内容とは関係無いけど、私眼鏡掛けてることしってんのかな?by綾子←忘れてるわね。by零←眼鏡と顧問は似たようなものby圭介
明彩学園、1階の保健室にて
気絶している圭介をベッドに寝かせた。小春もようやく元に戻った。田中先生はティーカップに紅茶を入れて皆に配った。
そして椅子に座り圭介の寝ているベッドの方を見た。
「多分1時間もあれば目は覚めるはずよ」
そして紅茶を飲む。
零は響の方を見て言う。
「一体何が起こったの?」
「私にもさっぱり」
「本当は知ってるんじゃないの?」
田中先生は響に微笑んで言った。
「私が説明するわ。彼の体は今魔力中毒おかされてるの」
「魔力中毒?」
小春が田中先生に聞く。
「魔力ってのはね、普通の人間が浴びたら死に至るようなものなの。簡単に言えば一酸化炭素中毒」
「かけ離れてます先生」
零が田中先生につっこむ。
「とにかく彼は危なかったって事ね。でも、誰かさんが魔力を中和してくれたおかげで大事には至らなかったけどね」
「じゃあ圭介先輩は死なないんですね」
「えぇ」
再び紅茶を飲む田中先生。
「でも、誰が中和なんてしたんだろうね」
綾子が言う。
それに律儀に零は答える。
「少なくとも、白魔術に関係する人物か、あるいは天使とか」
零は響を見た。
「私は何も見てない」
「そぉ」
空気が止まった。その空気を再び流したのは小春だった。
「あの…中和とか白魔術とか良くわからないんですけど…」
「仕方ない!私が教えてあげよう」
そう言った綾子は今回の圭介の事と魔術に関することを話した。
まず魔力ついて説明しよう。魔力とは元々悪魔達が使う力の事である。なので人間には使えない。
もし使えば命に関わってくる。人間にとって魔力は毒である。
「おそらく圭介は生身のまま、魔力に関係のあるものに触れて魔力中毒を起こしたんだと思う」
「じゃあ何で魔力中毒が治ったんですか?」
小春が綾子に聞く。
「魔力は負の力が根源、だから負の反対の力、正の力を与えれば魔力中毒は治る。でも誰が中和してくれたのかはわかんないけどね」
「じゃあさっき言った白魔術とは何ですか?」
「白魔術は天使を召喚させる魔術。黒魔術は悪魔を召喚させる魔術。それだけだよ」
綾子は紅茶を飲む。
「う~んデリシャス」
「てことは天使は正の力を使えるんですね…はぁ…」
関心する小春。いつもの部長ではない。けど部長らしい。
「でもどうして田中先生はこの事知ってるんですか?」
小春が今度は田中先生に聞く。
「それは私が悪魔研究部の顧問だからよ」
「ええええ!!」
今まで話の話題にも出なかった顧問がここに現れた。
「ちなみに後もう一人顧問が居るのよ」
「えええええええ!!」
さらに驚く小春。
「零先輩と部長は知ってたんですか?」
小春が零と綾子に聞く。
「そりゃまぁね」
「ごめんなさい、伝えて無かったわね」
「ええええぇ…」
急に何だか力が抜ける小春。
「じゃあ後もう一人の顧問って誰だ」
響が零に聞く。
「私だ!」
保健室のドアが開く。そこに立っていたのはジャージを着た女教師だった。
「私が悪魔研究部顧問 山奈 理香子だ!」
「あっ体育の先生」
「そうなんですか。…えっ!?でも何で体育の先生と保健室の先生が悪魔研究部の顧問を?」
小春が二人に聞く。
田中先生が言った。
「実は私達悪魔を召喚出来るのよ。そして明彩学園の卒業生でもあるのいわゆるOGよ」
そして田中先生は席を立ち、新しいティーカップを取りだし紅茶を入れて山奈先生に渡した。
「かれこれ10年前位だな…」
山奈先生が紅茶をすする。
「そうね…でも嘆かわしいわ。今もまだ放課後の魔術師は居るんですもの…」
「えっ!?えっえっええええ!!」
小春があり得ないくらい驚いた。
そして
「うあああ!!」
とベッドから叫び声がした。圭介も目覚めた。
圭介が目覚めた後、お開きとなった。
「明日からは私達も君らの修行に付き合ってあげるからな」
山奈先生が自信満々に言う。
「何で先生が顧問やってんですか?」
圭介が山奈先生に聞く。ちなみに圭介にとって山奈先生は担任の教師である。
小春はまだ放課後の魔術師の件でパニックになっている。それを見た圭介はまだ小春が元に戻って無いと勘違いする。
「私は正常です!!さっきはあれですけど……」
圭介は小春に怒られた。
帰り道、今日は時間が時間だったのでコンビニ弁当を買うことにした。ふと昨日までの自分を思い出す。
「んーどれにしようかしら」
零がパスタかカレーで悩んでいた。
昔似たような事があったな…。あの時は熊のぬいぐるみかウサギのぬいぐるみで迷ってたんだっけか…。
そして圭介は思い出した。自分が気を失った時に見た夢を。
その瞬間圭介は腰を抜かした。
「大丈夫圭介?まだ具合悪いの?」
「いや…大丈夫だ…」
圭介が見た夢それは…




