
男は顔に手を被せた。そして手をおろす。その時左手に柔らかい感触がした。男は左手を見ると美女の胸に触れていた。何故か美女裸であった。なので男は直に女の胸を触ってしまった。
「なああああ!何してんだ零!!」
女は目を覚ました。
「あらおはよう。まだ5時じゃない。もう一眠りさせて」
「だったら自分の部屋で寝ろ!!」
「別に良いじゃない」
「良くない!つーか前隠せ前!!」
「良いじゃない」
「良いわけねーだろ!!」
こうして悪夢から覚めた男は今度は違う悪夢?へと落ちていった。
女は朝食を作る。女の名は 島田 零。男の家に居候している。
男の名は 小野田 圭介。彼は今朝刊を読んでいた。
「ご飯出来たわよ」
零が圭介を呼んだ。二人は朝食をとる。
「何か元気無いわね?どうしたの?」
零が圭介を心配そうに見る。
「そりゃお前のせいだろ。毎朝人の布団に入りやがって!」
「あら幸せじゃない」
「どこがだよ!」
圭介は味噌汁を飲む。毎度思うが零の作るご飯は絶品である。しかし、彼女のストーカー並の行動力は引く。
「でもアナタ最近うなされてばかりよ。本当に大丈夫?」
圭介は何も答え無かった。
修行7日目、とうとう最終日だ。
「前の話は修行始まりだったのにもう終わりかよ」
圭介が不満そうに言う。
「確かに月日は早いわね」
いつも旧校舎に向かう圭介と零。そして旧校舎に着いたのだが、旧校舎のグランドに二つの人影が見えた。
「ねぇあれ、田中先生と山奈先生じゃない?」
零が指差して言う。
「本当だ。何してんだ?」
圭介と零は歩みよる。二人の先生は息を切らしていた。ただ事ではない。
「先生何があったんですか?」
零は田中先生に聞く。
「…何も無かったわよ。ただ走り過ぎちゃって」
笑って誤魔化した。
「そうそう、あれだよ、放課後の魔術師とは一切関係無いから安心して!」
山奈先生もそう言った。
零は少し黙った。そして
「わかりました。今はそうしておきます。行きましょ」
零は圭介の腕を引っ張って旧校舎の中に入って行った。




